大阪万博の頃のお話。6月22日より全国公開となる映画『焼肉ドラゴン』。
タイアップ店「焼肉ドラゴン」オープニング記念イベントに続き、会場を劇場に移し、「焼肉ドラゴン」一家の大集結舞台挨拶イベントが行われました。 今回は、完成披露時に来られなかった一家の父親で大黒柱の龍吉を演じた韓国の名俳優キム・サンホさんが来日して登壇。 撮影時のエピソードや一家の絆について語りました!さらに登壇者に向けた、母親・英順を演じたイ・ジョンウンさんからの手紙も読み上げられました。 アボジ(お父さん)が来日!「焼肉ドラゴン」一家大集結 舞台挨拶イベント |
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キャストが登場すると暖かな拍手と韓国語での声援!
鄭監督:本日はお集まりいただきありがとうございます。感無量です!この家族たちを愛していただければ嬉しいです! 真木さん:とてもお気に入りの奥深い作品になっています!楽しんでください! 井上さん:今日は大好きなアボジ(お父さん)と一緒に来れたこと嬉しかったです。アポジとオモニの深い愛を受け取っていただけたらと思います。 桜庭さん:この映画を観て、家族の愛で温まっていただけたら嬉しいです。 この映画が演技初挑戦の大江さんは 大江さん:舞台挨拶初めてで緊張しています! そして、韓国から来日した キムさん:ハジメマシテ。ワタシハキム・サンホデスヨロシクオネガイシマス(日本語の挨拶に拍手) |
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大人気となった舞台を映画化するにあたり
鄭監督:2008年に初演の舞台。口コミで日本でも韓国でも人気となりまして、この世界を一番知っているのは鄭さんだからと言われて、映画作品に挑みました 鄭監督:最初からお父さんは彼しかいないなと思っていました。 とのこと。そんな熱いオファーを受けて キムさん:韓国でも舞台がとても良い作品だと有名で。オファーを受けて迷いなく、とにかく良いカタチで頑張ろうと思いました。 現場はどうだったかを聞くと キムさん:日本での撮影は緊張しましたが、皆さんがいやすいようにしてくれて、段々慣れていきました。 真木さん:アボジは場の盛り上げ役でした!最初に教わった韓国語もシバ(Fuck的な感じ)でしたし! 井上さん:アボジはお酒飲むの大好きで、今日もみんなで行けるよね!って朝から言ってくるので可愛いなと。クランクイン前にご飯に誘ってくれたのもアボジで。一つになれたのはアポジのおかげですね。 と、お酒が大好き井上さんの発言。 桜庭さん:マイニチご飯に誘ってくださって。そこでも焼肉ドラゴンの家族のお話などをして愛の強さを感じました。私たちも負けないようにと感じてました。 キムさん:桜庭さんは韓国語が上手なので現場でも韓国語で話してました! と良く話していたそう。初映画の大江さんには 大江さん:アボジと二人だけでロケバスの時は気を使っていただいて到着するまで話をしてくれていました。学んだことが多かったです。 と、キムさんを中心に家族がまとまっていったご様子。 |
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大泉さんが大好きなキムさんは、舞台上にいない大泉さんにちょっとお冠。
キムさん:あの野郎!別の仕事で来れないって何だよ!どこかで迷ってないで早くここへおいで!(笑) キムさん:そうですね。 井上さん:ななみちゃん以外はみんな翻訳アプリ使ってました!もくもくと打っては笑ってと言う大泉さんアポジの姿はよく見ましたね。 キムさん:たいした話でなくて、飲み行く?とか。アプリを介してなのですぐ時間が経っちゃうんです!それから変な翻訳の時は???ってなるときもありました。 と、文明の利器でコミュニケーションも面白く行えたのだそう。 鄭監督:こういうコミュニケーションの中、一つのセットで毎日毎日1か月間家族として芝居をしていたわけですから。そこが家・家族のように感じて、この小さな路地の中で展開されているとおもいます。 |
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ここで、オモニのイ・ジョンウンさんの話に
鄭監督:イ・ジョンウンは俳優としても人間的にも素晴らしいですね。撮影前に大阪に一人できて在日の焼肉屋さんでリサーチしていてお母さん役を作り上げていてひたむきな女優さんです。 イ・ジョンウンさんのからの手紙が代読され、 真木さん:とてもやさしくて、本当のお母さんのようになぜなぜしていただいてました。 と思い出を明かしました。 そして、韓国家族風にフォトセッション |
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映画『焼肉ドラゴン』
公式サイト: Twitter: 物語・・・ 万国博覧会が催された 1970(昭和 45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、 静花(真木よう子)、梨花(井上真 |
原作:戯曲「焼肉ドラゴン」(作:鄭 義信)
脚本・監督:鄭 義信
出演:真木よう子 井上真央 大泉 洋 桜庭ななみ 大谷亮平 ハン・ドンギュ イム・ヒチョル 大江晋平 宇野祥平 根岸季衣 キム・サンホ、イ・ジョンウンほか
配給:KADOKAWA ファントム・フィルム
製作:「焼肉ドラゴン」製作委員会
c2018「焼肉ドラゴン」製作委員会