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公開記念舞台挨拶

小学生の人気No.1児童書「かいけつゾロリ」シリーズ。
71巻累計発行部数は3,500万部を突破し、長く愛されてきた超ロングセラーです。そして87年に誕生した「かいけつゾロリ」は今年で35周年を迎えます。その記念すべき劇場版アニメ最新作『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』は、全国公開中です。

このたび、本作の公開を記念して、12月10日(土)に公開記念舞台挨拶を行いました。先日、ギネス世界記録(TM)「同⼀作者によって物語とイラストが執筆された単⼀児童書シリーズの最多巻数」認定されたばかりの原ゆたか先生を、レギュラーのみなさんでお祝いいたしました。
『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』イベント
『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』公開記念舞台挨拶
日時:12月10日(土)  
会場:TOHOシネマズ日本橋
登壇:山寺宏一、愛河里花子、くまいもとこ、梶 裕貴、原ゆたか、緒方隆秀監督

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山寺宏一、愛河里花子登壇

『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』の公開を記念して12月10日(土)に都内劇場で舞台挨拶が開催。声優を務めた山寺宏一、愛河里花子、くまいもとこ、梶裕貴、と原作者の原ゆたか、緒方隆秀監督が登壇した。本作でゾロリは、歌手を志す少女・ヒポポ(生田絵梨花)を支える“音楽プロデューサー”として奮闘したが、山寺さんは「やはりいいですねぇ、プロデューサー! 昔からプロデューサーに憧れていて、何をするのかわかんないけど、なんとなくプロデューサーっていいな! と思ってました。素晴らしい体験をすることできました」と上機嫌で語る。
愛河さん、くまいさんのイシシ&ノシシの兄弟もラップに挑戦しているが、愛河さんは「私たちも、かれこれ20年兄弟をやってますので、息ピッタリで楽しくやらせてもらいました!」とふり返り、くまいさんは「ラップって歌う機会があんまりないんで、すごく楽しかったです。ぜひCD化を!」とアピールした。

梶さん演じるビートは、本作が映画初登場! 山寺さんの「ようこそ! 『映画ゾロリ』の世界へ!」という言葉に梶さんは「嬉しいです」と満面の笑みを浮かべ「映画になると、こうやってみなさんとお会いする機会もあるし、お話もスケールも大きくなるし、ビートは歌よりもアクションとかで盛り上げていたけど、僕自身、この作品を見て、歌詞にも楽曲の壮大さにも圧倒されました」と語る。そんな梶さんに、熱血少年のビートにちなんで、最近の熱血エピソードを尋ねると「やっぱり、この映画の収録ですね。ビートは一瞬で声がなくなるくらい叫ぶんです。次の仕事がどうなろうと燃え尽きる! というくらいの思いで叫んでました。気持ち良いです!」と力強く語ってくれた。
そして、緒方監督は本作が初の長編映画監督作となったが「『ゾロリ』という、歴史ある作品を諸先輩からバトン受け継いで、プレッシャーもありましたけど、ヒポポと同じということで、ヒポポに思いを込めて一生懸命作らせていただきました!」とふり返った。
原先生は、劇中歌の作詞を担当したが「子どもに届く詞でなきゃいけないし、説明的過ぎるかな? と悩んだりもしたけど、プロの作曲家と歌手のすごさで、自分に力をもらっているかのような感じがしてきて『なかなか名曲じゃないか!』と思いました。田中公平さんが素晴らしい曲を作ってくれたし、編曲の中村博さんはヒポポのギターも弾いてくれて、そこから監督はほとんどCGも使わずヒポポの細やかな動きを作ってくれました。みんなが『ゾロリ』を愛して、サービスしてくれて、良いアニメにしてくれました」と満足そうに語っていた。
この日は、自信を持てなかったヒポポが弱さを受け入れて前向きになっていくさまにちなんで、登壇陣に「前向きになる方法」を質問! 山寺さんの答えは「おいしいもの食べること!」。山寺さんは「最近、オーディションに落ちたりして、この歳で落ちるってどういうこと!? しかも2つ続けて…!! いま、3つ目も危ないんです…(苦笑)」と明かしつつ「でも、そんな時でもおいしいものを食べると笑顔になっている自分がいるんです」と“食”に勇気をもらっていると明かしてくれた。
愛河さんは「仲のいい友達や家族としゃべること。好きな人たちとしゃべくりまくって充電して、癒されて前を向きます」と語り、くまいさんは「温泉が好きなので、前向きになるためにも後ろ向きになるためにも温泉に浸かって(笑)、おいしいものを食べまくります。日帰りの温泉に一日中いて、ダラダラゴロゴロして帰ります。あとはドライブやツーリングも好きなので、とにかく外に出ます」と充電方法を明かしてくれた。
梶さんは「私事ですが、最近、子どもが生まれまして…」と照れくさそうに語り、会場は温かい祝福の拍手に包まれ、山寺さんらからは「パパ!」との声が飛ぶ。そして「子どもの姿を見ると、それだけで前向きになって頑張ろう! と勇気や活力がもらえます。(客席にいる小学生の)みんなを見ていると、いつか自分の子にも『ゾロリ』を見せたい、ビートのセリフを聞かせてあげたいと改めて思いました。何年後かに、一緒に客席に座って映画を観る日が来たらと思います」と嬉しそうに語っていた。
また、この日の舞台挨拶では、原先生が原作シリーズ71巻目「かいけつゾロリ にんじゃおばけあらわる!」の刊行により「同一作者により物語とイラストが執筆された単一児童書シリーズの最多巻数」としてギネス世界記録(TM)に認定されたことを受け、ギネス認定の公式認定証も披露された。

原先生は「35年、夢中で書いてきたらこんなことになりました。今回の映画の声優の梶さんも生田さんも、小学生の頃に「ゾロリ」を読んでくれていて、そういう人が立派になられて、映画を手伝ってもらえるなんて夢のようです。子どもたちがいろいろ悩んだり、一歩踏み出せない時の勇気の映画にならないかなと思っていて、私も小学生の時、植木等や寅さんの映画に元気をもらいました。そういう映画を作るのが夢だったんですが、今回はそういう映画にできたと思います。小学生がこれに勇気をもらって、20年後に素晴らしい職業に就いて、また『ゾロリ』を手伝ってくれたら嬉しいなと思っています」と感慨深げに語った。
山寺さんは「ギネスですよ!」と感嘆の声を漏らし、愛河さんは「もしかしたら今日、ここに来てくれている子たちと一緒にスタジオでアフレコをすることがあるかも」と夢を膨らませていた。
舞台挨拶の最後に山寺さんが「子どもだけでなく大人も元気になれる映画です!」と呼びかけ、緒方監督は「この映画は、実は小学生の頃に『ゾロリ』を読んでいた若いスタッフが集まって作った映画です。若手スタッフにとって、映画の仕事というのは一つの到達点であり、200%の力を出して作ってもらいました。少しでも思いが届いていたら幸せです。ありがとうございました」と語り、温かい拍手の中、舞台挨拶は幕を閉じた。

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『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』

映画でしか体験できない、ワクワクの大冒険と感動の音楽エンタテインメント
12月9日(金)より公開です!

公式HP:
https://zorori-movie.jp

公式Twitter:
@zorori_movie

いたずらの天才・ゾロリが天性の歌声をもつ女の子ヒポポと出会い、ちょっとおかしな歌手デビュー大作戦が始まる―。自分にまったく自信がもてず、大きな声で歌えないヒポポを、ゾロリはスターにできるのか!?歌があふれる、笑いと感動の物語。

メインキャストには山寺宏一、愛河里花子、くまいもとこ、梶 裕貴ほか実力派声優たちが出演。そして、本作のヒロイン・ヒポポの声と歌で、映画・ドラマ・舞台で女優として幅広い活躍をしている生田絵梨花が特別出演し、圧倒的な歌唱力で魅せます。また、人気お笑い芸人・霜降り明星のせいやは‟かみなりじじい”、粗品は“がしゃどくろ”を担当しています。

Story
いたずらの天才・ゾロリは、歌手をめざす女の子・ヒポポの歌声にひかれ、イシシとノシシと一緒のグループで売り出して、大もうけしようとたくらむ。目標は、1ヵ月後におこなわれる<次世代スターオーディション>に合格しデビューすること! しかしヒポポは、ある理由から、大きな声で歌えなくなっていた。作戦を思いついたゾロリは、仲間の妖怪たちに協力してもらいながら、ヒポポを特訓することに……。
『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』

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原作:原ゆたか「かいけつゾロリ スターたんじょう」(ポプラ社刊)
監督:緒方隆秀
脚本:冨岡淳広 
音楽:田中公平
声の出演:山寺宏一 愛河里花子 くまいもとこ 梶 裕貴 他
特別出演:生田絵梨花 霜降り明星(粗品 せいや)
アニメーション制作:BN Pictures、亜細亜堂 
配給:東京テアトル 
©2022 原ゆたか/ポプラ社,映画かいけつゾロリ製作委員会
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