高校生試写会12月9日(金)全国東宝系にて公開となる二宮和也主演『ラーゲリより愛を込めて』。 公開まで約2週間となり日々盛り上がりを見せる本作が、本日、11月22日(火)に東京都品川区にある文教大学付属高等学校にて高校生試写会を実施し、主演の二宮和也がサプライズ登場しました! 日付:11月22日(火) |
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二宮和也がサプライズ登場主演の二宮が本作を通して「<シベリア抑留>の歴史を少しでも多くの方に知ってほしい。特に若い学生たちに観て、感じて、考える場にしてほしい」という熱い想いから実現した本イベント。この日、事前に本編の上映と映画関係者のゲストが登壇するトークイベントが実施されることのみ知らされていた高校生たち230人が集結。 |
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Q&Aその後、生徒たちから募集した質問に二宮が全力で回答! 二宮:相手を否定をしないことですかね。そのほうがスムーズに事が運ぶことが多い気がする。でも僕が16歳くらいの時はちょうどデビューした時で、トガッていた気がします。(笑)先生方は大変だと思いますが、この時期にトガッていたほうが大人になってから丸くなる!大人になってトガるのが一番イタイ!!まだ学校という社会の時に先生たちに怒られた方がちょうどいい!先生たちは心が広いから甘えましょう!でも自分が行動しないと教えてもらえないことも多いから、そこは頑張って、楽しむこと!! Q.高校生の時に“これをやっといて良かった”とか“やっておけば良かった”など大人になってから感じたことはありますか? 二宮:学校行事!!僕が学校の行事にほとんど出れてなくて卒業アルバムの最後に色々と写真が載っているけど、そこに全く写ってなくて寂しかった。めんどくさかったり、別にいいかって気分の時もあったけど、参加したほうが絶対にいい!思い出になるし、経験になるから、それを未来に活かせるかもしれないから積極的に参加したほうがいい気がします。今日も映画が観れて、いい経験になったらいいなと思います! Q.高校生の時に憧れていたスターは? 二宮:いやー、それはー、先輩たちです!全ての先輩たちです!!(笑) Q.質問ではないのですが映画の主人公:山本幡男さんはどんな状況でもまわりを勇気づける人だったと思うのですが、私たちを勇気づけるような言葉をかけてもらいたいです。 二宮:若い時は「若さが才能」ということに気づいてないけど、大人になると色んな選択肢が狭まって来る。今は窮屈な世界と思うかもしれないけど、ちょっとチャレンジして失敗するくらいは家族や先生がフォローしてくれるし、甘えられる時期はそれを存分に活用して色々な経験をしてほしいです!そこから見つかることもあるので! 二宮節の効いた回答で会場を沸かせました! 寄せ書きプレゼントそして、本作の大ヒットを願い、生徒たちが用意してくれた寄せ書きをプレゼント!「大ヒットを願ってます!」「今日の経験は一生の思い出です」など、映画のキャスト・スタッフ・関係者への応援や感謝のメッセージがびっしりと書かれた寄せ書きを受け取った二宮は「ありがとうございます!!かならず共演者やスタッフに届けます!」とコメントし、胸を熱くさせました。 記念写真そして最後には二宮が「記念にみんなで写真を撮ろう!」と発案し、230人の生徒たちと横断幕を手にフォトセッション!未来を担う若い学生たちを前に<シベリア抑留>という歴史を伝え、また青春を過ごす彼らの悩みや将来について語り合い、たくさんの希望が詰まった濃厚なイベントとなりました! |
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『ラーゲリより愛を込めて』公式サイト: あらすじ 第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する捕虜たちに彼は訴え続けた―― 身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻・モジミや4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じ、耐えた。劣悪な環境下では、日本人同士の争いも絶えなかった。戦争で心の傷を負い傍観者を決め込む松田や、旧日本軍の階級を振りかざす軍曹の相沢らに敵視されながらも、山本は分け隔てなく皆を励まし続ける。更に、元漁師の純朴な青年・新谷には学問を教え、過酷な状況下で変わり果ててしまった同郷の先輩・原にも声をかけ続けた。そんな彼の仲間想いの行動と信念は、凍っていた捕虜たちの心を次第に溶かしていく。 終戦から8年が経ち、山本に妻からの葉書が届く。厳しい検閲をくぐり抜けたその葉書には「あなたの帰りを待っています」と。たった一人で子どもたちを育てている妻を想い、山本は涙を流さずにはいられなかった。 誰もがダモイの日が近づいていると感じていたが、その頃には彼の体は病魔に侵されていた…。体はみるみる衰えていくが、愛する妻との再会を決してあきらめない山本。そんな彼を慕うラーゲリの仲間たちは、厳しい監視下にありながらも、山本の想いを叶えようと思いもよらぬ行動に出る。そしてモジミに訪れる奇跡とは―― |
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原作原作は『男たちの大和』で新田次郎文学賞を受賞した女性作家・辺見じゅん(1939-2011)のノンフィクション『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文春文庫/1992年刊)。私小説・童話・詩歌など幅広い作品を生み出す中でも、関係者への丹念な聞き取りを元に構成されているノンフィクション作品で高い評価を受けており、その中でも発行部数25万部を超え、ベストセラーと謳われている作品である。当時の過酷な収容所生活を鮮烈に、虐げられ続けた日本人捕虜の心情の機微を繊細かつ詳らかに表現し、読者の心を揺さぶる珠玉の作品となっています。 『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文春文庫刊) |
原作:『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん著/文春文庫刊)
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫
企画プロデュース:平野隆
出演:二宮和也 北川景子 松坂桃李 中島健人 寺尾聰 桐谷健太 安田顕 ほか
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:東宝
2022年12月9日(金)全国東宝系にて公開
撮影期間:2021年10月下旬~2021年12月
ⓒ2022映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 ⓒ1989清水香子