『ジョン・レノン』トークイベント『ジョン・レノン〜音楽で世界を変えた男の真実〜』ジョン・レノンの子供時代、学生時代の友人がお宝写真を交えて語る”本当のジョン・レノン”の姿を、ザ・ビートルズ デビュー60周年を記念して日本初公開! スマッシュヒット中の本作のトークイベントに、イギリスでビートルズを聴いて青春を過ごした、ブロードキャスターであり、本作字幕監修のピーター・バラカンが登壇しました。 そしてMCには、「宇宙戦隊キュウレンジャー」鳳ツルギ役や「NHK高校講座」出演の俳優・南圭介。結婚発表後初めて公の場に登場しました。 |
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ピーター・バラカン 登壇ビートルズは1962年にレコードデビューしている。バラカンは、「僕は1951年生まれなので、ビートルズがデビューした時ロンドンで11歳だった。ビートルズは1963年初めは新人バンドだったけれど、(11月に)『抱きしめたい(I Want To Hold Your Hand)』が出た時には大スターになっていた。1年でそれだけ変わるものかと子供ながらに思っていた。」と当時を振り返った。 イギリス人のユーモアが少しきついことにも言及。「ジョージにしてもリンゴにしても時々辛辣なことを言ったりしていたけれど、ジョンはとりわけその傾向が強いイメージがあった。」と話し、ポールに関しては、「本作でもドイツの写真家が、『ポールはいつも優しく接してくれる』と話している。ポールは、70年代に「ミュージック・ライフ」という雑誌の取材で、通訳の僕に対しても居心地がいいように気を遣ってくれた。」と話し、「おそらくジョンはそういうところはなかったと思う。」と言うと、本作を見たばかりの観客は大爆笑。 バラカンは、本作の感想について、一言で「面白い」と話し、「ジョンの子供の頃というのは知らないことが多い。『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』という実写映画は、ビートルズ結成よりちょっと前の時代を描いていたけれど、それをもっと膨らませたのがこの映画。全部は吸収できない程のものすごい情報量。字幕監修として4回観たけれど、今日観て新しい発見があった。」と、本作の貴重さを熱弁。 |
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『ジョン・レノン〜音楽で世界を変えた男の真実〜』原題:『Looking for Lennon』 アップリンク吉祥寺、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開中 公式サイト:
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監督・編集:ロジャー・アプルトン
配給:NEGA
監修:ピーター・バラカン / 藤本国彦
2018 年 / イギリス / 93分 / カラー / 1.85:1 / 英語 ©SEIS Productions Limited