西原愛夏のオフィシャルインタビュー
この度、黒崎家の長女・一葉役の西原愛夏のオフィシャルインタビューが届きました。
Q.本作はご自身にとってどのような作品ですか?
西原:それまでは演技はかじった程度というか、レッスンを何回か受けて、映画にちらっと出た位の映画経験だったので、本格的な映画出演は初めてでした。
Q.後継者争いをしている3兄弟の長女・一葉役を演じられましたが、極道の娘役は、一般人の役と違いましたか?
西原:考え方も性格も一般の方とは違うと思い、想像を膨らませながらやりました。普段出さないようなドスの利いた声を出したり、ずっとイライラしているというか、ずっと気を張っている状態なので、撮影中は自分も疲れました。ものすごい言葉遣いを使ったりするので、思い切ってやりました。
Q.男勝りの役でしたが、難しかったですか?
西原:私は実は兄弟も従兄弟も男しかいなくて、男の子に囲まれて育ってはいるので、小さい頃はおてんばだったらしいんです。ただ、ドスを利かせたり、怖いオーラを出すということはしないので、その辺はかなり苦戦しました。そもそも大きい声を出さないので、声の出し方から意識をしました。
Q.本作はアクションも満載でしたが、アクションシーンの練習・撮影はいかがでしたか?
西原:1ヶ月弱稽古をさせていただいたんですけれど、本当に難しかったです。刀を使って殺陣をするのって、こんなに大変なんだなと初めて知りました。ただやるだけじゃなくて、カメラ位置を考えて、当たったように見せるというのがすごく難しかったので、今後も勉強して覚えていきたいなと思います。
Q.一葉は、体を求められるセクシーなシーンもありましたが、芝居といえど、緊迫感があったのでしょうか?
西原:そうですね。私自身が普段はグラビアをやることもあるんですけれど、グラビアとはまた違った緊張感がありました。スタッフさんが一杯いる中でそのシーンをやるというのは、緊張しました。
Q.主演・監督の宏洋さんとご一緒していかがでしたか?
西原:宏洋さん自身が本当に優しいですし、現場でも沢山相談に乗っていただきました。相手役としても引っ張ってもらっていたので、宏洋さんが監督で相手役で良かったな!と思いました。
Q.妹・美鈴役の青山ひかるさんとの共演はいかがでしたか?
西原:一度違う現場でお会いしたことがあって、しっかりしていて優しい方ということは知っていたんですけれど、ひかるちゃんも誰とでも明るく話してくださる方なので、緊張が和らぎました。
Q.弟・慎司役の黒条奏斗さんとの共演はいかがでしたか?
西原:奏斗くんもお芝居が初めてに近いと聞いたんですが、才能があるというか、なんでこんなにできるんだろうと思った記憶があります。めちゃめちゃ上手ですし、集中してやっていて、初めての映像作品とは思えない完成度だったので、すごいなと思いました。すごく真面目で、スタッフさんもみんな「奏斗はどこに行っても気に入られるタイプだ」と言う位、いい子というイメージでした。
Q. オネエ言葉を使うゴツイヤクザの番頭・修ちゃんとのやりとりも、面白かったです。
西原:普通はすごく男っぽい方なので、浪花さんも真逆の役でした。さすが大先輩だけあって、こんな役もできるんだとびっくりしました。やりきっていらっしゃったので、引っ張ってもらいました。本読みの時はそんなにオネエっぽくなかったんですが、ホテルで役作りをして、色々な言い方をしてみて、「これだ」となったのがオネエの設定だったらしいです。
Q. 本作の見どころはどこですか?
西原:かなりアクションがあるので、アクションが見所だと思うんですけれど、宏洋さん演じる灰原龍は笑いの要素もかなり多いので、私と宏洋さんの掛け合いとか、だんだん仲良くなっていく過程も見ていただけたらなと思います。
Q.劇中の黒崎家には「稼がざるもの、食うべからず」という家訓がありますが、西原家には家訓はありましたか?
西原:私は歯科衛生士をやっているんですけれど、私の父が歯科医をやっているので、歯を1日に何分磨くというルールはあります。1回最低3分、1日3回で、おやつも決まった時間にしか食べちゃダメで、夜は禁止というルールはありました。
Q.読者の方ににメッセージをお願いします。
西原:メリハリの効いたストーリーになっていますし、誰が見てもわかりやすいし、面白いお映画になっています。最後にまさかの展開があるので、観ていて飽きないと思います。ぜひ劇場で観ていただけたら嬉しいです。
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