手塚治虫禁断の問題作を実写化した映画『ばるぼら』が11月20日(金)にシネマート新宿、ユーロスペースほか全国公開いたしました。この度公開を記念して、主演の稲垣吾郎、二階堂ふみ、手塚眞監督が公開記念舞台挨拶に登壇。先日ローマにて開催されたイタリア最古のファンタ系映画祭<ファンタ・フェスティバル>では最優秀作品賞を受賞。満を持しての公開となりました。
舞台挨拶は新型コロナウイルス感染拡大予防の為、無観客にて実施。 全国65劇場に生中継(ライブビューイング)され、ファンへ感謝の思いを伝え、2年の歳月を経てようやく公開日を迎えられた喜びを噛み締めました。 |
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メディア・関係者が見守る中、司会の紹介で稲垣吾郎、二階堂ふみ、手塚眞監督が登壇。
稲垣:「皆さま、こんにちは。稲垣吾郎です。今日はライブビューイングという形で集まっていただいています。全国でこの映画を楽しみにしてくださっていた皆さんに会いに行きたかったのですが、今日はこういった配信という形で皆さんと楽しいひとときが過ごせられればなと思いますので、最後までお付き合いください。」 司会:「まずは稲垣吾郎さん。今回、二階堂さんとは初共演ですが、共演されていかがでしたか?撮影現場でのエピソード等ありますでしょうか。」 司会:「二階堂さんは稲垣さんとの初共演、いかがでしたか?」 司会:「手塚監督、撮影現場でのお二人の印象はいかがでしたか?」 司会:「今回の撮影現場は日本・ドイツ・イギリスと海外スタッフも多かったと思いますが、海外の制作スタッフとの共同作業は稲垣さん、いかがでしたか?」 司会:「手塚監督もビジュアリストとして確固たるビジュアルのイメージを常にお持ちの芸術家だと思いますが、その点ドイルさんとの仕事はいかがでしたか?」 司会:「美倉というキャラクターと自分と共通すると思うこと、あるいは全然自分とは違うな、などどういう形でアプローチされましたか?」 司会:「二階堂さん、ばるぼらという少女は、漫画が発売された当時から「実在しない芸術のミューズなのではないか」と言われていましたが、二階堂さんにとってばるぼらを演じる時に気をつけたことなど、何かありますか?」 司会:「手塚眞監督にお聞きします。父・手塚治虫さんに、この映画をお見せしたら、どんな言葉をかけてくださると思いますでしょうか?」 |
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ここでサプライズで香港で自主隔離中のクリストファー・ドイルからのメッセージの紹介
稲垣:(メッセージを受けて)「嬉しいですね。わずかな3週間の出来事だったんですけど、ずっと灯火みたいなものが僕の中に消えないであって。そういう意識があると、またどこかで再会してご一緒できるんじゃないかと思いますね。」 撮影に果敢に挑戦した二人に監督から感謝の思いを込めて、二人の印象を色にした花束を贈呈! |
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最後に、これから映画をご覧になる中継先の劇場にいる観客にメッセージ
稲垣:「今日は全国の皆さま、劇場にお越しくださりありがとうございました。2年前に撮影して、そこから世界は激変してしまったんですげれど、こうして皆さんのおかげで無事に公開日を迎えることができて本当に嬉しく思っております。この作品は、一つ大きな答えの用意された娯楽作品とはちょっと違うところにある作品なんですけれども、映画のテーマでもある愛や幻想、そして狂気の果てで見えるような美しい景色、美しい芸術を皆さんに堪能いただける作品に仕上がっていると思います。こういった抽象的な作品ですから、観るときの気持ちや環境によって違った受けとめ方や感じ方ができる作品だと思いますので、何度でも観ていただけると嬉しく思います。」 映画『ばるぼら』 11月20日(金)よりシネマート新宿、ユーロスペースほか全国公開 公式サイト: 《STORY》 |
稲垣吾郎 二階堂ふみ
渋川清彦 石橋静河 美波 大谷亮介 ISSAY 片山萌美 / 渡辺えり
監督・編集:手塚眞
撮影監督:クリストファー・ドイル/蔡高比
原作:手塚治虫
脚本:黒沢久子
プロデュース:古賀俊輔
プロデューサー:アダム・トレル 姫田伸也
美術統括:磯見俊裕
扮装統括:柘植伊佐夫
制作プロダクション:ザフール
配給:イオンエンターテイメント
スペック:2019年/100分/カラー
映倫区分:R15+
(C)2019『ばるぼら』製作委員会