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ショーン・ベイカー監督作品

第97回米アカデミー®賞 作品賞をはじめ、主演女優賞(マイキー・マディソン)、助演男優賞(ユーリー・ボリソフ)、監督賞、脚本賞、編集賞の6部門にノミネートされた『ANORA アノーラ』は、2月28日公開となります。
ANORA_アノーラ
 
この度、解禁する本編映像は、ショーン・ベイカー監督の大ファンで作品を何本も観ているという玉城ティナが『ANORA アノーラ』について語った特別映像とインタビュー。

マイノリティと言われる市井の人にフォーカスし映画を撮り続けてきたショーン・ベイカーだが、『ANORA アノーラ』も NY のストリップダンサーが主人公。そんな監督が今作で主人公アノーラに用意したのは、大金持ちの御曹司と恋に落ち結婚する。という絵にかいたようなシンデレラストーリー。しかしもちろん、現代版シンデレラ、アノーラの運命はセオリー通りのハッピーエンドでは終わらず、思いもかけない方向に転がっていくことになる。
 

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玉城ティナ インタビュー

 
Q.ショーン・ベイカー監督の作品の魅力は?
A.社会的な観点から見ての問題点がたくさん散りばめられてるんですけど、それをただただそこに置いてあるっていうのが、素敵だなと思います。
(世間に問題点を)投げかけるだったりとか、「皆さんはこれをどう思いますか?!」みたいな感じではなくて、(当事者)その人たちの生活だったり、出演されている方の目線が、フィルターが変にかかってないというか、そういう面白さがあるなと感じますし、徹底してますよね。本当に。
玉城ティナ_アノーラ
 
Q.今回はショーン・ベイカー監督らしさは?
A.もう感じまくりじゃないですかね。
そこかしこに散りばめられてるなと思いましたし、やっぱり女性を綺麗に撮るっていうより本当に魅力的に取る監督だなと思います。
 
Q.アノーラについて
A.かわいらしいし、なんかもっともっとやれ~!みたいな感じで応援したくなりましたし、女の子絶対好きだろうなっていう、ヒロインの形だなと思いました。アンチシンデレラストーリーのその“シンデレラ”のイメージっていうのが、多分この時代、統一したものがあまりないというか、何をシンデレラとするかは自分自身。みたいな風潮になってると思うので、そこにもとても寄り添っているんじゃないかなと思いました。とにかくファッションだったりメイクだったりも、見ていて飽きなかったですね。
 
Q.アノーラは魅力的な女性でしたか?
A.はい、魅力的ですし、監督が描いている出ている方、セックスワーカーだったりとか、そういう人たちを描くっていうのが多いと思うんですけど、なんか彼女たちを悲しげに描く、悲壮的に描くのではなく、なんか本当に女性たちの体から出てくるパワーみたいなものもすごく感じましたし、あの最初のファーストカットから始まって、あの最後に行き着くっていうのもすごく面白いなと思いました。
玉城ティナ_アノーラ
 
Q.一番好きなシーンについて
A.やっぱりラスベガスのシーンかな。この映画を象徴してると思います。やっぱり 1 回目のラスベガス(のシーン)と 2 回目のラスベガス(のシーン)で全然映画のトーンが違うっていうのもありますし、ポスターにもなってますけど、なんかお姫様抱っことか、私達結婚したんですみたいなあの 2 人の幸せそうなところは、「もうこの映画 2 時間超えてるから絶対この後何かあるじゃん!」って思ってたんですけど、そういうところも含めて、良かったですね。2 人の幸せそうな場面っていうのは全体で見ると少ないので、この場面いいなと思いました。何かさらっと指輪とか買ってるのも良かったですね。
 
Q.結婚する前と後で結婚に対するイメージは変わりましたか?
A.変わりましたね、結構。結婚っていうもの自体を、なんか仰々しいシステムなんじゃないの?みたいなふうに捉えていたというか、あまり自分には関係のないものとして捉えてたんですけど、してみると意外と生活っていうものは続いていくなみたいな。生活のなんていうんだろう、自分1人で持つ割合みたいなものが、単位が変わるなみたいな。ぐらいだったので、そこまで重く捉えずに結婚したのがよかったのかもしれません。
玉城ティナ_アノーラ

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『ANORA アノーラ』

 
公式 X:
https://x.com/anora_jp
#アノーラ #ANORA
 
物語・・・
NY でストリップダンサーをしながら暮らす“アニー”ことアノーラは、職場のクラブでロシア人の御曹司、イヴァンと出会う。彼がロシアに帰るまでの 7 日間、1 万 5 千ドルで“契約彼女”になったアニー。パーティーにショッピング、贅沢三昧の日々を過ごした二人は休暇の締めくくりにラスベガスの教会で衝動的に結婚!幸せ絶頂の二人だったが、息子が娼婦と結婚したと噂を聞いたロシアの両親は猛反対。結婚を阻止すべく、屈強な男たちを息子の邸宅へと送り込む。ほどなくして、イヴァンの両親がロシアから到着。空から舞い降りてきた厳しい現実を前に、アニーの物語の第二章が幕を開ける。
ANORA_アノーラ

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監督・脚本・編集:ショーン・ベイカー
製作:ショーン・ベイカー、アレックス・ココ、サマンサ・クァン
出演:マイキー・マディソン、マーク・エイデルシュテイン、ユーリー・ボリソフ、カレン・カラグリアン、ヴァチェ・トヴマシアン
配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画
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2024 年/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1ch/139 分/英語・ロシア語/R18+
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