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祝公開前日祭舞台挨拶

 
前田哲監督が満を持して草笛光子を主演に迎えて製作した映画『九十歳。何がめでたい』が、いよいよ6月21日(金)に公開となります。
 
そして、6月20日(木)に本作の公開前日祭舞台挨拶が行われ、主演の草笛光子をはじめ、唐沢寿明、真矢ミキ、藤間爽子、LiLiCo、宮野真守の豪華キャスト陣、監督を務めた前田哲が集結!いよいよ公開を迎える本作にかける想いを熱く語りました!また、公開を祝し原作者の佐藤愛子から草笛にお手紙のプレゼントが!さらに、本作の主題歌を担当した木村カエラも駆け付け、草笛にお祝いの花束を贈呈!!
『九十歳。何がめでたい』祝公開前日祭
 
祝公開前日祭舞台挨拶
日時:6月20日(木)
場所:有楽町マリオン 丸の内ピカデリー
登壇:草笛光子、唐沢寿明、真矢ミキ、藤間爽子、LiLiCo、宮野真守、木村カエラ、前田哲監督

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キャスト&監督登壇

 
初めに、一足先に映画を観終えたばかりの満席の観客に向け、また明日からの映画公開を楽しみにしているファンへ見どころなどをそれぞれがコメント。
先ずは、直木賞を始め数々の受賞を重ねた90歳の作家・佐藤愛子を演じた草笛が「今日はお忙しいところお越しくださりありがとうございます。楽しい映画になっているはずです」と挨拶。
『九十歳。何がめでたい』祝公開前日祭
続いて、仕事も家庭もうまくいかず、愛子先生にエッセイの企画を持ち込む昭和気質な編集者・吉川真也を演じた唐沢は開口一番「仕事と家庭は上手くいっております」と役柄との違いについてコメントし、再び会場の笑いを誘った。
『九十歳。何がめでたい』祝公開前日祭
「今日は感無量です。こうやって皆さんに来ていただいて…。九十歳で映画の主演をされた方は草笛さんが初めてとのことなので…」と話始めるも「本当ですか~?」と草笛がすかさず割り込み、「そうですよ!何度も言ったじゃないですか!」と唐沢がつっこみ、「同い年じゃないの?」「違います!」と、映画の見どころでもある愛子と吉川の劇中さながらの息の合った掛け合いが舞台上でも繰り広げられた。
 
エッセイ企画を陰ながら見守る、愛子の娘・杉山響子を演じた真矢は「公開は明日からですが、皆様にいち早く観ていただけたこと、嬉しく思います。今日は上映が終わった後なのでお1人お1人に感想をお聞きしたいくらいです。今日ご覧になった感想を色々な方へお話いただければと思います」と観客へ呼びかけ、
『九十歳。何がめでたい』祝公開前日祭
猪突猛進な祖母を心配する孫の杉山桃子役を演じた藤間は「皆さんもきっと感じてくださっていると思いますがとても楽しい映画で、何より草笛さんが可愛くてチャーミングでそしてかっこよくて素敵で、近くでお芝居を見させていただいて刺激をいただきました。若い人たちにも沢山観ていただきたいです」、
『九十歳。何がめでたい』祝公開前日祭
吉川の上司で女性誌の編集長・倉田拓也を演じた宮野は「私は普段は主に声優をしており実写映画へのオファーが驚きだったのと、オファー時に唐沢さんの上司だと知り、とても驚きました。台本を読んだら『なるほどな』と。後輩だけれども今は上司と言う立場でのびのび演じさせていただきました。唐沢さんは撮影中何気ない話をしながら和ませてくださってとても楽しく演じることが出来ました。生きるって素晴らしいと思わせてくれる映画なので、沢山の方々に観ていただきたいです」、
『九十歳。何がめでたい』祝公開前日祭
愛子の行きつけの美容室で働く美容師役のLiLiCoは「私ごとですが、沢山の洋画を紹介してきたことで淀川長治賞を受賞させていただきまして、でも今日は出演している邦画のお仕事で不思議な気持ちです。どの登場人物もしっかり個性が出ていますよね。どの立場から見ても何かしらを感じたり、年を重ねるのって良いな、早く九十歳になりたい!と凄く楽しみな気持ちになる作品です。おばあちゃんと娘/息子そして孫と三世代で楽しめる珍しい映画なんじゃないかと思います」、
『九十歳。何がめでたい』祝公開前日祭
監督は「この映画は色々な奇跡が重なって完成できたと思っています。何より九十歳の佐藤愛子先生役を九十歳の草笛さんが昨年の10月から約2カ月間の撮影中ずっと演じ切ってくださり、元気に撮影を終えたことが本当に凄い奇跡ですよね。周りの俳優さんたちも皆草笛さんのことを支えてくださって、皆大好きになって仲良くなって」と撮影中の和気あいあいとした雰囲気そのままに、登壇者たちがそれぞれに作品への思いや見どころを熱く語った。
『九十歳。何がめでたい』祝公開前日祭
 

原作者の佐藤愛子から手紙

続いて、映画の公開を祝し、なんと原作者の佐藤愛子から自身の役を演じた草笛に宛てた手紙が到着するというビッグサプライズが! 佐藤が寄せた心のこもった温かい言葉の数々に会場中から大きな拍手が沸き起こった。感無量の様子の草笛は、「びっくりいたしました。本当にご本人がこの場にいらしたら良かったのに。(嬉しくて)本当にしがみつきたいくらい!」と喜びを爆発させた。そして、”めでたい”お祝いはこれだけでは終わらず・・・。
 

木村カエラ、登場

本作で主題歌を担当した木村カエラが花束を抱えて登場。
『九十歳。何がめでたい』祝公開前日祭
「公開おめでとうございます」と花束を贈る木村に「ありがとう」と笑顔の草笛は、記念すべきベストショットを抑えようとカメラを構える取材陣にも「はーい!」と手を挙げて嬉しさをアピールするチャーミングな姿を見せた。
『九十歳。何がめでたい』祝公開前日祭
主題歌「チーズ」は本作のために書き下ろされた楽曲。
木村は「佐藤愛子先生の潔い良い生き方、スカッと晴れた空のような世界観や勢いがかっこいいなと感じ、軽快な音楽にしたいと思い作りました。」と楽曲へ込めた思いを述べた。映画については、「観終えたあと、心がすごく楽になりました。情報が多いこの世の中で、シンプルに生きる方法、もっと心が素直であって良いのだと教えてくれる素晴らしい作品でした。キャストの方々も監督も素晴らしく、大好きな映画です」と熱量ある感想を語った。
 

最後に

観客へのメッセージを求められると、前田監督が「明日から公開ということで、この作品がこの後どう育っていくか、あとは観客の皆さんが育てていただければと思います。丹精込めて作った映画、我が子がどう育っていくか楽しみです。愛情をもって」と語れば、草笛は「本当にありがとうございます。この場で皆様にご挨拶できて嬉しく思います。『九十歳。何がめでたい』、私も九十歳になりました。これからもよろしくお願いします。『九十歳、よろしくどうぞ!』」と締めくくり、会場は温かな拍手に包まれ、終始“めでたい”空気に満ちた祝公開前日祭舞台挨拶は終了となった。

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『九十歳。何がめでたい』

 
 
2024年6月21日(金)全国公開
 
実在の主人公・作家佐藤愛子を演じるのは、昨年の10月22日に“90歳”を迎え、益々活躍の幅を広げる草笛光子。近年では映画『老後の資金がありません!』で、主人公を悩ますチャーミングな浪費家の姑役、映画『次元大介』では、世界一の銃職人役と、幅広いキャラクターを演じていますが、今作では“世の中を痛快に一刀両断する90歳の作家”という役どころに挑みます。
100歳の現役作家と90歳の現役俳優の、めでたいふたりのタッグで、「生きづらい世の中」に悩むすべての人に贈る、現代社会を“一笑両断”する笑いと共感の痛快エンターテイメント映画が誕生します!
 
 
草笛光子_誕生日『九十歳。何がめでたい』

九十歳。何がめでたい

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出演:草笛光子
   唐沢寿明 藤間爽子 木村多江 真矢ミキ
企画・プロデュース:岡田有正 企画:古賀誠一 石塚慶生 
プロデューサー:近藤あゆみ 山田大作
原作:佐藤愛子「九十歳。何がめでたい」「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」(小学館刊)
監督:前田哲 
脚本:大島里美 音楽:富貴晴美
製作:2024映画「九十歳。何がめでたい」製作委員会
制作プロダクション:スタジオブルー 配給:松竹
©2024映画「九十歳。何がめでたい」製作委員会 Ⓒ佐藤愛子/小学館
※原作コピーライト:Ⓒ佐藤愛子/小学館
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