常に時代を挑発し、世の常識に疑問符を投げかける映画監督・園子温。構想25年を経て結実したモノクロームのSF作品である監督最新作『ひそひそ星』が、5月14日より新宿シネマカリテほかにてロードショーとなります。本作は、鬼才自ら2013年に設立したシオンプロダクションの第一回制作作品。『地獄でなぜ悪い』(13)『ラブ&ピース』(15)と同じく、園子温が20代の時に書き留めていたオリジナルの物語が、“いま”を映す映画として、満を持して産声を上げました。 本作の公開に合わせて実施が予定されていた「園子温作品特別上映」が、5月7日(土)~13(金)に<『ひそひそ星』公開記念!シネマカリテセレクション園子温監督作品上映>として実施されることが決定しました! 『ひそひそ星』公開記念!シネマカリテセレクション園子温監督作品上映 劇場:新宿シネマカリテ |
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上映作品:スケジュール
5月7日(土)『部屋 THE ROOM』(93)92分/35mm ★『ひそひそ星』、『園子温という生きもの』の前売券どちらか1枚提示で鑑賞料金1,000円/2作品提示で鑑賞料金500円 |
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本特集で上映されるのは、『ひそひそ星』の表現を彷彿とさせるモノクローム作品『部屋 THE ROOM』のほか、監督自身のセレクト作品も含む全7作品。また、5月7日(土)と11日(水)には監督ゆかりの映画人によるトークショーも実施。『ひそひそ星』と園を追ったドキュメンタリー映画『園子温という生きもの』の前売券提示による料金割引もあるので、両作品公開前にぜひチェックしておきたい貴重な機会となってます。
『ひそひそ星』 5月14日(土)新宿シネマカリテほかにてロードショー
物語・・・ 主人公はアンドロイドの女性。鈴木洋子“マシンナンバー722”は、昭和風のレトロな内装の宇宙船レンタルナンバーZに乗りこみ、静寂に包まれた宇宙を何年も旅している。 いくつもの寂しい星に降り立っては、すでに滅びゆく絶滅種と認定されている人間たちに日用品などの荷物を届けるために……。 |
監督・脚本・プロデュース:園子温
プロデューサー:鈴木剛、園いづみ
企画・制作:シオンプロダクション
出演:神楽坂恵、遠藤賢司、池田優斗、森康子、福島県双葉郡浪江町の皆様、福島県双葉郡富岡町の皆様、福島県南相馬市の皆様
撮影:山本英夫 照明:小野晃 美術:清水剛
整音:小宮元 編集:伊藤潤一 衣装:澤田石和寛
制作:山内遊 助監督:綾部真弥
キャスティング:杉山麻衣
ラインプロデューサー:船木光
配給:日活 宣伝:ミラクルヴォイス
© SION PRODUCTION 2016/日本/モノクロ(パートカラー)/ビスタ/100分