映画情報どっとこむ ralph 4月にAKB48グループ卒業コンサートが北原里英が女優業を本格始動する第一弾作品を白石和彌監督が製作!

2/17サニー/32初日舞台挨拶
それが異色過ぎる白石監督がやりたかったを凝縮したアイドル映画『サニー/32』に結実。2月17日(土)より全国公開となりました。

ピエール瀧とリリー・フランキーの“凶悪”コンビが現役国民的アイドル・北原里英を拉致・監禁する衝撃作です。

そして、本作への出演を熱望し見事<春樹先輩>の役を演じ、「白石組になくてはならない俳優」演劇ユニットTEAM NACSの音尾琢真と白石監督が登壇しての上映後舞台挨拶を行いました。

映画『サニー/32』白石和彌監督×音尾琢真トークイベント
日程:2月19日(月)
場所:新宿バルト9 
登壇:音尾琢真(TEAM NACS)、白石和彌監督

映画情報どっとこむ ralph 現役国民的アイドル・北原里英をピエール瀧とリリー・フランキーの“凶悪”コンビが拉致・監禁することから始まる予測不能のジェットコースタームービー『サニー/32』。この日、行われた公開後のトークイベントに演劇ユニットTEAM NACSのメンバーであり、今では白石組常連俳優としても知られる音尾琢真と本作でメガホンを取った白石和彌監督が登壇し、本作における音尾の出演経緯などが語られ、会場に訪れた観客を大いに沸かせた。

『日本で一番悪い奴ら』(16)で主人公・綾野剛演じる悪徳刑事と相対する刑事役として出演以降、日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト作品『牝猫たち』(17)ではヒロイン3人が勤めるデリヘルの店長役を演じ、本作ではヤンキーの春樹先輩役を演じた音尾さん。

上映後の舞台挨拶に白石監督とともに割れんばかりの拍手で迎えられると、笑顔で

音尾さん:北原里英です!

と茶目っ気たっぷりに挨拶に白石監督も笑顔!実は地元、北海道旭川西高等学校の1学年先輩(白石)と後輩(音尾)の間柄である二人であることは有名。ですが意外にも出会いは最近。

白石和彌監督の名を世に知らしめた『凶悪』を鑑賞した音尾さんが感銘を受け、白石監督が高校の先輩だったことを知り、共通の知人を介し初めて話をしたそう。それがキッカケとなり、『日本で一番悪い奴ら』の出演を皮切りに、白石作品にはなくてはならない俳優となったことが語られました。

以後、白石作品の製作が耳に入るや否や、すぐに「先輩の映画に出してください!」と連絡が来るようになったことに加え、毎年、音尾さんからお歳暮が届くようになったエピソードが白石監督から暴露されると会場からは笑いが。すると

音尾さん:袖の下が効いてます。

としてやったりの顔で再び場内を笑わせました。

映画情報どっとこむ ralph この日、観客とともに本作を鑑賞した事と語った

音尾さん:最高に素晴らしい!(手をたたいて絶賛)台本からは荒唐無稽さを感じこの作品はどうなるんだ?!と思っていましたが、白石監督は作品の中で人間を演出をして、人間を撮っています。映画として完成した時にここまで素晴らしいものになるのか!

と称えつつ、

音尾さん:てか、春樹先輩22歳ってなんすか、あれ?

と自身が演じた役にも言及。そんな後輩に対して、

白石監督:音尾君は本当にありがたいけど、たまにめんどくさい(笑)

と先輩のジャブに会場からは再び笑いが。

音尾さん:通行人でもいいから先輩の作品に出してほしいです。

と言ってくれる音尾に対して、本作で様々な役を打診したそう。しかし、スケジュールの都合でなかなか合わずようやく決まったのが、ヤンキーの春樹先輩だったという。音尾さんは日本海に面した新潟・長岡での過酷ロケについて

音尾さん:北海道より寒くて相当キツイ現場だった。北原さんや他のキャストの方々が本当に大変。ですが現場での白石監督の演出の指示の出し方が本当におもしろい!

とその演出の魅力を語り、自身の主演作についても言及。すると毎回大事なポイントで出演する音尾さんに対して、白石監督から『小魚たち』と、過去作『牝猫たち』をもじった作品構想が発表されると場内はこの日一番の笑いが起こり、二人も笑顔で笑い合っていた。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

白石監督:現在の日本の様々な問題を入れ込んだ僕にとっても大切な作品です。

音尾さん:現在(の日本)を映し出している作品。素晴らしい作品ですし、これからも白石監督にずっとついていきます!

との締めの言葉に場内からは割れんばかりの拍手がおこりイベントは大盛り上がりの末、幕を閉じたのでした。

映画『サニー/32

全国公開中

公式サイト:
http://movie-32.jp/
公式Twitter:
@32_movie

物語・・・
冬の新潟の或る町。仕事も私生活も振るわない中学校教師・藤井赤理(北原里英)は24歳の誕生日を迎えたその日、何者かに拉致された。やったのは二人組で、柏原(ピエール瀧)と小田(リリー・フランキー)という男。
雪深い山麓の廃屋へと連れ去り、彼女を監禁。柏原は「ずっと会いたかったよ、サニー……」と、そう赤理のことを呼んだ。“サニー”とは――世間を騒がせた「小学生による同級生殺害事件」の犯人の通称。そのいたいけなルックスゆえに「犯罪史上、最もかわいい殺人犯」とネットなどで神格化、狂信的な信者を生み出すことに。この“サニー事件”から14年目の夜、二人の男によって拉致監禁された赤理。赤理は正気を失っていきながらも、陸の孤島と化した豪雪地帯の監禁部屋から脱出を試みるが、それは驚愕の物語の始まりにすぎなかった。

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北原里英・ピエール瀧 ・ 門脇 麦 ・ リリー・フランキー
駿河太郎 音尾琢真(特別出演)山崎銀之丞 カトウ シンスケ 奥村佳恵 大津尋葵 加部亜門 松永拓野 蔵下穂波 蒼波 純
スーパーバイザー:秋元 康 
脚本:髙橋 泉 音楽:牛尾憲輔 監督:白石和彌
主題歌:「pray」牛尾憲輔+田渕ひさ子
製作:永山雅也・間宮登良松・三宅容介
エグゼクティヴプロデューサー:千葉善紀
企画:石田雄治
プロデューサー:高橋信一・押田興将
撮影:灰原隆裕 美術:多田明日香 
照明:谷本幸治 録音:浦田和治 
装飾:佐々木健一 音響効果:柴崎憲治
編集:加藤ひとみ キャスティング:安生泰子 
衣裳:高橋さやか ヘアメイク:有路
涼子 助監督:佐和田 惠 制作担当:宮森隆介
企画・製作幹事:日活 
製作:日活・東映ビデオ・ポニーキャニオン
制作プロダクション:オフィス・シロウズ 配給:日活
協力:新潟県フィルム・コミッション協議会・長岡フィルムコミッション
Ⓒ2018『サニー/32』製作委員会

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