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大阪アジアン映画祭クロージング

 
この度、2025年3月23日(日)にABCホールにて第20回大阪アジアン映画祭が閉幕し、クロージングセレモニーに続いて、高橋伴明監督作、毎熊克哉が主演する「桐島です」(英題:I Am KIRISHIMA)がクロージング作品として、世界初上映されました。
 
本作の高橋伴明監督、脚本家・梶原阿貴さん(『夜明けまでバス停で』脚本)、長尾和宏さん(『痛くない死に方』原作、『夜明けまでバス停で』製作)が登壇し、サプライズゲストとして、本作のプロデューサーで出演もされている高橋惠子さんが登壇しました。下記にて舞台挨拶のレポートをいたしますので、是非ご紹介をご検討くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
OAFF2025
 
「桐島です」舞台挨拶
日程:3月23日(日)
場所:ABCホール 
登壇:高橋伴明(たかはし・ばんめい/)監督、梶原阿貴(かじわら・あき/脚本)、長尾和宏(ながお・かずひろ/製作総指揮)、高橋惠子(たかはし・けいこ/プロデューサー・出演)
司会:小西陸斗アナウンサー(ABCテレビ)

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高橋伴明監督ら登壇

 
第20回大阪アジアン映画祭が閉幕し、クロージング・セレモニーに続いて、高橋伴明監督最新作で、毎熊克哉が主演する「桐島です」(英題:I Am KIRISHIMA)がクロージング作品として世界初上映された。連続企業爆破事件に関与したとして指名手配され、49年もの逃亡の末、2024年に70歳で死亡した桐島聡。映画「桐島です」は、彼の知られざる半生を、報道・史実を元にフィクションを織り込んで描く社会派エンターテインメントだ。
 
高橋伴明監督は、2012年の第7回大阪アジアン映画祭で『道~白磁の人』がオープニング作品として上映されて以来の大阪アジアン映画祭への参加となる。新作「桐島です」が世界初上映されることについて、「ひっそりと公開される映画だと思っていたのに、こうして大々的に発表できることができ、びっくりすると共に本当に感謝しています」と、心境を語った。桐島聡を演じた毎熊克哉さんについて、「映画『ケンとカズ』の頃から注目していた。毎熊克哉は、日本映画界にとって大事な存在になることは間違いない」と絶賛した。
 脚本を手掛けた梶原阿貴さんは、高橋伴明監督とは、第96回キネマ旬報ベスト・テンをはじめ数々の賞を受賞した『夜明けまでバス停で』以来の待望の再タッグ作となる。「桐島です」も実話をもとにした作品であり、「実際の事件を映画化することは関係者への配慮など難しいことがある」としつつも、エンターテインメントとして映画にするか、その難しさを語った。
 『痛くない死に方』、『夜明けまでバス停で』に続いて3作目のタッグとなる製作総指揮の長尾和宏さんは、「命、生きること、死をやさしい眼差しを向けている」と、高橋伴明監督への絶大なる信頼を寄せた。
サプライズ登壇となったプロデューサーで出演の高橋惠子さんは、「まだ脚本ができていない、タイトル「桐島です」だけしか決まっていない段階で、これはどんな役でも出演しよう」と思い、はじめて高橋伴明監督に自ら出演を希望したという。「スクラップブックをつくっていたくらい、元々桐島聡に関心があった」梶原さんだったからこそかけた脚本だったと、高橋伴明監督組への思いを語った。
映画「桐島です」は7月4日(金)より新宿武蔵野館他全国順次公開となる。

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クロージング作品概要

 
「桐島です」 世界初上映 World Premiere
★3月23日(日)夜、ABCホールにてクロージングセレモニーに続いて上映予定
2025年/105分/日本 英題:I Am Kirishima
「桐島です」
©️北の丸プロダクション
監督:高橋伴明
出演:毎熊克哉、奥野瑛太、北香那、甲本雅裕、高橋惠子
プロデューサー:髙橋惠子、高橋伴明
脚本:梶原阿貴、高橋伴明 撮影:根岸憲一 音楽:内田勘太郎
製作会社:ブロウアップ 配給:渋谷プロダクション
公開表記:2025/7/4(金)より新宿武蔵野館他全国順次公開
 
約49年の逃亡生活を経て2024年1月29日に本名を告げて死去した謎の男、桐島 聡。桐島 聡の軌跡と〈青春の正義〉、遂に映画化!
70年代の連続企業爆破事件から令和までを時系列で描く本格的な実録社会派映画、堂々完成‼
 
物語・・・
連合赤軍事件を受け、学生運動が下火になった1974年。桐島聡(20)は、後に東アジア反日武装戦線・さそりのリーダーとなる黒川芳正(26)の考えに賛同。鹿島建設資材工場を爆破後、桐島らは部隊名をさそりに決める。時を同じくして、桐島は恋人のヨーコに、学生、市民、農民、労働者といった立場からの戦い“労働者運動”について、「時代遅れだと思う」と一蹴され、振られてしまう。
1975年5月、黒川ら東アジア反日武装戦線メンバー7人の逮捕の一報に桐島と宇賀神は逃亡を決意。次に会う日取りと場所を決める。
1984年、桐島は“内田洋”と名乗って工務店で勤め始める。夜は行きつけのバーでビールを飲み、踊る日々。そこで桐島は、歌手のキーナが「時代おくれの男になりたい」と河島英五の「時代おくれ」を歌うのを聞き、感動。キーナとの距離が縮まり、告白されるが…

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≪映画祭概要≫

 
名称:第20回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2025)
会期:2025年3月14日(金)から3月23日(日)まで
上映会場:ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館
公式HP:https://oaff.jp
主催:大阪映像文化振興事業実行委員会(大阪市、一般社団法人大阪アジアン映画祭、大阪商工会議所、公益財団法人大阪観光局、朝日放送テレビ株式会社、生活衛生同業組合大阪興行協会、株式会社メディアプラス)
 
 
大阪アジアン映画祭では、「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに、アジア映画最新作のコンペティション部門をはじめ、特別注視部門、インディ・フォーラム部門、その他特集企画・部門など、多彩なプログラムでアジア映画の魅力を紹介します。
大阪アジアン映画祭は、万博開催を控えた大阪の街を舞台に、世界初上映作品や国内未配給作品を含む話題作を多数紹介する国際映画祭です。毎回、チケット発売後に即完売する上映が続出するなど全国の映画ファンの注目はもとより、国内外映画関係者の注目も高まり続ける大阪アジアン映画祭は、今年、史上最高の応募数から厳選された傑作を揃えて第20回の節目を迎えます。

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