5月公開となります映画『光をくれた人』。
監督・脚色は、結婚したカップルの幸福な記憶と愛の破綻を描いた傑作『ブルー・バレンタイン』で大絶賛されたデレク・シアンフランス。 オーストラリアの作家M・L・ステッドマンのベストセラー「海を照らす光」を映画化。灯台守の夫婦トムとイザベルにはマイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデル。 夫婦が育てる子供の実の母親ハナには、レイチェル・ワイズが扮し、主演三人による演技の共鳴が映画をさらに忘れがたいものにしています。 トム、イザベル、ハナ、彼らを取り巻く家族たち、それぞれの幸福と痛みが、我がことのように胸を締めつける本作は、2016年ベネチア国際映画祭でプレミア上映され、各国マスコミが「涙なしに見られない」と保証した本年度最高の愛の物語です。 |
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マイケル演じるトムとアリシア演じるイザベルの、愛し合う幸せな夫婦のラブラブなシーンが見どころのひとつの本作。
イザベルがトムのヒゲを剃るシーンがあるのだが、もともと脚本にはなかったシーンを、好きな相手のために自分を変えるという、愛の証の表現のためにマイケルが提案したそうで、マイケルの「トムにヒゲを生やして、彼女に剃らせたらどうだ」という提案に対し、監督も「最高のアイディア」と賛同。 しかし、刃物を使用することは、スタジオ側としては俳優に怪我を負わせてしまうリスクがあるため、スタジオ側は最初難色を示したが、監督が何カ月もかけて説得。 スタジオ側の、「事前にスタッフにヒゲを剃らせて、撮影時はシャイビングクリームをつけて剃るふりををすればいい」という提案に、監督はアリシアに向かって「自分で(マイケルのヒゲを)剃ることに抵抗はない?」と尋ねたところ、アリシアは「大丈夫だと思う、マイケルに聞いて」と答えた。マイケルは「問題ない」と断言し、このリアルなラブシーンが誕生した。俳優の文字通り“顔”に刃物を向けるリスクを誰よりも理解しつつも、2人の間の信頼関係から柔らかな雰囲気が生まれ、演技から自然なやりとりへと変わっていきます。 実際にパートナーである2人であったからできたリアルなシーンは映画館で! 『光をくれた人』 5月TOHOシネマズ シャンテ 他全国ロードショー |
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物語・・・ 孤島に暮らす灯台守の夫婦。 他に誰もいらない。そう願うほど幸福だった。 その<罪>に気づくまでは。 戦争の傷跡で心を閉ざし孤独だけを求め、オーストラリアの孤島で灯台守となったトム。しかし、美しく快活なイザベルが彼に再び生きる力を与えてくれた。彼らは結ばれ、孤島で幸福に暮らすが、度重なる流産はイザベルの心を傷つける。 ある日、島にボートが流れ着く。
公式HP:
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監督:デレク・シアンフランス(ブルー・バレンタイン、プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命)
原作:『海を照らす光』(M・L・ステッドマン/古屋美登里訳/早川書房)
出演:マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル、レイチェル・ワイズ
配給:ファントム・フィルム 提供:ファントム・フィルム/KADOKAWA/朝日新聞社
【2016/アメリカ・オーストラリア・ニュージーランド/133分/スコープサイズ/5.1ch】
原題:THE LIGHT BETWEEN OCEANS (C)2016 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC
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