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40代小説家の日常

 
脚本・監督 荒井晴彦 × 主演 綾野 剛が織りなす日本映画の真髄 『Wの悲劇』(84)、『リボルバー』(88)、『大鹿村騒動記』(11)、『ヴァイブレータ』(03)、『共喰い』(13)でキネマ旬報脚本賞に5度輝いた(橋本学と並んで最多受賞)、⽇本を代表する脚本家・荒井晴彦。『身も心も』(97)をはじめ、『⽕⼝のふたり』(19)、『花腐し』(23)など、⾃ら監督を務めた作品では⼈間の本能たる〝愛と性〟を描き、観る者の情動を掻き⽴ててきた。
最新作『星と月は天の穴』は、長年の念願だった吉行淳之介による芸術選奨文部大臣受賞作品を映画化。
過去の離婚経験から女を愛することを恐れる一方、愛されたい願望をこじらせる40代小説家の日常を、エロティシズムとペーソスを織り交ぜながら綴っている。
 
主人公の矢添克二を演じるのは、荒井と『花腐し』(23)でもタッグを組んだ俳優 綾野 剛。これまでに見せたことのない枯れかけた男の色気を発露、過去のトラウマから、女性を愛すること、愛されることを恐れながらも求めてしまう、心と体の矛盾に揺れる滑稽で切ない唯一無二のキャラクターを生み出した。矢添と出会う大学生・紀子を演じるのは、新星 咲耶。女性を拒む矢添の心に無邪気に足を踏み入れる。矢添のなじみの娼婦・千枝子を演じるのは、田中麗奈。綾野演じる矢添との駆け引きは絶妙、女優としての新境地を切り開く。さらには、柄本佑、岬あかり、MINAMO、 宮下順子らが脇を固め、本作ならではの世界観を創り上げている。
 

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クランクアップ写真

 
今回解禁となるのは、綾野剛、咲耶、田中麗奈、それぞれのクランクアップ写真
星と月は天の穴
星と月は天の穴
星と月は天の穴
2024年4月に撮影された本作。『花腐し』(23)に続いて2度目の荒井組参加となった綾野剛は、矢添の部屋で小説を書くシーン、小説のタイトルに「星と月は天の穴」と書くシーンでまさにクランクアップとなった。直後、荒井監督と交わした固い握手からは、撮影中座長としてチームを牽引した綾野への荒井監督の厚い信頼が見て取れる。2人のさわやかな笑顔が印象的だ。
咲耶は、高く高くブランコを立ち漕ぎするシーンでクランクアップ。「絶対に自分が演りたい」と強い思いで挑んだオーディションから、全身全霊をかけて臨んだ撮影の日々。プレッシャーで涙が止まらなくなる日もあったというが、クランクアップを迎えたその表情は達成感に満ちている。このブランコ立ち漕ぎシーンはエンドロールで登場するので、本編最後までお見逃しなく。
また、田中麗奈のクランクアップは矢添との公園での別れのシーン。若い同僚に馴染みだった矢添の興味が移っていくのを感じながら、また自分も違う男から結婚を申し込まれ、娼婦という職業を一生隠し通す生活を送っていくのだという覚悟をするというまさに岐路。それまでは「矢添さん」と呼んでいたのに、初めて彼の下の名前を呼んだ。「さようなら。……矢添克二さん」という一言に愛おしさが詰まって、どうしようもなく泣けたと田中は語る。このシーンは、女性の情念が切ないほど胸に迫ると話題となっている。
 

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『星と月は天の穴』

 
絶賛公開中
 
物語・・・
いつの時代も、男は愛をこじらせる――
小説家の矢添(綾野 剛)は、妻に逃げられて以来10年、独身のまま40代を迎えていた。離婚によって心に空いた穴を埋めるように 娼婦・千枝子(田中麗奈)と時折り軀を交え、妻に捨てられた傷を引きずりながらやり過ごす日々を送っていた。そして彼には恋愛に尻込みするもう一つの理由があった。それは、誰にも知られたくない自身の“秘密”にコンプレックスを抱えていることだ。そんな矢添は、自身が執筆する恋愛小説の主人公に自分自身を投影することで「精神的な愛の可能性」を探求していた。ところがある日、画廊で運命的に出会った大学生の瀬川紀子(咲耶)と彼女の粗相をきっかけに奇妙な情事へと至り、矢添の日常と心が揺れ始める。
 

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綾野 剛  
咲耶  岬あかり 吉岡睦雄 MINAMO 原一男 / 柄本佑 / 宮下順子  田中麗奈
脚本・監督 荒井晴彦  原作 吉行淳之介「星と月は天の穴」(講談社文芸文庫)
エグゼクティブプロデューサー:小西啓介 プロデューサー:清水真由美 田辺隆史 ラインプロデューサー:金森保 助監督:竹田正明
撮影:川上皓市 新家子美穂 照明:川井稔 録音:深田晃 美術:原田恭明 装飾:寺尾淳 編集:洲﨑千恵子
衣裳デザイン:小笠原吉恵 ヘアメイク:永江三千子 インティマシーコーディネーター:西山ももこ 制作担当:刈屋真 キャスティングプロデューサー:杉野剛
音楽:下田逸郎 主題歌:松井文「いちどだけ」他 写真:野村佐紀子 松山仁 アソシエイトプロデューサー:諸田創 
製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ 制作プロダクション:キリシマ一九四五 制作協力:メディアミックス・ジャパン 
レイティング:R18+ 上映尺:122分
配給 ハピネットファントム・スタジオ
©2025「星と月は天の穴」製作委員会 
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