9月9日(土)より公開となった恐怖と驚愕の侵略サスペンス映画『散歩する侵略者』。 は、長澤まさみさん、松田龍平さん、長谷川博己さん、高杉真宙さん、恒松祐里さん出演で侵略中です。 (9日初日舞台挨拶の模様はこちら) そして・・・・この映画から生まれたスピンオフドラマは夏帆、染谷将太、東出昌大でおくる「予兆 散歩する侵略者」。 そして、その放送に先立ち、本作1話の完成披露試写会&舞台挨拶が行われ、夏帆さん、染谷将太さん、黒沢清監督が登壇しました! |
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第一話を観終えたばかりの観客と記者たち・・・怖いモヤモヤ感と第2話への期待で静かな会場。
夏帆、染谷将太、監督・黒沢清が登壇すると、一転大きな拍手が。 本作はTVとドラマで一組な要素ありますが、その製作への経緯を問われ なぜシネスコープサイズにしたのか?と言う質問に 黒沢監督:強い意図はないですが、僕はずっとシネスコープで撮っているんです。TVドラマの依頼でしたが映画と対の作品なので同等に扱いたくて。 と監督。 |
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そんなスピンオフへの出演の感想は 夏帆さん:黒沢組に憧れていて、今回初だったので・・・自分でもしっかりしろって思うくらい緊張しました。ただ萎縮する緊張ではなくて、撮影は本当に楽しかったです。 染谷さん:僕も楽しかったです。黒沢組は『リアル』から5~6年。日々面白いんですよ。で、三週間の撮影で、この量なので寝れねーなと思いましたが、早く終わるので、晩飯が家で食えるので健康的でした。 夏帆さん:こんな現場があるんだぁと思いました。 黒沢組の撮影は、てっぺん(24時)を超え無いので有名。 黒沢監督: 社会人としては当然です。普通です。 と、話す監督。その分綿密にスケジューリングされている模様。 |
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舞台になる夏帆さん、染谷さん夫婦の部屋に関して
黒沢監督:あの二人が住んでいるので、こじんまりしたところ。ですが本当に狭いとカメラが入らない。今回は、マンションではなくて、三階建ての事務所みたいなところの壁を壊してベランダにして。そこに柱を立てたり、仕切ったりして、部屋に見立てて作りました。ロケのようなセットのような場所です。 そんな場所で演じてみて 夏帆さん:揺れるカーテンとか・・・。 黒沢監督:スタジオでないので、リアルにカーテンが揺れてくれるんです。カーテンがが芝居をしてくれたりする。もちろん扇風機でもできますが、今回は自然の風が、芝居を助けたり、邪魔したり。奇跡的にカーテンが参加してくれたのが5話ぐらいのシーンにあります。 |
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今回登壇できなかった東出さんから質問
東出さんQ:奪われたくない概念は?僕は苦しみの概念。 染谷さん:それはストイックということですかね(笑)?あとでメールで聞いてみます。僕は人間という概念は奪われたくない。 監督:めんどくさい質問。映画という概念を奪われたくないなと。さらに考えると、概念を奪ってもらって、その後で見たら映画をどう思うのか?観てみたい気もしますね。。 と、回答する夏帆さん。 最後に・・・ 染谷さん:予兆の予兆 じっとりと進んでいきます。おかしな方向に進むひりひり感を楽しんで。 夏帆さん:自信をもって面白い作品になっています。
WOWOW特設サイト <関連番組> 原作:前川知大「散歩する侵略者」 |
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そして本家
映画『散歩する侵略者』9月9日(土) 全国ロードショー中! 物語・・・ 「なるほど。それ、もらうよ」彼らは、私たちの大切な《概念》を奪っていく。 数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。
公式サイト: |
監督:黒沢 清
原作:前川知大「散歩する侵略者」 脚本:田中幸子 黒沢 清 音楽:林 祐介
出演:長澤まさみ 松田龍平 高杉真宙 恒松祐里 前田敦子 満島真之介 児嶋一哉 光石研
東出昌大 小泉今日子 笹野高史 長谷川博己
製作:『散歩する侵略者』製作委員会
配給:松竹 日活
(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会