『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は6月8日(⾦)全国公開となります。 この度、『島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭』(4/19-22開催)の特別招待作品としてプレミア上映を実施。舞台挨拶には 主演の榮倉奈々さん、安⽥顕さん、李闘⼠男監督が登壇。 初お披露目の場で本作にかける想いや、“死んだふり”の裏話など本作の⾒どころを語りました。 島せんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭 『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』プレミア上映 舞台挨拶 |
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一般の観客への初お披露目となったプレミア上映後、主演の榮倉奈々さんと安田顕さん、そして、李闘士男監督が登壇。
流石は沖縄映画祭、会場は、⽼若男⼥、親⼦連れ、カップル、友人同士など幅広い層のお客さんで満席。
と客席に問いかけると、再び大きな拍手が湧きあがりました。 『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』というタイトルの初印象について、 榮倉さん:⻑い!(笑)。脚本を読んでユニークなタイトルからは想像できない深いメッセージと素敵な⾏間が描かれた映画だと思いました。 とオファーを受けた喜びを語りました。一方安田さんは 安田さん:脚本を読んだらイメージが原作と違って、いろいろと伝えたいことがあるのかな?と。 でも撮影が始まったら、毎日毎日”死んだふり”のシーンで、勘弁してほしかった(笑)。でも出来上がったら、夫婦愛が たくさん描かれていて、感じることがいっぱいあって。監督、素晴らしい素敵な映画をありがとうございます。 と李監督に詫びとお礼を伝えました。 榮倉さん:ちえさんの感情や愛情はとても普遍的で、みなさんに共感いただけるものがたくさんこめられています。素敵な方だなと思いました。 とすると夫のじゅんに対して・・・・ 安田さん:共通点はないです。僕はもし死んだふりをされたら 無視ですね。僕があの夫だったらたぶん離婚する結果になってる(笑)。なんか汗出てきちゃった…。 と笑わせました。 |
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李監督は、本作で描きたかった夫婦の愛の形について聞かれ
李監督:夫婦にしろ友人にしろ兄弟にしろ、コミュニケーショ ンは難しいもの。ほとんどの人が不器⽤ですよね。描きたかったのはそれぞれのコミュニケーションの形を模索していくことが 大切なことなのではないかということです。不器⽤な夫婦って素敵だな、と。 と答えた。 15パターンの”死んだふり”で、どれがお気に入りかと問われ、 李監督:ドラキュラですね。セットに入ってきた榮倉が男装の麗人という感じでめちゃくちゃカッコよかったんです。あと、落ち武者もお気に入りです。 と答えると、 榮倉さん:スタッフの皆さんの気合いが入りすぎて、最初はあまりにも完ぺきな落ち武者になってしまって(笑)。さすがに普通の主婦には無理だろうということで、パーティーグッズのかつらを⽤意してもらったんです。 と裏話を明かした。 と再度、”死んだふり”をボヤくコメント。 フォトセッション中に、安⽥さんから客席に 安田さん:映画をご覧になっていかがでしたか︖星三つだとも思う人︖ と問いかけると、客席からは大きな拍手。 |
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最後に・・・
榮倉さん:みなさん、本当にありがとうございました。不思議なテイストの映画になるのでは ないかと撮影中は安⽥さんと不安を抱えながら演じていましたが、完成した映画を観て、想像以上にいろんな夫婦の人生、いろんな人間の人生が浮き上がっていて、とても素敵な、言葉にならない映画になりました。李監督は素晴らしい方 だなと。ありがとうございました。気に入っていただけたら家族やお友達を誘ってまた劇場にいらしてください。 と舞台挨拶を締めました。 『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』 映画公式サイト:tsumafuri.jp 物語・・・ |
榮倉奈々 安⽥顕 ⼤⾕亮平 野々すみ花
原作:「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(作:K.Kajunsky 漫画:ichida/PHP研究所刊)
監督:李闘⼠男『神様はバリにいる』
脚本:坪⽥⽂「コウノドリ」 主題歌︓チャットモンチー「I Laugh You」(キューンミュージック)
配給:KADOKAWA (C)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会