映画情報どっとこむ ralph

山本晋也監督30年ぶりの最新作映画始動

エイズ、ハンセン病、原発放射能問題…。常に社会問題に向き合ってきた山本晋也監督が新たに選んだテーマは新型コロナウィルス問題である。
本作ではコロナを患ったという噂を立てられた一軒家を舞台に集落から孤立し、差別を受ける家族が社会に立ち向かうヒューマンエンターテイメントである。脚本は、今年「夜明けまでバス停で」でキネマ旬報ベスト・テン日本映画脚本賞などを受賞した梶原阿貴。撮影は今秋から開始される。

クラウドファンディングスタート

この度、制作支援のクラウドファンディングを8月5日(土)AM7:00~開始。
エンドロールにお名前を記載、完成披露上映会のご招待など様々なプランが用意されている。
山本晋也監督
MotionGallery URL:
@yamamotogumishinsaku

山本晋也監督コメント動画

山本晋也監督のコメント動画も到着した。

山本晋也です。
ご無沙汰しております。何十年かぶりに映画を撮ることになりまして、どういう脚本にしようか、どういう内容にしようか、いろいろ迷ったのですがコロナのパンデミックをテーマにしないわけにはいかないと思いました。(コロナは)したたかに生きてますよね。第9波とか、第10波とかどんどん増えていっても死なないんだから。田舎の町ののんびりした農家家族にコロナがポンと入ってきたらどうなるのか。誰でも気にはなると思うのです。そういう映画を作るのですが、僕のテーマである“清く正しく厭(いや)らしく”。これをテーマにして映画にします。おもしろいですよ。

映画情報どっとこむ ralph

監督:山本晋也

1939年東京都出身。
現在84歳。
日本大学芸術学部卒。旧NET演出部教養班所属。後、岩波映画に契約助監督として務め、羽仁進に師事。65年、フリーの独立プロ助監督となり、「狂い咲き」で監督デビュー。監督作は、「完全なる結婚」「未亡人下宿」「痴漢電車」「下落合焼とりムービー」「濡れ濡れ姉妹」「愛染恭子の未亡人下宿」(T)「安部譲二の懲りないシリーズ」「都会のタコツボ師」など多数。監督業以外で、俳優、レポーター、講演などマルチに活躍する。

脚本:梶原阿貴

東京都出身。1990年に映画「櫻の園」で俳優デビュー。2007年に「名探偵コナン」で脚本家デビュー。19年公開の映画「WALKING MAN」では、脚本・監督補を務めた。今年、映画「夜明けまでバス停で」で第96回キネマ旬報ベスト・テン「日本映画脚本賞」及びおおさかシネマフェスティバル2023「日本映画脚本賞」を受賞。同作は毎日映画コンクール日本映画優秀賞も受賞した。

映画情報どっとこむ ralph

あらすじ・・・

2020年春。
とある地方の村で60年以上暮らす永野家に、東京の大学に通う孫娘が帰省する。孫娘が持ち込んだコロナウィルスが家族に感染したという噂が、村中で広まったことから、一家全員が隔離生活を送ることになる。閉塞空間の中で、ストレスは極限に達し、そのうち各々の秘密や嘘が露呈する。
村八分にされた永野家は地域住民から受ける差別にどう立ち向かうのか―

***********************************

企画詳細
監督:山本晋也 
脚本:梶原阿貴 
プロデューサー:小林良二 
撮影監督:倉本和人 
助監督:平川弘喜
制作・配給:渋谷プロダクション

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ