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公開記念舞台挨拶
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キャスト&監督登壇
そして、平瀬監督が「ちょっと特殊な構造の物語ですが、全然違う見せ方をしたら、映画の2時間という尺の中で再構築できるんじゃないか? という考えが出てきました。そうした中で“災い”というテーマが生まれました。この構造を伝えられるテーマとして、我々のすぐ身近にある“災い”がテーマになるんじゃないかということで、この物語が生まれました」と構造から物語のテーマへとつながっていったと明かした。 香川は、何役もの「男」を演じる今回のオファーについて、監督集団「5月」への深い信頼を口にし「僕自身、60になりましたが、僕が映画のエキスとして感じていたこと――『何が怖いのか? 何が面白いのか? 何が笑いなのか? 何が泣くことなのか?』――それがこの歳になっても、いまの若い世代と共通項があるのか? 常に確かめないといけない。(関監督と平瀬監督は)その共通項を確かめるにふさわしい2人なんです。30代の2人と、この感覚が果たして正しいのか? 確かめたいという気持ちがあり、この2人との仕事は、それを再認識するいい機会なんです」と語った。そして具体的に、演じる上で「監督からは『“役”ではなく“現象”を演じてください』と言われました」と述懐。「僕にとっては、『現象を演じる』というのが腑に落ちるものがありました。役のほうが狭いように見えて、実は難しくて、現象というものは抽象的に見えて、実は通じているものがあるので、6つの現象を(ある男として)ひとつに集めるというのは、僕の中数式が成り立つ部分がありました」と手応えを口にした。 撮影がほぼ順撮りだったことも、香川にとっては重要な要素だったようで、6つの役を順番に演じながら「ひとりずつ『今日でお別れだね』とお別れしていきました。(役との別れは)寂しさよりも、生まれ変わっていくようで面白かったです。戻ることがない不可逆性のもので、転生というものがあるなら、こういうものだろうと思いながらやっていました」とふり返っていた。ちなみに、最初の物語段階で香川が長髪なのも、実は偶然だったとのこと。「人生で伸ばしたことがなかったんですが、偶然、伸ばしていたんです。お話をいただいた際『髪の毛、切りたくないんですがいいですか?』と言ったら、それがぴったりの役でした」と運命的とも言える巡り合わせを明かした。 一報で中村は、これまでのパブリックイメージを大きく打ち破る刑事・堂本を見事に演じているが「竹原さん(が演じた同僚刑事の飯田)に『お前、臭いからシャワー浴びてこい』と言われますが(笑)、本当はそういう役に巡り合いたかったんです。私は外見が派手なもので、煌びやかなイメージを持たれやすいんですが、お芝居の根底に自分にはこういう部分がありますし、この出会いに感謝しています」と充実した表情を見せる。 |
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『災 劇場版』
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香川照之
中村アン 竹原ピストル 宮近海斗
中島セナ 松田龍平 内田慈 藤原季節 じろう(シソンヌ) 坂井真紀 / 安達祐実 井之脇海
監督・脚本・編集:関友太郎、平瀬謙太朗
音楽:豊田真之 原案:5月
劇場版企画プロデュース:日枝広道 プロデューサー:西憲彦 高江洲義貴 伊藤太一 近藤あゆみ 定井勇二
配給:ビターズ・エンド 制作プロダクション:AOI Pro. 劇場版製作幹事:電通 製作著作:WOWOW
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