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監督&Pインタビュー映像到着

 
この度、 第60回金馬奨で観客賞と最優秀新人監督賞を、第17回アジア・フィルム・アワードで最優秀新人監督賞を受賞した映画『年少日記(原題)』(英題:TIME STILL TURNS THE PAGES)が、邦題『年少日記』として、6月6日(金)より全国公開!
 
この度解禁されたのは、ニック・チェク監督とデレク・イー プロデューサーのインタビュー映像。

脚本家として活躍してきたニック・チェクは本作が監督デビュー作となるが、自身の経験を元にオリジナルストーリーを書き上げたという。インタビュー映像冒頭では撮影現場で涙を浮かべる監督の姿が映し出される。監督は「子供や若者を思いやってほしい、というメッセージを込めた」と説明する。さらに、監督・脚本家としてのキャリアもあるデレク・イー(『新宿インシデント)は、本作で提示する家庭や学校教育の問題は世界で共通していることを指摘する一方で、本作は何かを批判したいわけではなく、「ある事柄を映画で描くことにより、社会・家庭・子を持つ人に違う考え方や見方を提示している」と付け加える。
また、子供ならではの“不安”と大人になってからの“痛み”を映し出すアザービジュアル全6種が解禁。「なりたい大人になれなかったら?」とふと将来を不安に思う様子や、父親からの厳しいしつけに耐えながら先生だけでも悲しみに気付いてほしいと願う様子、自分が消えてしまってもすぐに忘れられてしまうだろうと涙を流す姿など、幼少期の苦しみや不安を捉えた。大人になった主人公は、遠くを見つめながら思い悩み、どこか人生に諦めを感じるビジュアルだ。一方で兄弟が並び「大丈夫」と見守る様子は二人の間の絆を感じさせる。
 

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コメントが到着

 
さらに、本作に惚れ込んだ著名人からも続々と称賛コメントが到着。
本年9月に公開を控える映画『ふつうの子ども』の監督を務め、2児の母である呉美保さんは「開かれた我が子の未来を願うなら、心をえぐられながらも、けして目を背けずに、この映画を観てほしい」と本作を推薦する。また、『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』をきっかけに香港映画に注目するぼる塾の酒寄希望さん・田辺智加さんは「この作品を見て、過去はいつも今に寄り添っているのだと気づかされました。全てがわかったとき、涙が止まりませんでした」(酒寄氏)、「一生懸命やってもどうにもならないこともある、だけど誰かに認めて欲しい。一言助けて、と言えたなら」(田辺氏)と本作で描かれる苦しみについて言及した。
 

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『年少日記』

 
6月6日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開
 
公式サイト:
@nensyonikki 
 
X:
@klockworxasia
 
 
物語・・・
高校教師のチェンが勤める学校で自殺をほのめかす遺書が見つかる。私はどうでもいい存在だ――幼少期の日記に綴られた言葉と同じだった。彼は遺書を書いた生徒を捜索するうちに、閉じていた日記をめくりながら自身の幼少期の辛い記憶をよみがえらせていく。それは、弁護士で厳格な父のもとで育った兄弟の記憶だ。勉強もピアノも何ひとつできない兄と優秀な弟。親の期待に応える弟とは違い、出来の悪い兄は家ではいつも叱られていた。しつけという体罰を受ける兄は、家族から疎外感を感じ…。
 
『年少日記』

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『年少日記』

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監督:ニック・チェク
キャスト:ロー・ジャンイップ、ロナルド・チェン、ショーン・ウォン
2023年|香港|広東語|95分|ユニビジウム|5.1ch|原題:年少日記|英題:TIME STILL TURNS THE PAGES
字幕翻訳:小木曽三希子|配給:クロックワークス|映倫:PG12  
ALL RIGHTS RESERVED © 2023 ROUNDTABLE PICTURES LIMITED
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