濱田龍臣の公式インタビュー『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』

ベイビーわるきゅーれ続編

殺し屋女子2人組のアクション映画の待望の続編『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が3月24日（金）より、新宿ピカデリー他にて公開となります。

この度、第2作目の新たな敵である、殺し屋協会アルバイトのまこと役の濱田龍臣のオフィシャルインタビューが届きましたのでご紹介。

濱田龍臣公式インタビュー

Ｑ．殺し屋協会アルバイト役と聞いて、どう思いましたか？

「殺し屋ってアルバイトがあるんだ」っていうのが一番最初の率直な感想でした。（笑）「大変そうな生活だな」と、その時点ではてなマークの部分と、「これは掘り下げていくと余計面白くなるんじゃないか」みたいな期待のふたつの感情がありました。

Ｑ．脇役というより、主演の二人が登場する前の冒頭10分出ずっぱりのもうひと組の主人公という感じでしたが、どう思いましたか？

試写を観た方達の感想をツイッターで見ると、「どっちを応援しようか迷った」という感想があって、4人とも主役みたいな感じなので、その中のペアの片方をやらせていただいたのがすごく嬉しかったです。公開されて、どういう感想が出てくるのか、今から楽しみです。

Ｑ．脚本全体の感想はいかがでしたか？

テンポ感・緩急がはっきりしていて、グダグダ感からバキッとアクションに入るまでの階段が綺麗に描かれているなと思ったので、読みやすい脚本でした。だからこそ自分の中で、キャラクターらしさだったり、言動一つひとつをどう深めていくかが楽しみでした。

Ｑ．兄・ゆうり役の丞威さんは、ご一緒していかがでしたか？

すごく気のいい優しいお兄ちゃんという感じでした。僕はガンアクションが初めてだったのですが、ちさまひコンビと兄弟コンビのラストの大立ち回りのアクション練習だったり、兄弟コンビの冒頭のアクションシーンがあったので、細かい部分を教えてもらいました。
ガンアクションを指導してくださるスタッフの方と丞威さんに、どうやって銃を細かく分解できるかを教えてもらったこともありました。
僕がはっちゃけていい役だったので、はっちゃけて、それに冷静に突っ込まれるという関係性で、兄弟らしさが伝わるかと思います。

Ｑ．監督とは撮影前にどのような話をしましたか？

良くも悪くも頭がおかしい感じというか、そこら辺に可愛らしさや兄弟間の関係性が見えたらというような話があったような気がします。ちさととまひろにもあるツッコミとボケの関係性と、完全にシンクロするではないけれど、兄弟のツッコミとボケが成立しているか、みたいな話はありました。

Ｑ．撮影時の面白いエピソードはありますか？

食堂のシーンで使った食堂が、両国にある食堂だったんですが、「24時間テレビ」をやっている日の夕方から撮影していたんです。国技館まで2分くらいのところだったので、「何か撮影してるんじゃない？」と、マラソンを見ている人たちの人だかりができてしまいました。

Ｑ．2作目の見どころはどこだと思いますか？

二組のペアの対比の関係性が多いかと思うので、そういう細かい部分まで見ていただければと思います。例えば、どっちが身体能力が高いとか、経験値だとか、性格の部分だったり、「この4人似てるよね」とか、「ここは全然似ないんだ」とか、そういう細かいキャラクターの動きや感情、性格の部分まで見れる作品なのかなと思います。

Ｑ．読者にメッセージをお願いします。

ド派手なアクションももちろんありますし、メインの4人のそれぞれがどういう風に生きたいのかという根底の部分・人間らしさの部分まで描かれている作品なので、ぜひ細かな心情の機微を大きなスクリーンで感じてほしいと思います。

『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』

3月24日（金）より、新宿ピカデリー他にて公開。

なお、池袋シネマ・ロサでは、続編の公開を前に、前作『ベイビーわるきゅーれ』が3月17日（金）〜3月23日（木）まで上映されることも決定しています。その他の劇場に関しては、決定次第、公式サイトの劇場情報に掲載されます。

あらすじ
ちさと(髙石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は、また途方に暮れていた…。
ジムの会費、保険のプラン変更、教習所代など、この世は金、金、金。金がなくなる…。
時を同じくして殺し屋協会アルバイトのゆうり(岩永ジョーイ)とまこと(濱田龍臣)兄弟も、途方に暮れていた…。
上からの指令ミスでバイト代はもらえず、どんなに働いたって正社員じゃないから生活は満足いかない。この世は金、金、金。金が欲しい…。
そんなとき「ちさととまひろのポストを奪えば正規のクルーに昇格できる」という噂を聞きつけ、作戦実行を決意。
ちさと・まひろは銀行強盗に巻き込まれたり、着ぐるみバイトをしたりとさぁ大変。そんな二人にゆうり・まこと兄弟が迫りくる…！
育ってきた環境や男女の違いはあれど、「もし出会い方が違えば仲良くなれたかなぁ」なんて思ったり思わなかったり、ちょっと寂しくなったりならなかったりする物語である。