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公式上映とQ&A

 
三宅唱監督最新作『旅と日々』が11月7日(金)より全国ロードショーとなります。
 
この度、30周年を迎えるアジア最大級の国際映画祭である「釜山国際映画祭」で初めて設けられたコンペティション部門におきまして、9月19日(金)に『旅と日々』の公式上映とQ&Aが行われました。
 
釜山国際映画祭は1996年に創設された国際映画製作者連盟公認の国際映画祭であり、釜山シネマセンターをメイン会場に国内外の200作品以上が上映され、来場者数は約20万人を記録することも多く、名実ともにアジア最大級の映画祭です。本年は例年の10月開催より早い、9月17日(水)~26日(金)の開催となります。本年よりコンペティション部門が新設され、グランプリ、監督賞、審査員特別賞、主演男優/女優賞、芸術的貢献賞が与えられるとともに、グランプリ受賞作は映画祭のクロージング作品として上映されます。
 
釜山国際映画祭のメイン会場である「映画の殿堂」の800席が満席のなか、三宅唱監督、主演のシム・ウンギョン、出演の髙田万作が登壇しました。
『旅と日々』釜山国際映画祭
 
公式上映とQ&A
日付:9月19日(金)
場所:釜山シネマセンター
登壇:三宅唱監督、シム・ウンギョン、髙田万作
 

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三宅唱監督、シム・ウンギョン、髙田万作

 
『旅と日々』釜山国際映画祭
『旅と日々』釜山国際映画祭
アジアプレミア上映に三宅監督は「今日の朝、上映テストをしたときに、映画って生きているんだなと感じました。映画を観ていると、生きているという実感を得られる気がします。そうやって、全身でこの映画を観て感じていただければと思います」、シム・ウンギョンは「初めてこの映画を観たみなさんがどのように感じたのか、聞きたい気持ちでいっぱいです」と30周年という節目に新設された釜山国際映画祭のコンペティション部門でのアジアプレミア上映に期待を膨らませ、髙田万作は「大好きなお二人とこんな貴重な場に立つことができてとても光栄に思います」とそれぞれ思いを述べ、上映がスタートした。
 
時折笑い声も響く上映が終わり、場内が明るくなると会場は温かい拍手につつまれ、Q&Aがスタート。
まず、「たくさん笑えて、とても幸せな気分になりました」という観客の感想から、三宅監督が映画への想いを述べた。
「自分が初めて映画を作ったときの気持ち、あるいは初めて映画館で映画を観たときの気持ち、そういう驚きをみなさんに感じてもらいたいと思ってこの作品をつくりました。それが、劇中劇という構造にするアイデアに結びつきました。この映画は旅についての映画ですが、映画そのものについての映画です。 映画が何か、という答えはたぶん誰にも分かりませんが、不思議な現実だなという驚きを感じることが、僕はとても面白いと思っています」。
『旅と日々』釜山国際映画祭
『旅と日々』釜山国際映画祭
『旅と日々』釜山国際映画祭
『旅と日々』釜山国際映画祭
続いてシム・ウンギョン演じる李、堤真一演じるべん造の掛け合いの演出について聞かれると、「原作であるつげ義春さんのマンガがベースにあり、マンガのとおりの台詞もあれば、僕が少し加えたものもありますが、原作自体に、悲しみもありながら、軽やかな笑いもあるんです。それを映画で演じるのはとても難しいんじゃないかと心配していましたが、シム・ウンギョンさんと堤真一さんの2人が、丁寧に、真剣に演じてくださったからこそ、軽やかになったのだと思うんです。 2人は別に笑いを取ろうなんて思っていません。 役として、本当に人生について考えている。 その姿に、僕も愛着があるし、チャーミングだなと思っています。 今日、みなさんもそれを感じてくれたんだなと思って、もっと2人の会話を書けばよかったなと思ったぐらいです」と原作の持つ力、さらに俳優の存在について語った。
監督の演出について問われると髙田からは「監督に、劇中映画の登場人物だということを意識してお芝居をしたほうがいいのか、と伺ったときに、そこはよく考えなくてもいい、 とにかく、万作君らしく芝居をしてくれれば、とおっしゃっていただき、すごく自然に、自分らしく臨むことが出来ました」と、オーディションで本作に抜擢された際のエピソードを明かした。
さらにシム・ウンギョンが本作への想いを「ここ数年間いただいた台本の中で、この映画の台本が一番好きでした。というのも、この物語自体が私の物語のように感じられたからです。誰もが、李のような状況になったことがあると思います。この映画を見ながら、スクリーンの中に入って、自分自身を見つけるための旅を一緒にできればいいな、と思っています。この映画は、私にとって運命のようで、もし、私がいつか自伝を書くとしたら、まさにこの映画のとおりになるだろうと思うくらい、とても親しみを感じました。 そして、これはみんなの物語でもあると思います。」と語った。
『旅と日々』釜山国際映画祭
最後には、監督からは「何回見ても楽しめる作品だと思います。是非、また観てもらえたら嬉しいです」、シム・ウンギョンからは「たくさんの方に一緒に旅に出ていただけたことを本当に感謝しています」、髙田万作からは「とにかくたくさんの人に見てほしいです。この映画は観れば観るほど魅力が増していくし、不器用で純粋な登場人物たちに、必ず心を奪われるのではないかと思います」と改めて胸の内を明かし、歓声も飛び交う和やかな雰囲気のなか、イベントは終了した。
 

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『旅と日々』

 
11月7日(金)、TOHOシネマズ シャンテ、テアトル新宿ほか全国ロードショー
 
公式HP:
www.bitters.co.jp/tabitohibi
 
公式X:
@tabitohibi 
 
公式Instagram:
@tabotohibi_mv 
#映画旅と日々 
 
『旅と日々』
 
物語・・・
強い日差しが注ぎ込む夏の海。ビーチが似合わない夏男がひとりでたたずんでいると、影のある女・渚に出会う。
何を語るでもなく、なんとなく散策するふたり。翌日、ふたりはまた浜辺で会う。台風が近づき大雨が降りしきる中、ふたりは海で泳ぐのだった……。
つげ義春の漫画を原作に李が脚本を書いた映画を大学の授業の一環で上映していた。
上映後、学生との質疑応答で映画の感想を問われ、「私には才能がないな、と思いました」と答える李。
冬になり、李はひょんなことから訪れた雪荒ぶ旅先の山奥でおんぼろ宿に迷い込む。雪の重みで今にも落ちてしまいそうな屋根。
やる気の感じられない宿主、べん造。暖房もない、まともな食事も出ない、布団も自分で敷く始末。ある夜、べん造は李を夜の雪の原へと連れ出すのだった……。
『旅と日々』
 

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監督・脚本:三宅唱
出演:シム・ウンギョン 堤真一 河合優実 髙田万作
原作:つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」  音楽:Hi‘Spec
製作:映画『旅と日々』製作委員会 製作幹事:ビターズ・エンド、カルチュア・エンタテインメント
企画・プロデュース:セディックインターナショナル 制作プロダクション:ザフール ©2025『旅と日々』製作委員会
配給・宣伝:ビターズ・エンド 
© 2025『旅と日々』製作委員会
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    シム・ウンギョン 河合優実 髙田万作 斉藤陽一郎 松浦慎一郎 足立智充 梅舟惟永/佐野史郎 堤真一 監督・脚本:三宅唱 原作:つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」 音楽:Hi’Spec ※クレジット掲載の際は上記の改行をそのままご掲載ください。 製作:映画『旅と日々』製作委員会 製作幹事:ビターズ・エンド カルチュア・エンタテインメント 企画・プロデュース:セディックインターナショナル 制作プロダクション:ザフール 配給・宣伝:ビターズ・エンド ©2025『旅と日々』製作委員会 ”>シム・ウンギョンら登壇『旅と日々』プレミア舞台挨拶

    映画情報どっとこむ ralph プレミア舞台挨拶 『ケイコ 目を澄ませて』『夜明けのすべて』など作品を発表するごとに国内映画賞を席巻し、本作で第78回ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門にて最高賞である金豹賞&ヤング審査員賞特別賞をW受賞した、日本映画界を代表する存在である三宅唱監督最新作『旅と日々』(原作:つげ義春  『海辺の叙景』『ほんやら洞のべんさん』)が11月7日(金)より全国ロードショーとなります。 ロカルノ国際映画祭でのワールドプレミア上映後には「傑作。観る者の心を捉えて離さない(Público)」「見るものの感覚を巧みに刺激する(ICS)」「現代映画においてきわめて稀有な存在(Letterboxd)」と、各国のメディアから絶賛の評が続々と寄せられました。また、スペイン語圏最大の国際映画祭である第73回サン・セバスチャン国際映画祭にて、多様で驚くべき映画・新しいアングルやフォーマットに挑戦する映画を上映するサバルテギ・タバカレラ部門へ正式出品されたほか、アジア最大級の国際映画祭である第30回釜山国際映画祭のコンペティション部門にも正式出品され、世界中の映画祭から注目されています。ほか20以上の海外映画祭での上映や、US、カナダ、フランス、韓国、中国、台湾、香港、インドネシア、ポルトガル、ギリシャでは配給が決まっており、世界各国からの熱い視線が注がれています。 この度、10月22日(火)、TOHOシネマズ 六本木にて映画『旅と日々』(11月7日全国公開)のジャパンプレミア上映イベントが開催され、監督の三宅唱、キャストのシム・ウンギョン、堤真一、河合優実、髙田万作が登壇しました。イベントではロカルノ国際映画祭の最高賞となる金豹賞のトロフィーも披露され、キャストはそれぞれ三宅監督作品への出演経緯、そして映画の見どころについて語りました。 『旅と日々』プレミア舞台挨拶 日付:10月22日(火) 場所:TOHOシネマズ 六本木 登壇:シム・ウンギョン、堤真一、河合優実、髙田万作、三宅唱監督
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    映画情報どっとこむ ralph 『旅と日々』   11月7日(金)TOHOシネマズ シャンテ、テアトル新宿ほか全国ロードショー   https://www.bitters.co.jp/tabitohibi   行き詰まった脚本家が旅先での出会いをきっかけにほんの少し歩みを進める―― 世界の映画祭が注目する三宅唱監督が贈る、今秋最注目の珠玉のロードムービー 強い日差しが注ぎ込む夏の海。ビーチが似合わない夏男が、影のある女・渚に出会う。何を語るでもなく、なんとなく散策するふたり。翌日、また浜辺で会う。台風が近づき大雨が降りしきる中、ふたりは海で泳ぐのだった……。 つげ義春の漫画を原作に映画の脚本を書いた李。「私には才能がないな、と思いました」と話す。冬、李はひょんなことから訪れた雪荒ぶ旅先の山奥でおんぼろ宿に迷い込む。雪の重みで今にも落ちてしまいそうな屋根。やる気の感じられない宿主、べん造。暖房もない、まともな食事も出ない、布団も自分で敷く始末。ある夜、べん造は李を夜の雪の原へと連れ出すのだった……。 監督を務めるのは、『ケイコ 目を澄ませて』(22)、『夜明けのすべて』(24)など、作品を発表するごとに国内の賞を席巻し、これまでベルリン国際映画祭に3作が出品されるなど、現代日本映画界を牽引する存在として世界中で注目を集める三宅唱監督。原作であるつげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を見事な手腕で現代的にアップデートする。 韓国出身ながら日本映画界に不可欠な俳優であるシム・ウンギョンを主演に、べん造役に映画、テレビ、舞台と縦横無尽に活躍する俳優・堤真一、渚役を2024年に数々の映画賞を獲得した河合優実、夏男役を『流浪の月』に出演し注目度の上がっている髙田万作が演じる。さらに、つげ義春作品に欠かせない俳優・佐野史郎がひとり二役で花を添える。  

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    シム・ウンギョン 河合優実 髙田万作 斉藤陽一郎 松浦慎一郎 足立智充 梅舟惟永/佐野史郎 堤真一 監督・脚本:三宅唱 原作:つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」 音楽:Hi’Spec ※クレジット掲載の際は上記の改行をそのままご掲載ください。 製作:映画『旅と日々』製作委員会 製作幹事:ビターズ・エンド カルチュア・エンタテインメント 企画・プロデュース:セディックインターナショナル 制作プロダクション:ザフール 配給・宣伝:ビターズ・エンド ©2025『旅と日々』製作委員会 



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