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禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブーに挑戦した問題作『ばるぼら』。
その独特な世界感から”映画化不可能”と言われた本作が、とうとう手塚治虫生誕90周年を記念し初映像化。 このたび、日本、ドイツ、イギリスの製作者が集結し、製作が実現のものとなります。監督は手塚治虫の実子で手塚眞さん。撮影監督にはウォン・カーウァイ監督作品等の映像美で知られる 鬼才・クリストファー・ドイルさん。 そして、演じるのは・・・ 異常性欲に悩まされている売れっ子耽美派小説家を稲垣吾郎さん。 と、「手塚治虫生誕90周年記念会」式典内でお三方が登壇しての制作発表と部屋を移して囲み取材が行われました。 「手塚治虫生誕90周年記念会」式典 |
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稲垣吾郎 & 二階堂ふみ 二人の濃密な掛け合いが、隠微な化学反応を生む 手塚眞監督、クリストファー・ドイル撮影監督 唯一無二のスタッフ&キャスティングが世界から集結 して製作の『ばるぼら』。
予告編が流れた後、 手塚眞監督、稲垣吾郎さん、二階堂ふみさんが大きな拍手と歓声井の中登壇! 手塚監督:手塚治虫。父の作品を手掛けるのは今までアニメはありますが、初めて実写を監督させていただきました。なぜ『ばるぼら』なのか?ではありますが、私にはとても親しみのある作品です。そして、稲垣吾郎さん、二階堂ふみさんとものすごく素晴らしい俳優の皆さんに出演していただきました。上映の際はよろしくお願いいたします! と、ご挨拶。
と、ご挨拶。式典の中の発表なので、別場所に移って記者囲み取材へ。 |
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![]() 囲み取材 手塚監督:子供のころから、いけない子供で読んでいて(笑)択ばせていただきました。 キャスティング理由は? 監督:二人とも魅力的。この企画にぴったりだなと。お二人ともお忙しいので、心配でしたが条件が整って。期待以上の演技をしていただきました! と、撮り終えてポスプロ中。 稲垣さん:子供のころから拝見させていただいていて、今回光栄なことです。改作。こういう作品に出演させていただけるのは自分にとって挑戦だなと。今のこのタイミングじゃないと出来なかったかな。愛がむき出しになった僕を楽しんでください。 二階堂さん:幼少期のころに父が手塚さんが好きで。火の鳥とかアトムとかありました。アトムはワクワクポップでそう言う方と思っていたら「ばるぼら」。どっちが手塚先生なのか?謎な感覚で。そういうの知りたいなと参加させていただきました。現場では、黒い部分の手塚先生だよねと。みんなで考えながら創っていきました。 と話しました。 手塚先生は主人公とか「ばるぼら」について 手塚監督:父親と作品の話をしていなくて、特に大人向きの作品は話しませんでした。大人向きの漫画も大事に考えていたと思います。一番かわっているテイストで、鬼っ子ですが、作者にと手は一番かわいい作品ではないかと。 ドイツ、英国、日本合作で、多くの言語が飛び交う撮影現場だったそうで、 稲垣さん:海外スタッフと初めての経験でしたし、クリスファンでしたし。退廃的で美しく夢のようです。フワフワしていた感じでしたね。バルボラの二階堂さんに引き出されたのかな。本当に難しい作品ですが、壊れていくときにしか出せない色気と尊さを感じることができる初めてのことばかりで勉強になりました。 とする、稲垣さんは二階堂さんと初共演で、現場の二階堂さんはばるぼらそのものだったので、今日あってびっくりしたともコメント。 二階堂さん:稲垣さんは、もの心ついたときからみていた方なので、現場で、役と役で顔を合わせていたので、不思議な感覚で。稲垣さんは文学を感じる方で、難しい本を手に取った感覚でいました。私は、まだ追いつけてない、大人になれていないのを感じさせられる方で勉強になりました。私の中の「ばるぼら」を引っ張り出してくれる方でした。 と、稲垣さんの印象を語ってくれました。 最後に。 手塚監督:もうすぐ完成します。深い内容で、口当たりの優しいものではないかもしれませんが、良く味わってみれば新しい夢の世界に連れて行ってくれると思います。 と、締めました。 禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブーに挑戦した問題作『ばるぼら』。 2019年 全国公開です。
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