初日舞台挨拶ノンストップ・ファミリー・サスペンス『映画 マイホームヒーロー』は大ヒット上映中。初日舞台挨拶を行い、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平、木村多江らドラマから映画に続く物語に出演したお馴染みの面々と、映画新キャストの宮世琉弥、津田健次郎、そして青山貴洋監督が登壇しました。 |
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キャスト&監督映画を観たばかりの熱気で溢れる観客たちで埋め尽くされた会場の中、ドラマでもお馴染みの面々である、娘の彼氏を殺した父・鳥栖哲雄役の佐々木蔵之介、刑事になり真相を追う娘・零花役の齋藤飛鳥、母・歌仙役の木村多江、ドラマで行方知れずのまま最終回を迎えた恭一を演じる高橋恭平、ミステリアスな謎の青年・大沢役の宮世琉弥、哲雄を追い詰める間野会の“クセ強”ラスボス志野役の津田健次郎、青山貴洋監督が登壇すると、観客からは大きな歓声が湧き上がった。 ついに公開初日を迎えた本作。改めて初日を迎えた気持ちを聞かれると、佐々木は「公開初日っていうのは本当に今日1日しかないので、今日初日に集まってくださった皆さんと、豊かな時間、幸せな時間を過ごさせていただくことができ嬉しいです。本当にありがとうございます。初日、雪です!(笑)完成披露イベントのときも大雪が降っていまして、雪男か雪女がいるんじゃないかと言っているんですけども(笑)これもいいなと思っています。僕たちが上映後のお客様にお会いするのは初めてですよね。面白かったですか?」と客席に呼びかけると、あたたかい拍手が。続けて「今皆様の笑顔と拍手で迎えられたときに、ちょうど1年ほど前に撮影していたことが報われたなと思いました。この後も楽しんでください。」と挨拶し、温かいムードで舞台挨拶がスタート。 昨年秋に放送され、ハラハラドキドキの展開に中毒者が続出した連続ドラマ。ドラマから続いていた物語が、この映画でついに一つの完結を迎える。青山監督は「ついに最終回ですね。映画の中で哲雄が最後どういう形で終わるのか、どうなっていくのかというところをとても意識して作りました。映画だけ観ても楽しめる作品にしようというところを大事にしていました。映画を観て面白いなと思っていただけたら、その後ドラマに立ち返っていただいても良いですし、原作はまだ完結していないので、原作のラストはどうなるのか、という楽しみ方もあると思います。このあとも『マイホームヒーロー』というものを是非楽しんでください」と映画だけでなく、ドラマも原作も楽しんでほしいと呼びかけた。 ドラマに続き映画版にも出演している佐々木、齋藤、高橋、木村の面々。 続けて映画版の重要人物の二人を演じた津田、宮世。本作のおすすめポイントを聞かれると、津田は「色々な要素がありますよね。鳥栖哲雄が追い込まれていくスリリングな部分がスピード感溢れる展開で、それが最終的に親子の対決になっていく。その一方で、ある種の家族愛がさらに色濃く立ち上がってくる感じが同時進行で進んでいくことが本当に見事で、他にはない映画に仕上がっているところがおすすめしたいポイントです。」と熱弁。続けて宮世は「今の津田さんの言葉に全てが詰まっているなと思います。濃いキャラクター二人が映画で初登場というところで、鳥栖家をはじめとした『マイホームヒーロー』をかき乱すキャラクターになっているので、ドラマとは違った味が出ていると思います。」と志野と大沢の魅力を語った。 あのとき大ピンチだったなここでゲストの皆さんより、本作でお父さんが大ピンチの連続を迎えることにちなんで『「あのとき大ピンチだったな」とつい思い出してしまうエピソード』をフリップで披露。 |
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注目ポイントおもしろエピソードの連続で会場が和やかなムードの中、それぞれの出演シーンで見てほしい注目ポイントを聞かれると、佐々木は「演技について迷ったときは、原作の漫画を指針として読んでいました。ドラマのクランクインの日、タバコを投げつけられる瞬間のシーンで、漫画では身体をクロスさせる格好をしていたんですね。それをやってみようと思ってやりました。」と振り返ると、監督が「まるで哲雄が原作から飛び出てきたようでした。」と大絶賛。齋藤は「私が泣いているシーンで、泣きすぎていたから涙を消したというお話を前回の舞台挨拶で監督がされていて、それが皆さんどのシーンかわかったのかな?って。私は全くわからなかったです(笑)」と気になるエピソード。続けて高橋は「分かってくれた方がいるんかな〜いないんかな〜。ドラマでは黒髪だったんですけど、映画では金髪だったんです。これ分かってくれた人どれくらいましたかね?」と笑いを誘うと見事に観客全員が挙手。さらに宮世が「僕今金髪なんですけど、映画では黒髪でした。分かってくれた人どれくらいいますか?(笑)」と高橋の発言をなぞり、続けて「僕はある武器で敵と戦うというシーンがあるんですが、その武器が登場する前、僕の家で哲雄と話しているシーンのときに、佐々木さんが『後々武器を使うから、ここでちょっと武器をいじっておいた方が良いんじゃない?』と言ってくださって。それが映画を観たときにしっかりと繋がっていて、『わあすごい!』となりました。」と先輩からのアドバイスに感激の様子。津田は「鳥栖哲雄のおもちゃ会社の倉庫に行って、哲雄をナイフで切りつけて去っていくときに、棚にあるおもちゃを全部落としていくんです。実はその音がうっすら入っています。撮影では実際のおもちゃ会社の倉庫をお借りしたんですけど、監督に『落としたいです』と言ったら落として良いおもちゃに変えていただいて、僕のわがままを聞いていただきました。」とこれまた本編が気になるエピソードを披露。木村は「家族3人の海辺のシーンで、一番ここぞというところで日の出が見えてくる、というシーンです。あの日の出を狙うために夜からずっと撮影していて、NGも許されない中で、皆が集中して取り組んでいました。どうしてもあの日の出を狙いたいという監督の気持ちがわかりましたし、日の出が見えることで希望が見える、というところが凄く良いシーンで好きです。日が登っていくところを皆さんにも感じていただきたいです」と本編の中でも肝となる大切なシーンを振り返った。 最後に・・・代表して佐々木が「1年前に撮影していたんですが、そのときは本当に作品を作ることに集中していて、舞台挨拶に登壇してこうやってお客様と会うことは想像していませんでした。それくらい作品を作ることに集中しておりました。皆、精いっぱいやりましたし、それを初日にこうやって多くのお客様と共有できて、この作品がこれから多くの方に愛される作品になってほしいなと思っています。この作品では、何が正義なのか、何が悪なのか、と問われていますが、本当に自分が究極に愛するものを描いていると思いますので、皆さんも自分の大切な人、例えば「お父さん観に行って!」と声をかけていただいたり、大切な人と観ていただけたらなと思います。 皆さんは僕たちのヒーローです。愛される作品に育ててあげてください。今日は本当にありがとうございました。」と締めくくり、舞台挨拶は温かい空気の中、大盛り上がりで終了した。 |
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『映画 マイホームヒーロー』2024年、原作漫画も同時に最終章へ突入! 物語・・・ |
佐々木蔵之介
齋藤飛鳥 高橋恭平(なにわ男子) 宮世琉弥 板倉俊之(インパルス)
大東駿介 淵上泰史 西垣匠 金子隼也/立川談春 神野三鈴
音尾琢真/津田健次郎 木村多江
主題歌 「インソムニア」Eve (TOY’S FACTORY)
原作・漫画:山川直輝・朝基まさし『マイホームヒーロー』(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:青山貴洋 脚本:船橋勧 音楽:堤博明
制作プロダクション:TBS スパークル C&I エンタテインメント 配給:ワーナー・ブラザース映画
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