映画情報どっとこむ ralph 映画『東京ウィンドオーケストラ』が、いよいよ1月21日(土)に、東京・新宿武蔵野館での初日を迎えます。

本作は、『滝を見にいく』、『恋人たち』に続く、松竹ブロードキャスティングオリジナル 映画プロジェクト第3弾作品として製作され、世界遺産・屋久島を舞台に、有名オーケストラと間違われて島にやってきたアマチュア楽団と、自分のミスで彼らを呼んでしまっ た町役場の女性職員が、彼らを本物のトップアーティストとしてだまし通そうとする騒動を 通して、

「何かに一生懸命になる」

ことの可笑しみと愛おしさを映し出す、ハート・ウォーミング・コメディです。


監督は、東京藝術大学大学院の修了制作として監督した『神奈川芸術大学映像学科研究室』が国内外で注目を集めた、日本映 画界期待の新鋭・坂下雄一郎。

出演は、いま最も注目される若手女優・中西美帆が主演を務め、アマチュアオーケストラ の楽団員を、ワークショップで選抜された年齢もキャリアもバラバラの新人俳優たちが熱演。さらに小市慢太郎ら実力派が脇を固め、 作品に厚みを与えています。

この度、本作で商業映画デビューとなる坂下雄一郎監督に、成島出監督(『八日目の蝉』『ソロモンの偽証』)、中野量太監督 (『湯を沸かすほどの熱い愛』)、足立紳監督(『14 の夜』)、大崎章監督(『お盆の弟』)など先輩監督から推薦コメントが続々と 届きました! さらに、坂下監督には大阪芸術大学時代の先輩にあたる前野朋哉をはじめ、岸谷五朗、内田慈といった俳優陣からも絶賛コメントが寄せられています。

映画情報どっとこむ ralph 『東京ウィンドオーケストラ』推薦コメント

成島 出(映画監督)
中西美帆の不思議な存在感が面白かった。作り手と俳優。若い才能のぶつかり合いに刺激を受けた。「新しい日本映画を」という熱 い想いに感銘を受けた。それらを劇場で感じて戴ければうれしいな、と思います。

沖田 修一(映画監督)
登場人物たちが、大人なのに、まるで子供のようでした。いざとなったら、案外そんなものかもしれません。不思議とそれが可愛らしく もあります。

中野 量太(映画監督)
映画で人を笑わせることはとても難しい。今、30代の若手監督で喜劇を撮れる一番手は坂下監督だと思う。唯一無二の屋久杉のよ うな(笑)喜劇が誕生した!

足立 紳(映画監督・脚本家)
中西美帆さん演じるヒロインのつまらなそうな表情が本当に何もかもつまらなそうで、見ていて気を遣うほどでした。1年後に彼女が楽 器を始めていることはないと思いますが、3日に1度くらいはかわいい笑顔を浮かべているような気はします。そして東京ウィンドオーケ ストラの皆さんの、特にリーダーの星野さんのオドオドした表情が気の毒なくらい笑えました。1年後には2、3人抜けていそうな気もしま すが最後の演奏は自分の娘の学芸会と同じくらいハラハラして、映画と演奏に心の中で目一杯の拍手を送っていました。

大崎 章(映画監督)
楽団員の駄目駄目感が、いつしか自分と重なり、最後は応援していた。 何年後かに、この人達で演奏会をやって欲しいと本当に思 った。中西美帆さんのけだるい視線と表情に、段々引き込まれ、いつの間にか「早く、決断して!」と叫んでいた。主演女優を好きに なる映画です。

岸谷 五朗(俳優)
人生の面白さとは、突然押し寄せた「事件」に対し「本気」を武器に戦わなくてはならなくなる、その「瞬間」ではないか。唯の人であっ た者たちが「事件」と対峙した瞬間、キュートにキラキラと物語の中で輝き始める。必死に生きる人の姿はいつも滑稽でありながら、と っても魅力的なのである!

前野 朋哉(俳優・映画監督)
登場人物がいつも沸点ギリギリで、いつ爆発してもおかしくないから物語がどうなって行くのか読めなくて、でもそこが終始ドキドキさせら れて面白かったですねぇ。周防監督の新作ですか?え?後輩の作品じゃないか!チクショウ!!次も観に行く!!

内田 慈(女優)
坂下雄一郎監督は、ちょーポーカーフェイスです。絶対ふざけたことが大好きなのに、なかなか笑顔を見せてくれません。だからみん なが監督の笑顔をみたくなっちゃってひとつになっちゃうんです。『東京ウィンドオーケストラ』のアンサンブルは楽しくって生き生きして てみんなバカで素晴らしいんです。きっと監督、撮影中隠れてニヤニヤしてたに違いありません。

樋口 尚文(映画評論家・映画監督)
坂下監督のシャープさと、多彩で賑やかなキャストの掛け算で、この映画の笑いもペーソスも、べたつかず風のように涼しい!

佐藤 利明(娯楽映画研究家)
新人・坂下雄一郎監督の才気溢れる快作。俳優たちのさりげなさが、悲喜こもごもの協奏曲を奏で、映画の体温を上げてゆく。ささや かで、爽やかで、面白く、この上なく幸せな娯楽映画である。

映画情報どっとこむ ralph 映画『東京ウィンドオーケストラ

物語・・・

このまま本物ってことでいきましょう。
屋久島で日本有数の吹奏楽団を招いたコンサートが開催されることになった。担当の役場職員・樋口が港に迎えに行くと、そこにいた のは観光気分の10人の楽団員たち。だが島をあげての大歓迎を不審に思った彼らは、自分たちが有名オーケストラと間違われてい ることに感づき、島から逃亡しようとする。同じ頃、彼らが偽物だと気づいた樋口は自分のミスを隠すため、彼らを“本物”としてだまし 通すことを決意する―。刻一刻と迫る開演時間。果たして樋口と素人同然のアマチュア楽団員たちは、このピンチを乗り切ることがで きるのか!?

1月21日(土)より 新宿武蔵野館ほか全国順次公開!!

tokyowo.jp

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キャスト:
中西美帆 小市慢太郎 松木大輔 星野恵亮 遠藤隆太 及川莉乃 水野小論 嘉瀬興一郎 川瀬絵梨 近藤フク 松本行央 青柳信孝 武田祐一 稲葉年哉

監督・脚本:坂下雄一郎

製作:松竹ブロードキャスティング
配給:松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ
宣伝:アーク・フィルムズ/デジタル SKIP ステーション/堀切健太 制作プロダクション:ドラゴンフライエンタテインメント

©松竹ブロードキャスティング <日本/2016/ビスタ/75 分/ステレオ>

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