映画情報どっとこむ ralph

完成披露舞台挨拶

小学生の人気No.1児童書「かいけつゾロリ」シリーズ。71巻累計発行部数は3,500万部を突破し、長く愛されてきた超ロングセラーです。そして87年に誕生した「かいけつゾロリ」は今年で35周年を迎えます。その記念すべき劇場版アニメ最新作『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』は、12月9日(金)より全国公開となります。

このたび、本作の公開を記念して、11月22日(火)に完成披露上映会を行い、山寺宏一、生田絵梨花、霜降り明星(粗品 せいや)、原ゆたか(原作者)、かいけつゾロリが登壇しました。
かいけつゾロリ完成披露舞台挨拶
『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』完成披露舞台挨拶
日付:11月22日(火)
会場:TOHOシネマズ日本橋
登壇:山寺宏一、生田絵梨花、霜降り明星(粗品 せいや)、原ゆたか(原作者)、かいけつゾロリ

映画情報どっとこむ ralph

山寺宏一、生田絵梨花を絶賛!

登壇陣はそれぞれ、自身が演じたキャラクターのカラーをイメージした衣装で登場!

ゾロリ役の山寺さんは、ヒロインであるヒポポの声を担当し、劇中で5曲を歌唱している生田さんについて「本当に素晴らしいんです!」と手放しで大絶賛!
かいけつゾロリ完成披露舞台挨拶
生田さんは「山寺さんに褒めていただけると本当に心にしみます」と喜び、ヒポポ役について「最初は歌うことにトラウマがあって、自信がないところから、仲間に出会ってだんだん成長していくので、その過程を表せたらいいなと思ってレコーディングしました」とふり返る。
かいけつゾロリ完成披露舞台挨拶
山寺さんは、そんな生田さん演じるヒポポによってゾロリもまた成長していくと熱弁!「ヒポポちゃんの成長物語でもあるけど、それを見ているゾロリも変わっていくし、それが歌になっています。セリフでは言えないことが歌に込められています」と歌が本作の魅力だと強調する。
作詞をした原先生は、曲ができた段階で「これを誰が歌うか? 生田さんしか思いつかなかった」と語り、以前、生田さんがある番組で、ゾロリの着ぐるみと写真を撮影していた見たこともあって「ダメもとでオーダーして」とオファーしたと明かした。生田さんからは、ヒポポの気持ちを理解するために、歌よりも先にセリフの収録をしたいというリクエストがあったという。そして「最初の一声をスタジオで聴いた時、『すごい…』と(作曲の田中公平さんと)顔を見合わせた」とその衝撃を語る。かいけつゾロリ完成披露舞台挨拶山寺さんも改めて「セリフも歌も素晴らしくて、そこにヒポポちゃんがいると感じました。びっくりしました!」と称賛。
原先生、山寺さんからのあまりの絶賛に、生田さんは映画をこれから観る観客を前にして「ハードルが上がっちゃう…」と苦笑しつつ「とにかく、ゾロリを信じるというところで気持ちを引っ張っていってもらいました」と山寺さんへの感謝を口にしていた。

霜降り明星の2人は、せいやさんが冒頭から「ビジュアル的に言うと、霜降り明星のゾロリ(せいや)とイシシ(粗品)です」と自己紹介し、すかさず粗品さんが「俺がゾロリやろ!」とゾロリの奪い合い(?)で笑いを誘う。粗品さんは今回の声優挑戦について「嫁と子供が大変喜んでおります」と笑顔を見せていた。さらに、せいやさんは、粗品さんが演じた「がしゃどくろ」役について「粗品にピッタリやなと思いました。M-1の準決勝で落ちた時に、がしゃどくろの顔をしてました」とイジリ、会場は笑いに包まれていた。かいけつゾロリ完成披露舞台挨拶

原先生は、この個性豊かな声優陣について「アフレコ現場に立ち会ったんですけど、ほぼ初見で文句なし!」と称賛。この日の登壇陣は全員、原先生のオーダーでキャスティングされたそうで、原先生は「なかなか素晴らしいと思います」と自賛し「最善の布石です!」と胸を張った。

ヒポポが夢に向かい、一歩を踏み出す姿を描いた本作にちなんで、登壇陣に「子どものころの夢は何だったか?」と尋ねると、山寺さんは「最初は漫画家でした。でも自分には模写しかできない、独自の絵を描けないことに気づいて断念しました。それからいろんな声で動物モノマネをするのが小学校の頃から好きで、なんとなく声を使った仕事を…と考えていたら、いまこうなっちゃいました」と明かす。この日の客席には、将来、声優になりたいという子どもたちもおり、山寺さんは「嬉しい!」と喜びつつ、夢をかなえるためのアドバイスとして「『好き』でいることだと思う。『好き』を見つけ、とことん追求すること」と呼びかけた。
生田さんは「私も小学生の頃からミュージカル女優になりたいって言ってました」と山寺さんと同じく、小学生の頃からの夢を見事にかなえたことを明かし「上手くいかないこともたくさんありましたけど、好きだし、やりたかった。調子が良い時だけじゃないけど、細々と続けて、調子が良い時はより頑張って…という積み重ね」と良い時も悪い時も続けることの大切さを説く。
また、夢をかなえるためのヒントとして、生田さんはこの映画に触れ「本当に映画を観ていただくと、いま、自信ないと思ってる子、不安だと思っている子も『これでいいんだな』と自信を持てて、前に進める力をもらえると思います。大人のみなさんも、心が軽くなったと思えるセリフや歌があると思うので、この映画から夢をかなえる、明日を進むヒントをもらっていただけたらと思います」と呼びかける。
せいやさんは「先生に媚びを売るわけじゃないけど…」と前置きしつつ、子どものころの夢が本作で演じた「かみなりじじいの声優でした。ピンポイント!」と語り、これには生田さんからも「メチャクチャ媚び売ってますね(笑)」とツッコミが飛ぶ。とはいえ、せいやさんが小学生の頃から「かいけつゾロリ」に夢中だったのは事実で「ずっと見てました。その映画に出れるってひとつ夢がかなったと思います」と喜びを口にする。
そして、会場の子どもたちに向けて、せいやさんは「これだけ覚えて帰ってください。『自分のタイミングで寝ろ!』 これが夢を叶える一番の近道だ! 他人のタイミングで寝ないでください」とボケて、会場は笑いに包まれていた。

一方、実家が焼肉屋の粗品さんの小さい頃の夢は「日本一の焼肉屋」とのこと。お笑い芸人として成功を手にしつつも、粗品さんはこの夢を「まだあきらめてない。追っている途中。準備期間です」と語っていた。そんな粗品さんも、子どもたちに向けた、夢をかなえるアドバイスと称し「常連さんにだけ、こっそり生レバーを…」ときわどいジョークを口にし、すかさずせいやさんから「犯罪や!」とツッコミが飛んでいた。
原先生は改めて本作について「みんな、学芸会を前にドキドキするとかあると思うけど、和田アキ子さんが、舞台前にドキドキしてるのを見て、『このプロさえもこうなるのか…』と思いました。僕も同じで、いつも本を書く時『本ってどうやって書くんだろう?』と毎回イチから始まります。自信はないけど、頑張るしかないのはプロも小学生も同じです。それを知ってもらいたくて、そして、好きなことを見つけて頑張って、何か手に入れてほしいと思ってこの本を書きました」と子どもたちに優しく語りかける。

山寺さんも「僕も小さい時から、いつもドキドキして、自信なくて、人前に出ると緊張していたし、実はいまもそうだけど、でも、ずっとやり続けるといいことがたくさんあります。この映画は、そんなことを教えてくれる素晴らしい映画です。ハラハラドキドキして、心が豊かになります。愛とロマンをオナラというベールで包んでます! 全国のオナラ、いや『ゾロリ』ファンのみなさん、そして、オナラをするすべての人に見ていただきたいです!」と語り、会場は笑いと拍手に包まれた。かいけつゾロリ完成披露舞台挨拶

映画情報どっとこむ ralph

映画かいけつゾロリ

『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』

2022年12月9日(金)全国ロードショー!

公式HP:
https://zorori-movie.jp

公式Twitter:
@zorori_movie

Story
ゾロリがスターのたまごをプロデュース!?冒険×音楽エンタテインメント!いたずらの天才・ゾロリは、歌手をめざす女の子・ヒポポの歌声にひかれ、イシシとノシシと一緒のグループで売り出して、大もうけしようとたくらむ。目標は、1ヵ月後におこなわれる<次世代スターオーディション>に合格しデビューすること! しかしヒポポは、ある理由から、大きな声で歌えなくなっていた。作戦を思いついたゾロリは、仲間の妖怪たちに協力してもらいながら、ヒポポを特訓することに……。はたしてゾロリは、自信がない女の子をスターにできるのか!?歌があふれる、笑いと感動の物語。『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』

***********************************

原作:原ゆたか「かいけつゾロリ スターたんじょう」(ポプラ社刊)
監督:緒方隆秀 
脚本:冨岡淳広 
音楽:田中公平

声の出演:山寺宏一 愛河里花子 くまいもとこ 梶 裕貴 他特別出演:生田絵梨花 霜降り明星(粗品 せいや)
アニメーション制作:BN Pictures、亜細亜堂 
配給:東京テアトル 
©2022 原ゆたか/ポプラ社,映画かいけつゾロリ製作委員会

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ