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阪元裕吾監督@活弁シネマ倶楽部

3月24日(金)より新宿ピカデリー他にて公開の映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』監督・脚本の阪元裕吾が、映画を語るWEB番組「活弁シネマ倶楽部」にゲスト出演。文筆家の折田侑駿がインタビューを行いました。

監督作は、「“1年で企画をして公開される”というのが半年おきに起きているサイクル」というほど超売れっ子となった阪元監督。「企画として強いものしか撮らない。何か見たことないなだとか、今の空気に合っているというような作品を作りたいと思っている。」「アクションがなくても満足してもらえる脚本になるまで悩んで書いている。」とこだわりを話した。

ロングヒットとなった前作『ベイビーわるきゅーれ』(2021年7月30日公開)については、「『花束みたいな恋をした』(2021年1月29日公開)が固有名詞がバンバン出て、似たような会話をしてるなと思って、うわーって思ったんですけど、爆裂にヒットしたので、『ベイビーわるきゅーれ』もいけるんかな?と思った。」と心情を告白。

実は、熱狂的なファンの後押しで製作が決まった続編『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』内で『花束みたいな恋をした』についての言及があり、折田は、「(『花束みたいな恋をした』の)絹と麦と(『ベイビーわるきゅーれ』の)ちさととまひろは対照的で、どっちがいいか悪いかではなく、価値観が違うというあたりに、日常の眼差しが端的に表れていた。彼女たちを肯定したいと思った。」と話した。

折田は、『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』ついて、「殺し屋二人の生活をワクワクしながら見た。心地よいテンポ感だったり、パワーアップしている。熱狂ぶりが引き継がれている。広く愛される作品になるのでは。」と絶賛!

監督は、「ラスボスをまひろに設定した。『1』では挑戦者だった主人公二人が迎え撃つ側になる。」、「『刑事とか探偵でいいじゃん』と思われたくなくて、殺し屋である必然性を考えて脚本を書いた。」そうで、「殺し屋だからこういうシーンはこうなるよね」というのを切っていき、「『1』にさらに緩さが加わった」とのこと。

「前作は映倫区分がPG-12だったけれど、2作目はPGになり、小学生でも誰でも楽しめる殺し屋映画になった」、「『1』は直接的なエグい感じだったけれど、『2』は死体がぽつんみたいな感じにした。」と違いを話した。

『1』と『2』のアクションの違いについては、「園村アクション監督に言ったわけではないけれど、全然違うアクションにしてくれた。最初の(本作の敵である)ゆうりとまことがアパートで戦うシーンは、状況もプロフェッショナル度も(主人公の二人と)違うからああなった。あのアパートのアクションシーンは夢だった。銀行強盗のバトルについては、(まひろ役の)伊澤(彩織)さんと『コミカルなアクションを目指しましょう』と話していた。」と、多彩なアクションシーンについて解説。銀行でのアクションについては、テキストインタビューではわかりづらい、動画インタビューだからこそわかりやすいマジックの裏話も!ぜひYouTubeでチェックを!

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■活弁シネマ倶楽部

活弁シネマ倶楽部 公式HP:
https://katsuben-cinema.com/

活弁シネマ倶楽部 公式ツイッター:
@katsuben_cinema

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『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』

サイト:
https://babywalkure.com/

ツイッター:
@babywalkure2021

Instagram:
@babywalkure   

TikTok:
@babywalkure.official

イントロダクション

あの2人がついに、スクリーンに帰ってくる…!?
殺し屋女子 2 人組のアクション映画、待望の続編『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』の公開が決定!!
殺しの腕はピカイチ、でも社会にはなかなか馴染めない… そんな二人が成長(したりしなかったり…?)する、 楽しさ満載の青春エンターテイメント!!
若き才能が自由にぶつかり合う奇跡の化学反応!!
漫画から飛び出たような個性豊かなキャラクターたちが奏でるオフビートな笑いと本格アクション!!
前作は、Filmarks 初日満足度ランキング第 1 位(2021 年 7 月第 5 週公開映画)
日本映画批評家大賞・新人賞(第 31 回新人監督賞:阪元裕吾/新人女優賞:伊澤彩織)
そして… 北米最大のジャンル映画祭・ファンタジア国際映画祭など世界の映画祭でも絶賛!!
その面白さから業界内外問わず口コミにより大絶賛。 第2作目となる今作は、新キャラ登場、アクション、もちろんゆる〜い日常も健在で 前作よりパワーアップ(したりしなかったり…?)でお届け!!

監督と脚本は、前作で才能を幅広い層に認められ、一躍大注目の監督となった阪元裕吾。アクション監督は、前作に引き続き、ジョン・ウー監督の『マンハント』等でジャパンアクションアワードベストアクション監督賞を受賞し、小沢仁志の還暦記念映画『BAD CITY』では監督も務める園村健介。
ちさと役の髙石あかりは、前作公開後、二宮健が監督を務めたドラマ「生き残った6人によると」を始め数々の映画やドラマに出演し、目黒蓮×今田美桜の東宝映画『わたしの幸せな結婚』の公開も控えている。前作で初めて本格的に演技に挑戦したまひろ役の伊澤彩織は、スタントパフォーマー(※スタントウーマンとは呼んでいません)として、キアヌ・リーブス主演の『ジョン・ウィック: チャプター4』に2ヶ月参加するなど、着実にステップアップ。
前作に引き続き、KYONOがオープニングの楽曲を提供。フィーチャリングに迎えたROTTENGRAFFTYのN∀OKIと共に、物語の始まりにふさわしい、心沸き立つナンバーで盛り上げる。

あらすじ

ちさと(髙石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は、また途方に暮れていた…。
ジムの会費、保険のプラン変更、教習所代など、この世は金、金、金。金がなくなる…。
時を同じくして殺し屋協会アルバイトのゆうり(岩永ジョーイ)とまこと(濱田龍臣)兄弟も、途方に暮れていた…。
上からの指令ミスでバイト代はもらえず、どんなに働いたって正社員じゃないから生活は満足いかない。この世は金、金、金。金が欲しい…。
そんなとき「ちさととまひろのポストを奪えば正規のクルーに昇格できる」という噂を聞きつけ、作戦実行を決意。
ちさと・まひろは銀行強盗に巻き込まれたり、着ぐるみバイトをしたりとさぁ大変。そんな二人にゆうり・まこと兄弟が迫りくる…!
育ってきた環境や男女の違いはあれど、「もし出会い方が違えば仲良くなれたかなぁ」なんて思ったり思わなかったり、ちょっと寂しくなったりならなかったりする物語である。
ベイビーわるきゅーれ-2ベイビー_ポスター

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髙石あかり  伊澤彩織
水石亜飛夢  中井友望  飛永 翼(ラバーガール)
橋野純平  安倍 乙 / 新しい学校のリーダーズ / 渡辺 哲
丞威  濱田龍臣

監督・脚本:阪元裕吾
アクション監督:園村健介
主題歌:新しい学校のリーダーズ「じゃないんだよ」
オープニングテーマ曲:KYONO「2bRaW feat. N∀OKI (ROTTENGRAFFTY)」

製作:奥村雄二 人見剛史 松原 憲 小林未生和  エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介  
プロデューサー:角田 陸 後藤 剛  音楽プロデューサー:松原 憲  音楽:SUPA LOVE  
撮影:伊集守忠  照明:日比野博記  録音:五十嵐猛吏
美術:岩崎未来  スタイリスト:入山浩章  ヘアメイク:赤井瑞希 仁部遥香  ガンエフェクト・編集・VFX:遊佐和寿
音響効果:吉田篤史  アクションコーディネーター:川本直弘  助監督:工藤 渉  
制作:新関収一 小玉直人  スチール:富山龍太郎
「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会(TOKYO CALLING/ライツキューブ/SUPA LOVE/渋谷プロダクション)  
制作プロダクション:シャイカー
配給・宣伝:渋谷プロダクション
2023年/日本/カラー/シネマスコープ/5.1ch/101分
©2023「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会

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