NPO法人「独立映画鍋」として初の関西でのシンポジウムを企画いたしました。立命館大学と共同で1/27(土)に京都文化博物館で開催決定!
テーマは「地方で映画を作ること、上映すること」です。 “人材・情報・資金“が東京に一極集中している日本の映画業界の状況を、地方在住の映画作家はどう捉えているのか。なぜ地方で映画を作り続けるのか?動員力の弱体化という壁に直面しているミニシアターの館主はどう活路を見出すのか? …といった課題を、地方在住の映画クリエイターと京阪神のミニシアター館主らの視点で、今後の可能性を探ります。 ■特設ウェブサイト |
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■立命館大学映像学部創立10周年記念事業 「地域から次世代映画を考える:制作者の視点、上映者の視点」 『危機感』 こうした作品の受け皿になってきたのがミニシアターだがし、近年、地方のミニシアターにおけるインディペンデント作品の動員力の弱体化は、すでに興行としてはなりたたないレベルにまで達している。 一方で、国内外で高く評価された『野火』(塚本晋也監督、2015年)、『ハッピーアワー』(濱口竜介監督、2015年)、『淵に立つ』(深田晃司監督、2016年)など、芸術的成果を生み出している。日本映画の裾野を広げられるかどうかは、こうした自律的自発的な創造性に頼っている。 地方のミニシアターにも、これからの映画を担っていく若手作品を応援したい思いがある一方で、溢れかえるインディペンデント作品の上映がミニシアターそのものを圧迫することにもなりかねない。 そこで、今回の上映・シンポジウム企画では、第1部で「映画の制作側の視点」から、映画に関わる人材・情報・資金が一極集中する東京から遠く離れて、地方で映画づくりを続けていくことの意義を問い、第2部で「上映側の視点」から、京阪神のミニシアターの取り組みを事例に、これからのインディペンデント映画の上映環境を考える。 |
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【スケジュール】
2018年1月27日(土) 会場:京都府京都文化博物館 13:30 第1部「映画はどこでもつくれる!か? ~地方で映画を作るわけ~」関連上映 14:40 『茜色の約束 サンバ do 金魚』(96分) 16:30 シンポジウム第1部「映画はどこでもつくれる!か?~地方で映画を作るわけ~」 18:00 シンポジウム第2部「京阪神ミニシアターの現状とインディペンデント映画上映スキーム」 19:30 終了予定 【入場料】 【会場】 ●地下鉄「烏丸御池」駅下車、5番出口から三条通を東へ徒歩約3分 【主催】立命館大学映像学部、京都府京都文化博物館、NPO法人独立映画鍋、関西次世代映画ショーケース実行委員会 【問い合わせ】 |