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オープニングセレモニー

 
日本セルビア映画祭(JSFF)が、6/14(金)~16(日)の3日間、UPLINK吉祥寺にて開催中です!
 
今年の日本セルビア映画祭(JSFF)は、開催10周年となり、「LASTING/永続」をテーマに、映画のジャンルや規模を問わず、様々な短編・長編映画が上映されています。
 
日本セルビア映画祭は、2014年に日本の短編映画祭としてスタートし、映画を通じて、セルビアと日本の文化交流を促進し、多様性を称え、芸術的なコラボレーションを促進するイベントととなっております。
 
本日(6/14)からUPLINK吉祥寺で始まった日本セルビア映画祭。
OPセレモニーには、『真珠の耳飾りの少女』や『ハンニバル・ライジング』などで知られ国際的に評価を受けるピーター・ウェーバー監督や前在セルビア日本大使の角﨑 利夫氏(つのざきとしお)が登壇。
 
本映画祭の日本セルビア映画祭マネージング・ディレクターを務めたヨヴァナ・ステヴィッチ氏は「皆様、ご来場いただきありがとうございます。こうして第10回日本セルビア映画祭にて、皆様に挨拶できることを大変光栄に思います。そして、協力いただいた全ての皆様に感謝をいたします。今回で第10回となる本映画祭は始めた時から挑戦の連続でした。財政面で難しいこともありましたが、その都度、皆さんに協力をいただき、お蔭様でここまで来ることができました。そして今年の映画祭のテーマは【LASTING/永続】です。UPLINK吉祥寺で、本日から3日間、セルビアと日本の映画、そしてパネルディスカッションなどを様々なプログラムをご用意しましたので、お楽しみください。」と開会の挨拶。
日本セルビア映画祭_
続けて「文化交流のために私たちが行ってきた今までの努力が実を結び、2025年大阪万博のセルビアパビリオンをデザイン&コーディネートをすることにもなりました。今後もいろんなことができるような気がしています」と今後のセルビアと日本の文化交流の展望についても語った。
 
日本セルビア映画祭_
また前在セルビア日本大使の角﨑 利夫氏(つのざきとしお)は「今年は映画祭10周年という節目を迎えております。私は2013年にセルビアから帰国しました。本映画祭の日本での開催は2年後の2015年から始まりましたので、ちょうど第1回目から参加をしてきまして、10年経ったということでございます。スタート当初は こんな立派な映画館ではなくて、古民家を使って、それこそ手作りの映画祭をやっておられたという風に記憶しております。そして10回目の今回のテーマが【LASTING/永続】です。私はこのラスティングという意味は、本映画祭そのものが10年間ももやってきたことを意味すると感じますし、また今後もさらに何年も続いてほしいし、させるぞという意味合いがこもっているんではないかなと勝手に想像をしております。両国の文化芸術交流の1つのプラットフォームとして映画は非常に大きな役割を果たすものだと考えております。私は映画の全くの素人ではございますが、日本には黒沢明あるいは小津安二郎といった巨匠がいたということ、あるいはセルビアにも、エミール・クストリッツァという巨匠が活動しておられるということくらいは知っております。ただ、こういった巨匠に限らず、両国にはまだまだ素晴らしい映画監督や映像作家の皆様が活躍しておりますので、この映画祭が、そういった方たちの世界に飛躍する1つの踏み台になればいいなと願っております。この本日から3日間、 映画祭ございます。素晴らしい映画もあると思いますので、ぜひ楽しんでいただければと思います」と語った。
 
日本セルビア映画祭_
そして、本映画祭の審査員を務める世界的に活躍する映画監督のピーター・ウェーバー氏は「第10回日本セルビア映画祭へようこそお越しいただき、ありがとうございます。日本セルビア映画祭は、文化の架け橋としての映画制作の重要性を示す大変魅力的な異文化交流イベントだと思っております。また地理的に遠く離れた2つの国の文化への大きな理解とつながりをもたらすと思いますので、是非映画祭を楽しんでください。また日本の映像制作者たちの才能をヨーロッパで広めたいとも思って本映画祭は活動しております。セルビアの映画だけではなく、日本映画を紹介できることも嬉しく思います。そして本映画祭の審査は少しユニークな方法をとっていて、セルビア人の審査員が日本映画を選出し、 日本人審査員がセルビア映画を選出しています。変わった工程で選出されているからこそ、新しい発見や新しい才能が発掘できるんじゃないかと思いこれまでもそうしてきました。これまで10年映画祭やってきまして、大変有名になった映画監督もおり、とても嬉しく思います」と映画祭への想いを語った。
またピーター・ウェーバー監督より映画祭のサプライズゲストとして呼ばれて登壇したのは初期から審査員を務める俳優の大島葉子と菟田高城。
大島氏は「皆さん、こんにちは。映画祭の審査員を務めました大島葉子と申します。関係者の皆様、10周年おめでとうございます。すごく嬉しいです。初期の頃から関わらせていただいて、セルビアにも行きました。映画祭がこのように大きくなっていくことを本当に嬉しく思っています。これからも応援してください」と挨拶し、続けて菟田氏は「過去に映画祭の審査員をさせていただきました俳優の菟田高城です。この映画祭はスタッフの皆さんが映画が好きだからなのか、初めて会った時からお会いするたびに変わらずずっとあったかくて、とても素敵な気分になります。本当に10周年おめでとうございます」とコメントし、オープニングセレモニーは和やかなムードで終了し、熱い映画祭は開会となりました。
 
その他、『遠まわりする青』の監督・木村凌氏、俳優の生津徹氏、川村誠氏 、『直人と美咲の日々』の監督・今野雅夫氏登壇による、「セルビアとの共同制作の可能性について」のパネルディスカッションなども行われ、盛り上がりの中、初日が終わりました。

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第10回日本セルビア映画祭

開催日程:2024 年 6 月 14 日(金)ー6月 16日(日)
会場:UPLINK吉祥寺 スクリーン 3
〒180-8520 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目5−1パルコ地下2階
 
本日(6/14)から3日間、UPLINKにて開催されている第10回セルビア映画祭。明日以降もバラエティ豊かな作品と共に映画を盛り上げます。プログラム詳細はJSFF公式サイト(https://www.jsffest.com/)にてご確認ください。
 
また当日券(全プログラム)はUPLINK吉祥寺会場窓口、またはUPLINK吉祥寺HPにて絶賛発売中!詳しくは、UPLINK吉祥寺HP(https://joji.uplink.co.jp/movie/2024/22463)にてご確認ください!
日本セルビア映画祭

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主催:CULTCRAVE/日本セルビア映画祭(JSFF)
共催:株式会社クローバーアーツ
企画制作・運営:株式会社クローバーアーツ/株式会社シンカ
協力:在日セルビア共和国大使館、UPSアカデミー
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