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外国特派協会記者会見5月31日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開します映画『わたくしどもは。』。 |
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富名哲也監督、畠中美奈P、片岡千之助登場本編上映後、興奮冷めやらぬ会場に登場した3名は大きな拍手で迎えられた。はじめに英国ロンドン・フィルム・スクールに通っていた富名監督は流暢な英語で「本日はFCCJにお招きくださり、また皆さまご来場いただき誠にありがとうございます。今回の記者会見を受けて、何かメッセージ等受け取っていただけましたら幸いです。」と挨拶。 片岡も「(公開順は前後しますが)今回が初めてお芝居をされた長編映画であったいうことで、日本においてはマイノリティという立場を代表して、非常に重要な役を演じられたわけですが、しかも佐渡島までへ行き、その体験はいかがでしたでしょうか。」という質問を受けて、 |
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外国特派員協会員Q&A Q.この作品を観て、是枝監督の『ワンダフルライフ』(99年)という作品を思い出しました。この作品に対しての何かしらのリアクションだったのか、「僕だったらあの世、この世をこのように描きたい」など思って作りに至ったのか教えてください。 Q.冒頭のシーンでは太宰治の心中のイメージが浮かんできたのですが、ストーリーが進んでいくうちに死んでいるのか死んでいないのか難しい状況で、モヤモヤを感じていました。それは監督の意図なのか伺いたいです。片岡さんにもお伺いしたいのですが、非常に難しい映画だと思うのですが、実際に演じてる時に監督から何らかの説明があったのか、現場はどのように進んでいったのか教えてください。 片岡:僕自身は最初に台本を見た時に、この人死ぬんだなという解釈をしたけど、後々の解釈で言うと、生きていた、と言うことになるのかなと思います。 Q.あの色合いといい、撮影が非常に美しいと思いました。画角についてもスタンダードサイズで撮られておりますが、今回このような撮影の手段を取られた理由と、撮影監督の仕事について教えてください。 Q.全ての演技者の長い言葉のない表情だけの演技がすごく印象的で、田中泯さんの天窓に向かって描く演技も素晴らしかった。全ての出演者達がセリフなしでいろんな表情を見せていたが監督の指導があったのでしょうか。それとも、私たちがいろんなことを想像することと同じように演技者の方達もいろんなことを考えて演じられていたのでしょうか。 Q.片岡さんにお伺いします。監督がおっしゃられたように、細かい演技指導はされなかったのでしょうか。 Q.夫婦で働くことの喜び、そして難しいことはどういったところでしょうか。 |
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『わたくしどもは。』公式サイト: 5月31日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開 物語・・・ |
小松菜奈 松田龍平
片岡千之助 石橋静河 内田也哉子 森山開次 辰巳満次郎 / 田中泯
大竹しのぶ
音楽:野田洋次郎
監督・脚本・編集:富名哲也
企画・プロデュース・キャスティング:畠中美奈 製作・配給:テツヤトミナフィルム
配給協力:ハピネットファントム・スタジオ 宣伝:ミラクルヴォイス
2023年/日本/101分/カラー/スタンダード/5.1ch
©2023 テツヤトミナフィルム
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会