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グランプリ、各賞が決定

第4回新潟国際アニメーション映画祭(NIAFF)が、2月20日~2月25日の6日間にわたり、新潟県新潟市の古町地区・万代地区を中心とした施設、劇場で開催。
最終日にコンペティション部門の授賞式が行われ、長編部門と、Indie Box部門のグランプリ、審査員賞、新人賞が決定しました。
新潟国際アニメーション映画祭(NIAFF)
本映画祭では、「中編」作品(15分以上40分未満/シリーズのエピソードも対象)を対象とするIndie Box部門を今年から新設。コンペティションは世界59か国から計274作品(長編部門49、Indie Box部門225)の応募があり、その中から長編部門は7作品、Indie Box部門は10作品がノミネートとなりました。 長編部門グランプリには日本配給時の助成金50万円を授与、Indie Box部門のグランプリは、新潟市の鳥にちなんだ『スワン賞』として制作支援金50万円が贈られます。さらに、両部門を通じた新人賞として『ゼングレヒトシュターター(Senkrechtstarter)賞』を新設し、新たな才能の発掘を強化してまいります。
 
来年第5回の新潟国際アニメーション映画祭は2027年3月19日~3月24日となります。
 

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▼授賞作品

 

第4回新潟国際アニメーション映画祭 コンペティション部門

 
長編部門【グランプリ】作品名:アラーの神にはいわれもない 監督:ザヴェン・ナジャール
(ベルギー・カナダ・フランス・ルクセンブルグ/77分/2025)
受賞監督コメント:グランプリ受賞を大変光栄に思います。アマドゥ・クルマの小説が私たちの心に響き、悲しいことに今も響き続けています。世界中で多くの子供たちが、紛争の中で利用され、搾取されているのです。
 
審査員評(アヴィッド):この作品は、私たちを笑わせてくれて、泣かせてくれて、そしてわたしたちが想像できなかった人の人生を見せてくれました。素晴らしい音楽と物凄くいいアニメーションが詰まっていました 。
 
 
長編部門【審査員賞】作品名:ニムエンダジュ 監督:タニア・アナヤ
(ブラジル・ペルー/85分/2025)
 
受賞監督コメント:NIAFFの皆さん、運営者の皆さん、審査員の皆さんありがとうございます、 このような賞をいただけてとても嬉しく思いますし、有意義な日々になりました。 この賞は私だけでなく私のチーム全体のものですし、同時にここにいる作品を作った同僚(ノミネート監督)の皆さんとも共有したいと思います。
 
審査員評(ハビエル):この映画はアニメーションの概念そのものを押し広げています。闘争や抑圧、歴史的人物の持つ矛盾といった普遍的なテーマを高度な技法で見事に語っています。素晴らしいデビュー作品なっています。

 
 

Indie Box部門

 
【スワン賞】作品名:オートカー 監督:シルビア・シュキウォンツ
(ベルギ―・フランス/17分/2025)
 
受賞監督コメント:「オートカー」がスワン賞を受賞したと知りとても嬉しく思います。この賞は私たちにとって大変意味あるものです。この物語が審査員の皆さまの心に響いて評価してくださったことを光栄に思います。「オートカー」は才能ある献身的なチームと共に4年6ヶ月の歳月を費やして制作しました。1990年代に移民だった私自身、そして私と同じような経験をした今は大人であるかつての子供たちにとって、こ
の映画は必然でした。

審査員評(早川):幻想的で素晴らしい作品です。バスに乗るという一人の子どもの旅が、様々な比喩的表現含んだマジカルリアリズムな冒険へと変わっていきます。 素晴らしいアイデアと視覚的メタファーにあふれており、他のどの映像表現でもできないことをアニメーションが特別な役割を担って可能にしていることを示しています。
   
【審査員賞】
作品名:ザ・ポップスター・ウォーター・ディアー・アンド・アイ
(韓国/17分/2024)
受賞監督コメント:この映画を初めて作ったとき、自分自身とても悲しかったのですが、その悲しみでつくりはじめたこの作品を人々が映画を好きになってくれて、審査員にもたのしんでいただけて、感謝しています。これからも頑張って生きようと思います。 ありがとうございます。

審査員評(アヴィッド):この映画は素晴らしいですが、同時にものすごく変な世界観を持っていて、良い意味でとてもぶっとんでいます。アニメを通して何が実現できるのかを見せてくれています。
   
【ゼングレヒトシュターター賞】
作品名:ウィンター・イン・マーチ 監督:ナタリア・ミルゾヤン(エストニア・アルメニア・フランス/17分/2025)
受賞コメント: 2022年にこの映画を作り始めた時には、ウクライナへの全面的な侵攻がこれほど長く続くとは思いもしませんでした。私がこの映画を作ろうと思い立った2022年2月24日からすでに4年が経ちました。戦争は多くの命を奪いましたが、それだけではなくさらに小さな悲劇が絶えまなく起き続け、多くの家族が離散し、多くの人々が深刻な鬱に苦しんでいます。ですから、この映画が世界中で上映されることは私にとってなによりも大切なことなのです。なぜならこの映画は今現在起きていることを描いているからです。この機会を与えていただきありがとうございます。
 
審査員評(ハビエル):実写映画もアニメーション映画も作るのは大変ですが、中でも1番大変なのはストップモーションでしょう。この作品は戦争の悲劇を描いたことで、人間だからこそ成し得る偉業です。 兵士や犠牲者だけに焦点を当てるのではなく、社会全体にどのような影響を及ぼすのかを描写しています。 そして、実物の素材が持つ実物感が強く長く心に残る映像体験を描いてくれました。

 
 
【大川博賞受賞】
岩井澤健治監督コメント
今回スタジオにいただける賞ということで、ロックンロール・マウンテンは、自分が監督やりながら代表として会社も運営しており、二足の草鞋で大変でしたが、スタジオに評価をいただけて非常に嬉しいです。 トロフィーに英語でロックンロールと入ってるけどかっこいいですね、いい名前だと思いました(笑)。 まだスタジオ自体はできてから2年半くらいで会社もスタッフも若いので、またもう一度この賞をいただけるように頑張ります。ありがとうございました。
 

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第4回新潟国際アニメーション映画祭

 
■会期:2026年2月20日(金)~25日(水)
今年の第4回新潟国際アニメーション映画祭は、運営体制を新たに新潟古町地区の会場で2月20日(金)~2月25日(水)まで開催。会場は新潟県新潟市の古町地区・万代地区を中心とした施設、劇場(NEXT21新潟市民プラザ、新潟日報メディアシップ、シネ・ウィンド、開志専門職大学)にて、全50の上映と企画(ティーチイン、開会式、閉会式、レセプション、グランプリ上映は除く)となりました。また、アニメ世界を志す若者を国内外から招待する人材育成プログラムは12ヵ国から29名が参加(国籍不問)。
国内外のアニメーションのファンのみならず地元の観客の参加や地元の小学校が探求授業として参加し、東京や他地域、休日、祝日には子ども連れの親子も多く見られ、満席のプログラムも見られた。前年に比べてプログラム数は減少したにも関わらず、映画祭総動員数として34368名(前年度30544名:前年比113%*速報値)の来場となった。(映画祭総動員数:会場動員、イベント)
本映画祭のメインプログラムである、コンペティション部門(長編、IndieBox)は、世界59か国から計274作品(長編部門49作品32か国地域、Indie Box部門225作品59ヵ国地域)の応募。長編部門は7作品、Indie Box部門は、2プログラム計10作品がノミネート。上映プログラムは以下を実施いたしました。
 
 
■名称:第4回新潟国際アニメーション映画祭
Niigata International Animation Film Festival 2026
●主催:新潟国際アニメーション映画祭実行委員会
●共催:新潟市
●企画運営:一般社団法人新潟国際アニメーション映画祭+有限会社ユーロスペース
■特別協力:新潟県、株式会社新潟日報社、開志専門職大学、新潟大学、日本アニメ・マンガ専門学校、新潟県商工会議所連合会、燕商工会議所、AFAN(Asian Film Alliance Network)
■協力:公益財団法人新潟観光コンベンション協会、新潟中心商店街協同組合、ホテルイタリア軒、株式会社ジェイアール東日本企画新潟支社、株式会社和田助製作所、株式会社三雄工芸、一般社団法人新潟県通訳翻訳協会(NAT)、株式会社アイ・シー・オー、株式会社だいいち工芸、ホテルディアモント新潟、新潟・万代シルバーホテル、株式会社晴光デジタルクリエイト、にいがたアニメ・マンガフェスティバル実行委員会、にいがたマンガ大賞実行委員会、エンタリンガル -EnterlinguaL-( 株式会社ポリゴン・ピクチュアズ)、東京国際映画祭、有限会社ネオンテトラ、インスティトゥト・セルバンテス東京、ANIAFF、大阪アジアン映画祭、新千歳空港国際アニメーション映画祭
■新潟国際アニメーション映画祭応援プロジェクト
in古町・本町(柾谷小路商店街振興組合、古町通五番町商店街振興組合、古町通6番町商店街振興組合、新潟市古町七番町商店街振興組合、新潟市古町8商店街振興組合、新潟市古町九番町商店街振興組合、西堀ローサ振興会、東堀6商店会、本町六商店街振興組合、人情横丁) in駅前・万代(万代シテイ商店街振興組合、新潟駅前弁天通商店街振興組合)、東区はちの巣商店街
■後援:内閣府知的財産戦略推進事務局、経済産業省、新潟県教育委員会、公益社団法人 新潟県観光協会、新発田市、新潟経済同友会、新潟ニュービジネス協議会、NHK新潟放送局、BSN新潟放送、NST新潟総合テレビ、TeNYテレビ新潟、UXテレビ新潟21、FM新潟77.5
■特別協賛:NSGグループ、株式会社新潟日報社、ナミックス株式会社、新潟綜合警備保障株式会社、株式会社BSNメディアホールディングス
■協賛:株式会社DI Palette、株式会社新宣、株式会社ハードオフコーポレーション
■助成:文化庁文化芸術振興費補助金(国際映画祭支援事業)
■公式HP:
https://niaff.net
■公式X:https://twitter.com/NIAFF_animation
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