『火の鳥 エデンの花』野口聡一と田中栄子のSP対談映像

野口聡一と田中栄子のSP対談映像

この度、STUDIO４℃が手塚治虫の伝説的な原作「火の鳥」望郷編を映像化した新作アニメーション映画『火の鳥 エデンの花』に全国公開中です。

この度、本作の公開を記念して、手塚治虫原作を愛読する宇宙飛行士・野口聡一さんとSTUDIO４℃ プロデューサー田中栄子のスペシャル対談映像が解禁しました！

手塚治虫の代表作にしてライフワーク「火の鳥 望郷編」を初のアニメーション化となる本作、宇宙をめぐる冒険を描いた本作の応援に駆け付けた宇宙飛行士・野口聡一さんと、『マインド・ゲーム』『海獣の子供』『映画 えんとつ町のプペル』アーティスティックなセンスが光るアニメーション映画を世に送り出すSTUDIO４℃代表取締役にして本作のプロデューサーを務めた田中栄子さんが、本作を徹底的に語り尽くすスペシャル対談映像を公開。子供のころから「火の鳥」を愛読していて、今も家に「黎明編」から「太陽編」まで全巻が揃っている、と語るほど火の鳥フリークの野口さんは、本作を「非常に美しく、ロマンチックにまとめられている」と絶賛。そんな野口さんの感想を聞いた田中プロデューサーは「宇宙から地球を見た野口さんの感想は火の鳥と同じ目線を持っていらっしゃる」と感心した様子でコメント。トーク内容は、手塚治虫さんが描いた非常に深い宇宙観、地球の未来、環境問題にまで及び、手塚治虫作品及び「火の鳥」の描写や設定画、本当に長年にわたって様々な影響を与え続けている、と後世への影響の大きさを語った。

また、本作は「望郷編」をベースに、原作には様々なアレンジが加えられており、「望郷編」以外にも「復活編」「未来編」の要素も加えられている事に田中栄子プロデューサーが言及。野口さんも「手塚先生に対するリスペクトや愛情がたっぷり詰まっていて、今まで原作に縁がなかった方も、これを機に読んでいただければと思いますし、映画を観るだけでも十分に手塚ワールドに浸ることができます」と原作ファンとして本作に太鼓判を押す。手塚愛に溢れたお二人の熱量高いスペシャル対談映像には、初公開となる本編映像も満載。ハピネットファントム・スタジオ公式YOUTUBEチャンネルにて公開中。

著名人からコメント

手塚先生愛を公言する著名人の方から応援コメントも到着。

上田啓太（文筆業）
思い出はつねに美しく、人類はいつだって不愉快だ。手塚治虫の危険な世界を精妙なアニメーションが支える。あなたは最後に知るだろう。死の瞬間に開く花があることを。

高坂希太郎 （スタジオアウトリガー）
旧約聖書や古事記など、一千〜三千年を超える過去の預言・歴史書をモチーフにこの物語は展開される。そのテーマは、災害・分断・暴走するグローバリズムと、混迷するこの世界に生きる我々に、重く突き刺さる。

藤井フミヤ（歌手）
初めて火の鳥を読んだ時、その壮大な世界観に心が宇宙のように広がった。
火の鳥は形を変えながら未来へ伝承される物語。
今回、望郷編が初めてアニメーション化された。
新たな時代の新たな火の鳥が誕生した。

ブルボンヌ（女装パフォーマー）
自分が産み拡げた星で女王様と崇められ、千年超えのエイジレスで外銀河まで旅もして違うパートナーともう一度…
宇宙スケールの「女の一生」に手塚先生のジェンダー観もちらり。
アタシもムーピー彼氏が欲しい！

吉木りさ（タレント）
美しく壮大な宇宙、そして儚くも優しい音楽が私たちをロミの世界に誘います。
こんなにも複雑な名作を今の時代に合った形、そして最大級のスケールで蘇らせてくださったスタッフの皆様に拍手を届けたいです。

茂木健一（脳科学者）
火の鳥は、受け継がれていく「いのち」の象徴。困難を乗り越えて、自分の「エデン」を見つけるためにも、この傑作を見たい。きっとたくさんの「花」が咲く。

中村佑介（イラストレーター）
１時間半で千年分の時間旅行ができる映画の宇宙船。
「宇宙よりもたいせつな人を前にあなたは一体何を探しているの？」
今日は寄り道せず帰ろうと思った。

『火の鳥 エデンの花』

本作は、手塚治虫の誕生日である11月3日から全国の劇場にて公開中です。

公式サイト：
＠hinotori-eden/

公式X：
＠hinotori_eden

“漫画の神様”と謳われ、今も世界中で敬愛される巨匠・手塚治虫。その代表作にしてライフワークともなった不朽の名作『火の鳥』全12編のうち、地球と宇宙の未来を描いた「望郷編」がついに初のアニメーション映画化を果たす。製作期間７年をかけて入魂のスペクタクル巨編を完成させたのは、アートな映像作品を生み出し続けるSTUDIO4℃。

　地球から遠く離れた辺境の惑星・エデン17に降り立った主人公ロミの人生を描く、あまりにも壮大な愛と冒険の物語。時空を超えた旅路の果てに、ロミが見出す「故郷」とはー。その深遠なラストシーンは、この星に生きるすべての人の胸に響きわたる！
　監督は『鉄コン筋クリート』『ムタフカズ』などの作品で独自の作風を発揮してきた稀代のクリエイター、西見祥示郎。手塚原作に大胆な現代的アレンジを施しつつ、アニメーションならではの魅力が横溢する作品世界を構築した。さらに、キャラクターデザイン・総作画監督の西田達三、美術監督の木村真二ほか、STUDIO4℃作品を支えてきた強力なスタッフ陣が集結。人気作曲家・村松崇継による、壮大なスケール感と詩情を併せ持つ音楽にも注目だ。主人公ロミ役の宮沢りえをはじめ、窪塚洋介、イッセー尾形、吉田帆乃華、浅沼晋太郎、木村良平という、声優陣の豪華な顔ぶれも見逃せない。
　かけがえのない地球という故郷の尊さを、我々は忘れかけてはいないだろうか。手塚治虫が全人類に打ち鳴らした警鐘と溢れ出す愛のメッセージが、いまスクリーンに蘇る！