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脚本・監督:上野詩織

 
第19回伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞で大賞を受賞し、その後、大阪アジアン映画祭やTAMA NEW WAVEなど国内の映画祭で上映され話題を呼んだ映画『生きているんだ友達なんだ』が、3月27日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次公開いたします。
『生きているんだ友達なんだ』
この度、公開を目前にしてフィルム写真が解禁となります。
公開を目前に、篠原哲雄監督ほか映画人9名より激励コメントが到着。
 
 

写真5点解禁!

今回解禁となったのは、優実と石井が一緒に過ごしたかけがえのない日々を切り取ったフィルム写真5点。満面の笑みで自転車に二人乗りをする優実と石井、酒屋前で缶ビール片手にたむろする2人に加え、地元を歩く優実、部屋でくつろぐ石井、2人が働くパチンコ店の同僚の清水の姿もおさめられている。今となっては会うことのできない友人、決して戻ることのできない日々に思いを馳せる、切なさが伝う写真だ。
『生きているんだ友達なんだ』

『生きているんだ友達なんだ』
『生きているんだ友達なんだ』
『生きているんだ友達なんだ』
 
 

9名よりコメント到着

 
公開を目前にして、伊参スタジオ映画祭の審査員を務めた篠原哲雄ほか、同映画祭の審査員や歴代の受賞者ら9名の映画人より激励コメントが到着している。
 
 
推薦コメント全文(敬称略・五十音順)

友達は厄介だ。助けられることもあれば、傷つけられることもある。そんな曖昧で複雑な部分に光を当てる監督の視点が、とても好きでした。
――飯塚俊光(映画監督)

劇中では描かれない5年間を想像することができ、それは実に映画的な体験だなと思いました。人生は変わることがあっても、背景の草木はいつまでも変わらずに生き生きと緑色に輝いていて、切なくも綺麗な映画でした。
――金井純一(映画監督)

地に足つかず世界から切り離されそうになる時、つなぎ止める存在がいる。いや、居ないんだけど。
ふと思い出す、思い出してくれる存在がいる。だから居ないんだけど。
人とのつながりって、そこに居るか居ないではないのだと改めて思いました。
さみしくてあたたかいこの物語を、私はいつ、どんな時に思い出すのだろう。
――煙山夏美(脚本家)

「それでも世界は美しい」という言葉のために、この映画にたずさわる人たちは、この映画を研いだのだろう。しかもある種の呪術性を持っているからか、また映画を摂取したくなる。またシナリオを読みたくなる。上野詩織中毒と言っても差し支えない。この40分が瞬間的でもあり、永遠でもあり、生きることが心底詰まっていた。しかもきらびやかに、爛漫と!
――笹谷遼平(映画監督)

脚本読んだ時からシナリオ大賞はこれだと直観。俳優とのタッグで映画はさらに深化し、「今」を照射する。人が人に突き放され、後に知る孤独にじんわり。タイトルの意味が結実し「生き友」が独り歩きして行くといいな。上野詩織がこれからどんな映画道を歩むのか、それも楽しみである。
――篠原哲雄(映画監督)

ほどよく迷惑をかけ、ユーモアという武器を手に軽やかに人を想う。『夜と霧』の一節をなぞるような石井の健気さが愛おしい。閉塞した世界が、僅かずつ明けてゆく光景に心がほどけた。二人の距離感を缶ビールに託した監督の演出もたまらなく粋。よし、私も一本開けようかな!
――菅野友恵(作家、脚本家)

シナリオの苦さと重さが好きだった。
映画になり、川の音と河原の緑が私の心を半分救い、半分はやっぱり苦くて重かった。
ムズムズし、ジワジワとくる、人生の映画だ。
――龍居由佳里(作家、脚本家)

人生を歩んでいると、ある瞬間に、深く関わる人間、ていうのがいたりする。それは楽しいことばかりではなく、なんなら超迷惑被っていたり、かと言えば、自分が気付いていないうちに影響を受けてたり、与えてたり、というのも、思い出すと、あったりする。
この映画を観て、確かに大切に思っていたけれど、今は連絡する手段も無く、会えなくなった人々の事を思い出した。正直とても寂しい。元気でいてくれればいい。そう思えるくらい達観はできてない僕は、心底この映画の登場人物を羨ましく思った。
――谷口雄一郎(映画監督)

大きな夢や目標がなくても、人生の輝きや美しさは決して失われない。
人と出会い、別れ、それでもまた歩いていく――その繰り返しの中にこそ、かけがえのない瞬間があるのだと教えてくれる。しょせんは人生、されど人生。
そんな愛おしさに、そっと心を掴まれる素敵な映画でした。
――村口知巳(映画監督)
 

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『生きているんだ友達なんだ』

 
3月27日(金)テアトル新宿ほか全国順次公開
 
とある田舎町に暮らす優実(永瀬未留)には、石井(アサヌマ理紗)という年の離れた友達がいる。石井はワガママな変わり者だが、不思議と優実とは気が合った。優実は働かない母親に代わり、毎日パチンコ店で働きながら家計を支えている。同じことが繰り返される、退屈な毎日。ある日、石井は「私たちは人生に問いかけられている」というメモと共に、突然 優実の前から姿を消す。5年後。母親の元を去り、都会での華やかな生活をおくる優実は、あの退屈だった日々に思いを馳せる。石井さんは今、どこで、何をしているのだろうか…。
脚本家としてドラマ「初恋、ざらり」「彼女がそれも愛と呼ぶなら」「じゃあ、あんたが作ってみろよ」など話題のドラマを手掛け、次世代を担う脚本家の発掘・育成を目的とした「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE 2025」で優秀賞を受賞した上野詩織の監督デビュー作。上野自身の学生時代の実体験を基に、「その瞬間は気づかないけど、あとから思い返すと、人生の宝物になっている時間がある。 この映画が、そんな時間を思い出すきっかけになれば」という思いで脚本の執筆を始めた。第19回伊参スタジオ映画祭でシナリオ大賞を見事受賞し、映画を完成。大阪アジアン映画祭やTAMA NEW WAVEインディ・フォーラム部門など国内の映画祭で上映され、誰しもが経験したことのある出会いと別れを丁寧に紡いだ物語が共感を呼び、話題を呼んだ。
主人公の増田優実を演じるのは、『夜のまにまに』『くすぶりの狂騒曲』『NOT BEER』の出演など活躍目覚ましい永瀬未留。友人の失踪で人生を見つめ直す女性を等身大で演じる。さらに、突如姿を消す友人・石井はるかを『茶飲友達』『その誘惑』『満天の星の下で』など映画や舞台、ドラマなど活躍の場を広げるアサヌマ理紗、優実が働くパチンコ店の同僚・清水を『ドライブ・マイ・カー』『ガンニバル』のジン・デヨン、優実に依存する母親を笛木優子、パチンコ店の常連客をじゅんいちダビッドソンが演じ、個性的なキャスト陣が顔を揃えた。主題歌は、星野源、米津玄師の楽曲プロデュースや、自身もミュージシャンとして活躍するmabanuaの「Blurred」。
 
『生きているんだ友達なんだ』

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永瀬未留 アサヌマ理紗 ジン・デヨン 笛木優子 じゅんいちダビッドソン
脚本・監督:上野詩織
主題歌:「Blurred」mabanua(origami PRODUCTIONS)
撮影:工藤雄太 照明:中川翔平 美術:浅田崇 録音:吉田篤史 スタイリスト:綾部秀美 ヘアメイク:亀島チカ 助監督:冨田智 編集:岩間徳裕 カラリスト:小林亮太 MA:須田有希 劇中音楽:いいくぼさおり スチール:umami
制作:株式会社Lieetz. プロデューサー:山田咲季、宮沢一道 協力:伊参スタジオ映画祭 群馬県中之条町 配給:フリック
2026年/日本/39分/カラー/ビスタサイズ/ステレオ
©︎ 2025『生きているんだ友達なんだ』製作委員会

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