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大ヒット御礼!トークイベント松村北斗と上白石萌音が映画初共演&W主演を務め、三宅唱監督が映画化した『夜明けのすべて』が大ヒット上映中です。 『夜明けのすべて』大ヒット御礼!トークイベント日付:3月7日(木) |
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三宅唱監督x原作者:瀬尾まいこ満員御礼の会場に向けて、まずは三宅監督が挨拶。 一方、オンラインで参加した瀬尾氏はすでに本作を「3回観た」といい「普段映画を観ない私が3回も同じ映画を観るのは奇跡です!」と笑わせつつ「観るたびに発見がありました。映像化にあたってドラマチックになって泣くようなシーンもあるのかなと思ったら、無理矢理なところがなくて、私が暮らしているこの場所と地続きのような場所が映されていく。でも退屈ではない。山添くんと藤沢さんが迷いながら、前に進んでいく姿を見るのがとても心地よかったです」と絶賛だった。 特にプラネタリウムのシーンがお気に入りだそうで「私はパニック障害なので『止まない雨はない』と言われても『いやいや、そんな事を言われたって明日も明後日もしんどい』と思うことがあったけれど、藤沢さんが読む『夜明けのメモ』が科学的根拠のある所で次の日が来るということを示してくれて、もの凄く力になりました。それを読む藤沢さんの声も山添くんの表情も凄く良くて、私自身あのシーンで気持ちがとても楽になりました」と胸に響いていた。 瀬尾氏は撮影現場の見学に行く際、事前に三宅監督の顔を検索したそうで「顔も怖いし、監督はプロが好みそうな映画を作る方なので撮影現場もピリピリしているだろうと思った(笑)」と怯えていたそうだが「実際はとても優しい方で、現場にいるスタッフの方々も全員が優しい。チームとして出来上がっているコミュニティーだったし、風通しのいい現場でした」と印象も激変したよう。 松村北斗については「とても紳士的な方。一緒に連れて行った娘にも優しくしてくれて、娘が誕生日だと知るとコンビニでお菓子を山盛りに買ってくれてプレゼントしてくれました」と人柄に感謝。上白石萌音についても「優しくて疲れた顔も一切見せず、私の娘とも遊んでくれた」と明かし、「ちなみに監督からは何ももらっていませんよ」と瀬尾氏はジョークを飛ばして笑いを取っていた。 ちなみに三宅監督は本作を観たファンから、瀬尾氏の原作小説本にサインを求められたことがあったという。「さすがに瀬尾さんの小説に自分の名前を書くのはおかしいのではないかと思ったら『いつか必ず瀬尾さんのサインをもらって完成させます』と言われたので、ならばいいかと…」と明かし、瀬尾氏に「いつか僕の名前が入った本と出合うことがあると思うので、その時は宜しくお願いします」と照れ笑い。これに瀬尾氏も「私にもパンフレットにサインをください!」と笑顔のやり取りをし、本作らしい和やかなムードでイベントの幕が閉じた。 |
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『夜明けのすべて』大ヒット上映中 公式サイト: 公式X: Instagram: TikTok: 物語・・・ 月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さんはある日、同僚・山添くんのとある小さな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、転職してきたばかりだというのに、やる気が無さそうに見えていた山添くんもまたパニック障害を抱えていて、様々なことをあきらめ、生きがいも気力も失っていたのだった。職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく二人。いつしか、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる。 |
出演:
松村北斗 上白石萌音 ※W主演作品となります
渋川清彦 芋生悠 藤間爽子 久保田磨希 足立智充
りょう 光石研
原作:瀬尾まいこ『夜明けのすべて』(水鈴社/文春文庫 刊)
監督:三宅唱
脚本:和田清人 三宅唱
音楽:Hi’Spec ※すべて半角にて表記。HiとSpecの間に半角アケなし
製作:「夜明けのすべて」 製作委員会
企画・制作:ホリプロ
制作プロダクション:ザフール
配給・宣伝:バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース
©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会