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プレミアイベント

 
いよいよ公開を来週6月27日(金)に控えた『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』は、主演の綾野剛、共演の柴咲コウ、亀梨和也、大倉孝二、迫田孝也、三浦綺羅、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫、そして、監督の三池崇史を迎えて《プレミアイベント》を実施!本編を初めてご覧いただくお客様を前に、レッドカーペット&舞台挨拶を行った。
でっちあげ
 
プレミアイベント
日時:6月16日(月)
場所:Kanadevia Hall(旧:TOKYO DOME CITY HALL)
登壇:綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也、大倉孝二、迫田孝也、三浦綺羅、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫、三池崇史監督
 

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レッドカーペット

 
この日、会場に集まったお客様は1000人。
壇上のスクリーンが上がると、タイトルロゴをバックに、スモークの中からキャスト&監督が登場した。
でっちあげ
客席からは黄色い歓声が上がり、会場のボルテージは一気にMAXに。大きな拍手に包まれながら、主演の綾野剛が登壇者10人を従えて、ステージの前方へ進む。豪華キャスト陣と監督が勢揃いする圧巻の光景に、客席からは更なる拍手が湧きおこった。一足先に作品をご覧になるお客様に向けて、綾野は「本日はお集まりいただきありがとうございます。プレミアイベント、開幕です!」と挨拶。柴咲らキャスト陣も会場を見渡し、綾野と共に笑顔を返した。
 
11人が一堂に会した華やかなフォトセッション後、キャスト&監督はそれぞれお客様の待つレッドカーペット上へ。
でっちあげ
でっちあげ
でっちあげ
でっちあげ
でっちあげ
小学校教諭の主人公・薮下誠一役の綾野剛と体罰を受けたとされる児童の保護者・氷室律子役・柴咲コウ、事件を嗅ぎつけた週刊春報の記者・鳴海三千彦役の亀梨和也と薮下の妻・薮下希美役の木村文乃、律子側の弁護士・大和紀夫役の北村一輝と薮下側の弁護士・湯上谷年雄役の小林薫と監督の三池崇史、薮下が勤める希望ヶ丘小学校の教頭・都築敏明役の大倉孝二、律子の夫・氷室拓馬役の迫田孝也、希望ヶ丘小学校校長の段田重春役の光石研がそれぞれグループになってマスコミの取材に応えながら、アリーナ&バルコニーのお客様にファンサービスを行った。薮下が担任をするクラスの児童・氷室拓翔役の三浦綺羅が綾野&柴咲のもとに駆け寄って仲睦まじくカーペットを歩くというほほえましい場面も見られ、熱量はそのまま、温かい雰囲気の中、カーペットイベントは進んでいった。
 

映画情報どっとこむ ralph ステージ上に再登場
 
お客様との交流後、一同がステージ上に再登場。
興奮冷めやらぬ様子の綾野が「こういった景色を作っていただいて、改めて感謝申し上げます。渾身の作品が誕生しました。各部署の繊細さ、濃密さをぎゅっと圧縮して一本の作品にまとめました。約129分、これまで感じたことのない、体験したことのない時間を提供しますので、是非楽しんでください!」と改めて挨拶すると、続く柴咲も「久々の三池組で演じることができて、とても幸せでした。」と、この日を迎えられたことへの喜びを伝えた。亀梨は「みなさんにとっても素敵な時間になるよう、面白いことを頑張って言います(笑)」と会場を盛り上げ、最年少・12歳の三浦が「みなさんに会えて嬉しいです!」と自己紹介をすると、会場からは「可愛い~!」の声が漏れた。息の合ったチーム感を見せるキャスト陣だが、この日は本作初のイベント。撮影から9ヶ月が経ち、このプレミアイベントで再びチーム『でっちあげ』として集結となった。また、綾野とは『クローズZERO Ⅱ』(09)以来16年ぶり、柴咲とは『喰女 クイメ』(14)以来11年ぶりに本作でタッグを組んだ三池は、「この作品は、身近な題材を扱っています。キャラクター一人一人の気持ちに共感できると思うので、“怖い”というのも含めて楽しんでください。」と想いを込めて語る。
 
不穏な表情を写し出したポスターや全く異なる供述による奇妙な世界観で話題の本作だが、できあがった本編を観た柴咲は、「私は律子100%なので、律子以外のキャラクターの気持ちは正直分かりません。ですが、作品を鑑賞して、色々と考えさせられる部分がありました。」と作品の印象を述べた。物語の冒頭、薮下が家庭訪問で氷室家を訪れるシーンでは、薮下と律子、どちらも違った“ヤバさ”を披露し、綾野とは初共演ながら見事な掛け合いを見せた。このシーンについては、以前三池も「二人とも狂ってた(笑)」と語っており、「律子はただ立っているだけでも怖かった。」と暴露した。一方で、『怪物の木こり』(23)以来の三池組参加となった亀梨は、本作を「どの人物目線でストーリーを追うかで見え方が変わる。」と表現した。
 
異様な存在感を放つキャラクターを演じた大倉、迫田、光石は、撮影中に印象に残っていることについて、それぞれ「迫田さんの見た目。ゴルフ焼けという設定のため、見た目が強烈でした(笑)」(大倉)、「律子の背中。律子を通して相手のリアクションを見ていたので、それが面白かったです。」(迫田)、「役として対峙した綾野さん。演技力が流石だなと思いました。柴咲さんの目も怖かったです。」(光石)をあげた。夫を支える妻として、愛ゆえの感情のぶつけ合いを繰り広げた木村は、「“あなたの味方だから“という希美のセリフ。心の中で思っている方はたくさんいるはずなので、この作品を観た方も、一人じゃないんだという気持ちを一緒に持ち帰っていただけたらと思います。」と回答。俳優陣がそれぞれのシーンで繰り広げた、まさに”演技合戦“は、一瞬たりとも見逃せない。
 
北村&小林の弁護士チームは、法廷での撮影について、「NGを出した時の柴咲さんの目が怖かったです(笑)」と冗談交じりに話す北村と、「(そういう)北村さんと三池監督の関係性が羨ましかったです。」と振り返る小林。二人が演じたキャラクターは、薮下側と律子側、立場や守るものの大きさこそ違うが、各々が各々の向き合い方で裁判に向き合い、薮下/律子と共に日々戦っている。三池組初参加と、何度かタッグを組んでいるメンバーがいる中で、現場の空気感は非常にバランスの取れたものだったようだ。
 
綾野とは担任の先生と生徒、柴咲とは母と息子、という役どころだった三浦は、二人の印象と撮影時の様子を「剛さんは、緊張していた僕にぎゅっとハグをしてくれました。柴咲さんは、いつも気にかけてくれて嬉しかったです。二人とも演技の迫力がすごくて、本当にびっくりしてしまったシーンもありました。」と教えてくれた。それに対して、綾野は「一緒にお芝居を作っていく共演者としてその吸収力を目の当たりにし、これからの綺羅くんを見続けていきたいなと思いました。」、柴咲も「素直にその時の感情をお芝居に投影していて、その姿から学んだし、勇気づけられました。」と返し、役での関係性とはうって変わって、良い関係を築けていることをアピールした。
 
ここで、先日解禁されて大反響だった薮下vs鳴海の大雨シーンの話になると、綾野が「亀ちゃんは嵐を呼んじゃうんだからすごい!」とコメント。すかさず亀梨も「それは剛くんの方でしょ!」とテンポよくツッコんだ。実はこのシーン、人工的に雨をふらせる予定だったのが、天気が急変し、本物の嵐の中で撮影が行われたのだ。「いろんなバランスが整った瞬間でした。お互いの成長を確かめ合えたからこそのご褒美ってあるんだな、映画の神様っているんだなと思いました。」(綾野)、「実際に大雨が降ってきて、立っているだけでも溺れそうでした。“ライブ感”があってすごかったです。」(亀梨)とお互いに尊敬し合う二人に訪れた奇跡の瞬間は、本作においても大きな見どころのシーンとなった。
 
最後に、本作のポスタービジュアルのコピー「なぜそれを信じますか?」にちなんで、信じているものや人を聞いた。綾野からは「現場。自分にとってすべてであり、かけがえのない場所です。」、柴咲からは「寝てるときに見る夢。その世界からのメッセージだと思っています。」という回答が出る中、大倉&光石から「地元の銘菓、九州と記載のある食べ物」とユニークな回答が。そして、木村が「ファンのみなさん!」、北村が「来てくださったお客様が、この作品を口コミで広めてくれるはず!」と力強く訴えた。
 
会場の盛り上がりが最高潮に達したところで、間もなく終わりの時間が。本作を心待ちにしているお客様に向けて、綾野は「どうこう言うつもりはありません。銀幕の中に自分たちの想いを詰め込みました。是非受け取ってください。」と熱く語りかけた。お客様からの温かい拍手の中、イベントは終了…かと思いや、最後の最後に「お客さんと記念撮影をしたい!」と無邪気におねだりする三浦。可愛いお願いにノックアウトされた綾野が「もちろんいいよ!」と了承し、お客様との素敵な思い出をカメラに収めた。会場全員が満足げな三浦の笑顔に癒され、イベントは幕を下ろした。
 
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『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』

 
男は「殺人教師」か、それとも……。真実を《疑う》物語
6月27日(金)全国公開
 
映画公式ホームページ:
https://www.detchiagemovie.jp/
 
映画公式X:
@detchiagemovie
 
ハッシュタグ: #映画でっちあげ
 
物語・・・
2003年
小学校教諭・薮下誠一(綾野剛)は、保護者・氷室律子(柴咲コウ)に児童・氷室拓翔への体罰で告発された。
体罰とはものの言いようで、その内容は聞くに耐えない虐めだった。
 
これを嗅ぎつけた週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨和也)が“実名報道”に踏み切る。
過激な言葉で飾られた記事は、瞬く間に世の中を震撼させ、薮下はマスコミの標的となった。
誹謗中傷、裏切り、停職、壊れていく日常。次から次へと底なしの絶望が薮下をすり潰していく。
 
一方、律子を擁護する声は多く、“550人もの大弁護団”が結成され、前代未聞の民事訴訟へと発展。
誰もが律子側の勝利を切望し、確信していたのだが、法廷で薮下の口から語られたのは―
「すべて事実無根の“でっちあげ”」だという完全否認だった。
 
これは真実に基づく、真実を疑う物語。
 
でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男
でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男
でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男
でっちあげ
でっちあげ
でっちあげ
でっちあげ
でっちあげ
でっちあげ

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出演者:
綾野剛 柴咲コウ
亀梨和也
大倉孝二 小澤征悦 髙嶋政宏 迫田孝也
安藤玉恵 美村里江 峯村リエ 東野絢香 飯田基祐 三浦綺羅
木村文乃 光石研 北村一輝
小林薫
監督:三池崇史
原作:福田ますみ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮文庫刊)
脚本:森ハヤシ
制作プロダクション:東映東京撮影所 OLM 制作協力:楽映舎 
配給:東映
©2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会
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