クロージングセレモニー『第1回 Cinema at Sea-沖縄環太平洋国際フィルムフェスティバル』のクロージングセレモニーが11月29日、沖縄・タイムスホールで行われ、コンペティション部門作品、インダストリー部門ピッチイベントの受賞結果が発表しました。 審査員長のアミール・ナデリ監督、審査員の女優・伊藤歩、映画プロデューサーの仙頭武則、ウーディネ・ファーイースト映画祭のディレクター、サブリナ・バラチェッティ、ハワイ国際映画祭のエグゼクティブ・ディレクター、ベッキー・ストチェッティが登壇し、受賞のプレゼンターを務めました。 授賞式アミール・ナデリはコンペティション部門作品の総評で、「たくさんの映画、人に出会って親しい関係になれた。喧嘩もしながら心からの言葉を尽くしてこの受賞作品を選んだ」と審査過程を振り返る。 『緑の模倣者』のジョン・ユーリン監督は「この作品に注目し、すくい上げてくれた事に感謝。沖縄に来て、この作品で伝えたいことと沖縄は相通じると感じた。1 番伝えたいのは違う民族が共生共存する際、それぞれ違う眼差しを持っているがそれを受け入れることが大切。人と人のみならず物、生物でもそれは言える。沖縄に集まった事が感動。Cinema at Sea は努力の上で開催したと思う。大切なのはお互いを知る事また何か手を携えて前に進む事、この交流の場に感謝。作品に携わるクルー関係者、ワイフ、2 匹の犬にも感謝です」とユーモアを交えて最高賞獲得の喜びを表した。 映画祭エグゼクティブディレクターの黄インイクは、「スタッフ、100 人のボランティアの皆さんが頑張ってくれ、赤ちゃんの映画祭が生まれた。続けていきたいと思う」と来年の開催に向けた抱負を語った。 |
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【各部門の受賞結果】
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第一回 Cinema at Sea – 沖縄環太平洋国際フィルムフェスティバル 概要(Cinema at Sea – Okinawa PanPacific International Film Festival 2023) |