2006年渋谷で実際にあった事件をモチーフに、忍成修吾さん、派谷恵美さんが「秘密」を抱えた夫婦を演じる『ひかりをあててしぼる』が、12月3日よりユーロスペースで公開!初日舞台挨拶に忍成修吾さん、派谷恵美さん、永山たかしさん、桜井ユキさん、そして、坂牧良太監督が登壇しました! 日時:12月3日(土) 場所:ユーロスペース 登壇:忍成修吾、派谷恵美、永山たかし、桜井ユキ、坂牧良太監督 |
|
渋谷の中でもディープな円山町にあるユーロスペースでのレイトショー。渋谷生まれ渋谷育ちの坂牧監督が放ったのは、渋谷の街でおこった10年前の事件をモチーフにした映画『ひかりをあててしぼる』。初日を迎え、忍成修吾さん、派谷恵美さん、永山たかしさん、桜井ユキさん、坂牧良太監督が大きな拍手の中登場。
と、舞台からの映画化であることを明かし。。。 キャストの皆さんの役作りの話へ
と、甘え上手なちゃっかり派谷さん。
登場人物の中では、観客に近いポジションの桜井さん。 桜井さん:一歩引いたところにいる役。壮絶なんですけど上映した試写を見て気づくことが多かったんです。皆さん頑張ったんだなと。 |
|
最後に・・・
永山さん:渋谷と言う街を象徴している作品です。みんなが観ている渋谷のイメージと見えてないところが描かれています。 桜井さん:見る方々によって、感情移入の仕方が違ってくる作品です。 派谷さん:監督が言っていた「この作品は俳優の顔と体を撮った作品だ!」と、おっしゃっていて役者の顔と体に注目してください。5日8日10日にもトークイベントしますので、2度3度来て観て下さい。 忍成さん:渋谷と言う身近な世界に異質の世界があったんだなと。スイッチが入れば誰もが・・・と思わせるストーリーです。お帰りの際は気を付けて。 坂牧監督:観ていただけることが映画にとって大切なこと。僕は生まれ育った渋谷を切り取りたくてスタッフキャストに助けられて作った映画です。 ハッシュタグは #ひかりをあててしぼる です。 |
|
なお、本作はTabloid Witch Awardsで最優秀作品賞と最優秀女優賞をW受賞しています。日本作品では初受賞。 物語・・・ 谷中浩平(忍成修吾)は、いわゆる普通のサラリーマン。ある日、友人の巧(永山たかし)と合コンに参加、そこにいた美しい女・木下智美(派谷惠美)に一目惚れする。浩平と智美は急接近し、やがて結婚することになる。当初は幸せな夫婦生活だった。しかし、虚栄心の強い智美は浩平を振り回すようになり、やがて二人の間に溝ができていく。自由を奪われたくないので、できた子供も堕胎を選ぶ智美。人に羨ましいと言われる生活をするため、高級マンションに住む。その為に借金をする…。智美に嫌われたくないと、必死に理想の夫を目指す浩平。しかし、ついに溜まっていた不満が爆発、智美に暴力を振るうようになる。体中痣だらけになるほど暴力を受けつづける智美。しかし、智美もまた浩平に依存していき、逃げ出す事なく暴力を甘んじて受けつづける。そのことを密かに知った巧は、智美を助けようとするが、逆に二人の間でボロボロになっていく。そして彼らが迎えた結末は、他人から見れば悲劇的なものだったが、智美にとってはある意味、幸せとも言えるものだった……。 渋谷ユーロスペースにてロードショー中!イベントもあり! |
忍成修吾 派谷恵美
桜井ユキ / Erina 江口亜衣子 川連廣明 真田幹也 / 永山たかし
坂牧良太監督作品 脚本:宮崎大祐 坂牧良太 プロデューサー:古賀奏一郎 松江勇武 竹村喜美江
撮影監督:古屋幸一 照明:加藤大輔 録音:岩間翼 美術:大藤邦康 編集:坂牧良太 音楽:下石奈緒美
主題歌:小南泰葉/「白闇」(ユニバーサルミュージック合同会社)配給宣伝:アルゴ・ピクチャーズ
2015年/83分/HD/日本 ©2016 ひかりをあててしぼる製作委員会