映画情報どっとこむ ralph この度、累計発行部数300万部を記録する押見修造の人気コミックを原作、井口昇監督 x 岡田麿里の脚本で映画『惡の華』映画化。

9月27日(金)より全国公開となります。

思春期に、今、苛まれているすべての少年少女と、かつて思春期に苛まれたすべての少年少女に捧げる映画が誕生しました。

この度、映画の公開に先立ちまして本日完成披露舞台挨拶を実施。主演の伊藤健太郎さん、玉城ティナさんをはじめ、飯豊まりえさん、秋田汐梨さんという最旬キャストに加え、井口昇監督が撮影の裏側を徹底トーク!

また、映画で描かれる思春期の暴走にちなんで、キャストたちが実際に体験した青春の暴走エピソードを各キャストが発表し大盛り上がりのイベントとなりました。
伊藤健太郎、玉城ティナ、飯豊まりえ、秋田汐梨、井口昇監督『惡の華』完成披露

『惡の華』完成披露舞台挨拶
日程:8月8日(木)
場所:TOHO シネマズ 日比谷 スクリーン 12
登壇:伊藤健太郎、玉城ティナ、飯豊まりえ、秋田汐梨、井口昇監督

映画情報どっとこむ ralph 思春期の暗黒面を体現する春日高男役の伊藤さんは

伊藤さん:難しい役で、これまで挑戦したことのないタイプの役。演じるにあたり少年の心になることが大事だと思って、当時の自分と向かい合って目線を同じにする作業から入りました。撮影期間はお酒をやめたり、結構大変でした。

と熱演報告。

春日の中に自分と通ずる何かを見つけ執拗につきまとう仲村役の玉城さんは
『惡の華』完成披露イベント_玉城ティナ
玉城さん:原作キャラクターが確立しているので、そこを崩さず超えていかなければというプレッシャーがあった。撮影中は原作のコマを写真に撮ってそのシーンの前に見返したり、待ち受け画面にしていました。

と驚きの役作りを明かした。

文学好きが高じて春日と交流を深める常磐文役の飯豊さんは
『惡の華』完成披露イベント_飯豊まりえ
飯豊さん:二人に比べて穏やかな撮影でした。

と笑顔も、終盤の3人で極寒の海に浸るシーンに触れて

飯豊さん:思った以上に寒くて、人間の体ってこんなに小刻みに動くんだと思うくらいに底冷えした。全身が濡れるので撮影は一発本番。二人が完璧な芝居を見せてくるので、そこに入っていくのに緊張した。二人がガンガン来るから…。

とハード場面を回想。これに対して

伊藤さん:波のひきが凄いのに、2人ともガンガン行くから、俺はレスキュー隊みたいな感じだった。自分も波に引きずられていくので『これどうするの!?』となりました!

と危機一髪な舞台裏を紹介した。

映画情報どっとこむ ralph 春日が片想いするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役の秋田さんは
『惡の華』完成披露イベント_秋田汐梨
秋田さん:胸キュン少女漫画しか読んでこなかったので、衝撃的でした。

と本作との出会いに絶句も、

井口監督:50人くらいいた候補の中でもずば抜けた演技力があった。こんなにもダークな芝居ができる人は秋田さんしかいない!

と太鼓判。

伊藤さん:例えセリフであっても『ガッカリした』と言われたときはリアルに傷つくくらいに胸に刺さって『ああ、ごめんなさい…』となりました。

と秋田さんの演技力に翻弄されたようで、玉城さんにも責められるというシチュエーションには
映画『惡の華』

伊藤さん:もうボッコボコというか、ビンタも鼓膜が破れるかと思いました

と、告白。それに

玉城さん:結構ガチでやらせてもらいました。

とニヤリとしていた。

ブルマを履いている伊藤さんの姿も衝撃的で、

玉城さん:人生で男性にブルマをはかせることは今後二度とないと思います。はかせられて良かった!!

と満面の笑み。
映画『惡の華』伊藤健太郎
盗んだブルマの匂いを嗅ぐという姿を見せた伊藤さんには

玉城さん:慣れていたじゃん!日常茶飯事でしょ?

と畳み掛けるドSぶりで、

伊藤さん:バカ言ってんじゃないよ!マスコミ!!!

と慌てさせていた。そのブルマを嗅ぐシーンは撮影初日に行われそうで、

伊藤さん:今までブルマの匂いを嗅いだことなんてないし、どうしようかと。井口監督からは『ブルマの繊維、分子すべてを吸い取ってくれ!』と言われて、この人何を言っているのか…と。でも撮影初日にそのシーンを演じたおかげで、春日の変態的な気持ちを理解することができた。

と未知なる扉を開いていた。

映画の内容にちなんで自身の青春時代を振り返る流れになると、

玉城さんと同じ高校に通っていた飯豊さんは

飯豊さん:ティナは頭が良くてモテモテ。男子からアタックされている姿を見たこともあります。クラスでも人気者で、仕事の忙しいティナを励ます会が開かれることもありました。

と玉城さんのリア充ぶりを証言。しかし

玉城さん:そんなことあった?すごーい。

と完全に他人事。

飯豊さん:なんで忘れてるのよ!

とツッコまれていた。一方で

伊藤さん:今でもよくつるむ地元の仲間たちと楽しい青春時代を過ごしていました。でも今考えたら先生に『スイマセン!』なこともあって…。今では足を向けては眠れない恩師には、ぜひ自分が主演を務めた今回の作品を観てほしい。主演作で恩返しができたら嬉しい。

と照れつつも呼びかけた。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・・
『惡の華』完成披露イベント_井口昇監督
井口監督:高校時代の自分と同じように、自分の居場所が見つけられない方に観てほしい。そんな悩める方々の救いになるような作品になれば

とアピール。

伊藤さん:過激な作品ではあるけれど、根っこの部分には思春期を過ごしたことのある人ならば誰でも共感できるようなものが詰まっています。この映画を観て救われる人もいると思います!

と期待を込めた力強い言葉で締め、大盛り上がりの完成披露舞台挨拶は終了した。

『惡の華』本ビジュアル

映画『惡の華』

公式サイト:
akunohana-movie.jp

twitter:
@akunohana_movie

9月27日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

【ストーリ―】 
あの夏、僕は仲村さんと出会い、リビドーに目覚めた。
山々に囲まれた閉塞感に満ちた地方都市。中学2年の春日高男は、ボードレールの詩集「惡の華」を心の拠り所に、息苦しい毎日をなんとかやり過ごしていた。ある放課後、春日は教室で憧れのクラスメイト・佐伯奈々子の体操着を見つける。衝動のままに春日は体操着を掴み、その場から逃げ出してしまう。その一部始終を目撃したクラスの問題児・仲村佐和は、そのことを秘密にする代わりに、春日にある“契約”を持ちかける。こうして仲村と春日の悪夢のような主従関係が始まった・・・。仲村に支配された春日は、仲村からの変態的な要求に翻弄されるうちに、アイデンティティが崩壊し、絶望を知る。そして、「惡の華」への憧れと同じような魅力を仲村にも感じ始めた頃、2人は夏祭りの夜に大事件を起こしてしまう・・・

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伊藤健太郎 玉城ティナ 秋田汐梨 / 飯豊まりえ 
北川美穂 佐久本宝 田中偉登 松本若菜 黒沢あすか 
高橋和也 佐々木すみ江 坂井真紀 鶴見辰吾

原作:押見修造「惡の華」(講談社『別冊少年マガジン』所載)
監督:井口昇
脚本:岡田麿里  
主題歌:リーガルリリー「ハナヒカリ」
製作:『惡の華』製作委員会(ハピネット ひかりTV ファントム・フィルム 角川大映スタジオ 日活)
配給・宣伝:ファントム・フィルム
©押見修造/講談社 ©2019映画『惡の華』製作委員会

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