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『ワーナー・ブラザース 100周年記念』

ワーナー・ブラザースは1923年4月4日、ハリー、アルバート、サム、ジャックのワーナー4兄弟によって設立されました。

感動と興奮のアカデミー賞®受賞作品から幅広い世代に愛される大ヒットTVシリーズまで、ワーナー・ブラザースの「物語の力」で生み出された数々の名ストーリーとキャラクターが、世界を魅了してきたこの100年間。

次の新たな100年を迎えるにあたり、スタジオ創立100周年という歴史的記念日に、セレブレーション・イベントを開催。高橋雅美社長兼日本代表、ジェームス・ギボンズ、スぺシャルゲストに渡辺謙、永野芽郁が登壇しました。
ワーナー・ブラザース 100周年記念

ワーナー・ブラザース 100周年記念セレブレーション・イベント

日時:4月4日(火)
場所:丸の内ピカデリー2
登壇: 高橋雅美(ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 社長 兼 日本代表)
ジェームス・ギボンズ(President & MD, Western Pacific)
スぺシャルゲスト :
渡辺謙
【ワーナー出演作】『ラスト サムライ』(2003)『バットマン ビギンズ』(2005)『硫黄島からの手紙』(2006) 『インセプション』(2010) 他

永野芽郁
【ワーナー出演作】『仮面病棟』(2020年)『地獄の花園』(2021)『そして、バトンは渡された』(2021)『母性』(2022)他

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『セレブレーション・イベント』

2023年4月4日に100周年を迎えたワーナー・ブラザースが、丸の内ピカデリーにて『ワーナー・ブラザース創立100周年記念 セレブレーション・イベント』を開催。

会場は満席の中、ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 社長 兼 日本代表の高橋雅美が登壇し「これから100年また大きなチャレンジが目の前に広がっておりますが、本日は100年の歴史をご紹介します!」とご挨拶。

ゲストには、『ラスト サムライ』『バットマン ビギンズ』『硫黄島からの手紙』 『インセプション』など、数々のワーナー作品に出演している渡辺謙と、『仮面病棟』『地獄の花園』『そして、バトンは渡された』『母性』など、若手女優の筆頭の永野芽郁がスペシャルゲストとして登壇した。

二人が登場すると、渡辺は「このイベントのオファーを受けて、もう100年も映画スタジオやっていたんだと驚いた。私が2003年の『ラストサムライ』に出演してから、もう20年。100年のうち、5分の1に参加していると思うと、自分も歴史の1ページにいるんですね。」と、感慨深そうに創立100周年への祝辞を述べ、永野も「100年前の今日ですよ!」と、晴れの日へのイベント登壇を喜んだ。
ワーナー・ブラザース 100周年記念

二人はなんと今回が初対面!

それぞれの印象について聞かれると「朝ドラ見てました(笑)」と笑顔の渡辺に対し、永野は「謙さんと並んでいるなんて・・。すごいですよね!」と緊張気味の様子。会場では1920年代から1950年代までワーナー ブラザースの歴史を振り返る映像を見ながら、映画が誕生した時代にちなんで、“印象に残っている劇場体験”についてもトークを繰り広げた。
ワーナー・ブラザース 100周年記念
渡辺は、「まだ新潟に住んでいて、長岡まで30分もかけて電車で『燃えよドラゴン』を観に行った。上映後、アチョー!!って。(『燃えよドラゴン』は)青少年に影響を与えましたよね。みんなやっていた。」と、「アチョー!」の身振りをつけて当時を懐かしんだ。

永野は、「学生の時は友達と映画に行くことがとても特別なことでした。高校一年生の時、ロケで地方に行ったときにはじめて一人で映画館に行ったときは緊張したけれど、スクリーンの中に入って行くような気持ちになって。映画館ってそんな場所ですよね。」と、序盤から映画愛が止まらない様子。

1960年代からの映像では、渡辺が明かしたエピソードにもあった『燃えよドラゴン』や、『マトリックス』を振り返ると、渡辺は『マトリックス』のネオの“のけぞりポーズ”を披露し、「人力で何かを伝えていく時代だったから、映画人たちの魂を感じる!」と語った。

ワーナー ブラザースのキー・メッセージ〈物語の力〉にちなんで、自身に影響された作品についての話題になると、永野は好きなワーナー ブラザース作品に『最高の人生の見つけ方』を挙げた。

作品に登場する「人生に喜びをみつけたか? 他者に喜びを与えたか?」というセリフに非常に考えさせられたという永野は、「普段から自分の機嫌は自分で取ると決めているけど、女優として活動する中で、他者にも喜びを与えられているのか?ということは大事なことだなと思う。今でも見返します。」と、自身の女優という職業とリンクした独自の作品への見解を話し「ほかにも好きなセリフがいっぱい!」と作品愛を語った。

一方渡辺は、自身が生まれた1959年に制作された『ベン・ハー』を挙げ、「CGのなかった時代なのに、規模の大きさがすごい。画面の中をエキストラで埋めるとかも、努力を超えて執念すら感じる作品!」と、長年映画界で活躍している目線で先人の映画人たちを称賛した。
ワーナー・ブラザース 100周年記念
ゲストの出演作品の話に及ぶと、クリント・イーストウッド監督のもと『硫黄島からの手紙』でハリウッドを体験した渡辺は、「洞窟の中で(俳優の)伊原が自決するシーンの際にほかのキャストの動きのきっかけを作る相図を、クリントがピストルを撃って出してくれた時があった。

その姿が『ダーティハリー』そのものだった。」と貴重なハリウッド作品の裏話を明かした。

また、「クリントの撮影はものすごく早いけど、『硫黄島からの手紙』の撮影期間は35日だった。

プロデューサーが言うには、これはクリント作品の中でも記録だと。だから、僕らだけじゃなくスタジオにも尊敬されているんだと思う(笑)」と撮影時のエピソードを明かし、会場の笑いを誘った。

そんなハリウッドでの体験を語る渡辺を前に、司会から永野へのハリウッドへの意欲を尋ねられるシーンも!

「謙さんの前ですよ!?」とタジタジな永野に、「ポンってやっちゃえばいい!ダメだったら帰ってくればいいんだから。受けてしまってから、しまったと思えばいいよ(笑)」と渡辺から激励が贈られた。

それに対し、「それは謙さんだからです!」と謙遜しつつも、「挑戦したいです!」とハリウッド進出に対して前向きな姿勢を見せた。

最後に

改めて挨拶を求められると、永野は「これからも作品に真摯に参加したい。そして、いつか謙さんとご一緒にできるようになりたい!」と、永野らしい笑顔全開で渡辺との共演を熱望。

渡辺は、「コロナ以降、劇場から人が遠のいた時期があった。配信が多くなって、映画の形態も多様化したけれども、また劇場に人が戻ってきている。やっぱり、暗がりの中で上映開始のベルが鳴って、スクリーンが出てきて、良い音で・・・バイブレーションを感じられる場所は映画館だけ。これからの100年も参加したい。」と、映画出演への意欲を示した。

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