今回、キャラバン第10弾となる「第七藝術劇場」は、1993年に開館し、ミニシアターとして、単館上映の映画やアート系の作品を中心に上映しています。愛称は「ナナゲイ」、地域の文化活動と密接に関わりを持ちながら、映画という芸術を通じて多くの人々に感動を提供し続けている。そんな、「第七藝術劇場」では、『ジャパニーズスタイル Japanese Style』『青の帰り道』 『青春18×2 君へと続く道』の3作品が上映。第七藝術劇場(大阪府)で、10月18日(土)『ジャパニーズスタイル Japanese Style』上映後舞台挨拶開催!BABEL LABEL所属監督:アベラヒデノブ、企画・主演:武田梨奈が登壇shimashita.
BABEL LABEL全国ミニシアターキャラバン in 第七藝術劇場
日時:10月18日(土)
場所:第七藝術劇場
登壇:アベラヒデノブ(監督)、武田梨奈(『ジャパニーズスタイル Japanese Style』企画・主演)
BABEL LABELとも繋がりが深く、特に『青の帰り道』は、この作品を大阪の観客に届ける役割を担った映画館の一つである。今回、登壇するアベラヒデノブ監督の出身地が大阪ということもあって、『ジャパニーズスタイル Japanese Style』が上映される運びとなった。劇場も上映されるポスターなどの装飾がたくさん施され、地元に凱旋した、アベラ監督と武田を熱く出迎えた。そんな、「第七藝術劇場」で、アベラヒデノブ監督と、本作で、企画・主演を務めた武田梨奈が登壇する上映後舞台挨拶がスタートした。
トークセッションが始まると、はじめに、出身地の大阪で、再び本作が上映されると聞いた時の気持ちを聞かれると、アベラは「大阪芸術大学の出身で、第七藝術劇場は、当時の自主映画時代からの憧れの劇場で、そういった劇場に戻って来れて大変うれしく思っています」と、学生時代からの憧れを話し、続いて、MCから武田へ、アベラ監督との初対面時の印象を聞かれると、武田は「10数年にモントリオールの映画祭で初めてお会いしたのですが、その時から面白い方だなと思っていました。自分にはない感性を持っている方なので、ずっと“映画を一緒にやりたいです“と言っていました」と出会った当時のエピソードを話してくれた。また、二人に、本作に参加された経緯を聞かれると、アベラは「始まりは、吉村さんの一言です。彼が当時“映画撮りましょう”と言ってくれてはじまりました」ときっかけを話すと、続いて武田も「吉村さんと3人でご飯を食べる機会が、年に1,2回あって、その時に、“絶対映画作りましょうっていう”と話して、その時にスイッチが入ったんです」と、覚悟と決意が生まれた瞬間について話してくれた。