映画『ゆずの葉ゆれて』の公開を記念して、本年が芸歴55周年を迎える主演の松原智恵子さんと山時聡真君(子役)、辻本祐樹さん、中村美沙さん、そして本作監督の神園浩司氏が登壇する舞台挨拶が行われました。
当日は、大雨のでしたが、満員で立ち見のお客さんであふれた会場で、とても温かい雰囲気でイベントが行われました。 『ゆずの葉ゆれて』公開初日舞台挨拶 |
|
MCにより呼び込まれたキャストの皆さんと監督を迎えたのは割れんばかりの拍手。
松原さん:本当にありがとうございます。立ち見なんて日活以来で・・・本当に大勢の方にいらしていただいてありがとうございます。 神園監督:今から一年前に鹿児島で撮影していました。そして、ようやく今日公開を迎えることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。 MC:55周年の記念作品!おめでとうございます。(盛大な拍手) 神園監督:松原さんはイメージ通りだったんですよ。 と、あてて書いたのではないかと思われる発言。 MC:撮影は実際に人が住まわれている家だったそうですが? 松原さん:そうなんです。お昼になると、ご飯を作ってくださったり、近所の方が気軽に集まってきたりして。まるで昭和のようでした。 と、撮影時の昭和の温かさが残る町の様子を披露。 |
|
MC:映画が初出演の山時君はどうでしたか?
松原さん:NYヤンキースの帽子を向こうで買ってきました。大きくなったら共演してね。渡し続けてるから! と、女優継続宣言!会場は大きな拍手に包まれました。 MC:辻本さんは津川さんの脇頃の役ですが。 辻本さん:まさか、津川さんの物まねするわけにいかないので、まっすぐ純粋な若者、そして純粋な恋を自分で描けたらいいなと心がけました。盆踊りの練習は前の日に入ってしたんですが、1時間ほどで町の方たちの誘惑でシロクマアイスを食べてました。稽古になってなかったです。 MC:中村さんは辻本さんの恋人役いかがでした? 中村さん:私この映画が始めたなんですが、撮影入って松原さんとお会いして、松原さんの若い頃が私で大丈夫か。そこから緊張しました。辻本さんは・・・撮影の合間でも、ずっと近くで話しかけて下さって。優しい方でした。 辻本さん:なんか狙ってるみたいですね。将来夫婦になる役ですので仲良くなっていたいなと。それが映像に現れるようにしたかったんです。 MC:監督は脚本も携わってますが? 神園監督:人の死を扱っていますが。大切な人が亡くなって感じる寂しさとか悲しさ。それ以外にも感謝とか家族への愛情とか生き様とかが、家族に遺っているというのがテーマです。ぜひ、家族で観ていただきたい作品です。 |
|
最後に、
松原さん:今日は映画を見て、感動していただけましか?(大きな拍手)映画を観終わってあったかい優しい気持ちを受け取っていただけたらと思います。 と、イベントは終了となりました。 映画『ゆずの葉ゆれて』 2016年8月20日 より有楽町スバル座ほか全国ロードショー |
監督・脚本:神園浩司
主題歌:元ちとせ「君の名前を呼ぶ」
原作:佐々木ひとみ「ぼくとあいつのラストラン」(ポプラ社刊)
出演:出演:松原智恵子、津川雅彦、西村和彦、小林綾子、芳本美代子、真由子、辻本祐樹、中村美沙
配給:エレファントハウス
©グループ風土舎みすみぷろ
2016年/日本/カラー/94分/5.1ch/ビスタサイズ/G