4月29日(祝・金)より公開となります映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』が。
本作は、『探偵はBARにいる』、『リーガルハイ』などを手掛ける脚本家・古沢良太が書き下ろした、予測不能な異色の謎解きミステリー。 その完成を祝し、完成披露舞台挨拶が行われ、野村萬斎さん、宮迫博之さん、安田章大さん、杉咲花さん、木村文乃さん、高畑淳子さんと脚本の古沢良太さん、メガホンをとった金子修介監督が登壇しました。 映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』 完成披露舞台挨拶 日程:3月27日(日) |
|
MC:お1人ずつ完成披露を迎え、お客様を前にしたお気持ちと共にご挨拶をお願いします。
萬斎さん:ようこそおいでくださいました。これから皆さんには面白いものを観ていただきます。オリジナル作品で、すごい展開になっておりますので、ぜひ観終った後はSNSでよかったと呟いていただけたらと思います。 宮迫さん:どうも、宮迫です!皆さん、関ジャニ∞のファンでしょうけど(笑)、最後まで息もつかない展開なので、お楽しみください!! 安田さん:(宮迫さんの自己紹介ネタ風に)安田です! 宮迫さん:本家超えたらあかんがな~。 安田さん:今日はありがとうございます。ずっとドキドキハラハラしっぱなしの作品です。早く観ていただきたいので、このへんで挨拶終わらせます! 杉咲さん:(宮迫さんの自己紹介ネタ風に)杉咲です!…すいません(笑)今日観ていただいて、皆さんがどんなふうに思っていただけるのか楽しみです! 木村さん:…(宮迫さんの自己紹介ネタは)やらないですよ!(笑)今日一日天気も良く、よい一日だったので、最後この作品でしめていただけたら嬉しいです。 ちすんさん:こんなにたくさんのお客さんの前で緊張しています!今日やっと皆さんに観ていただけるの嬉しいです。最後まで楽しんでください。 高畑さん:(宮迫さんのネタ風に)高畑です! 金子監督:素敵なキャストに恵まれました。つまらなかったら、私のせいです。(笑)面白かったら皆さんのおかげです。ぜひ楽しんでください。 古沢さん:今日はありがとうございます。オリジナル映画は近年作られることが少ないので、この脚本がこんな素晴らしい作品に仕上げていただき嬉しいです。つまらなかったら僕のせいです。最後まで楽しんでください! |
|
MC:それでは、私より質問させて頂きます。“記憶”というものをテーマに、萬斎さんのあて書きで脚本を執筆されたということですが、古沢さんはどのように脚本をつくりあげていったのでしょうか。 古沢さん:もともと萬斎さんで何かという話があったので飛びつきました。変わっている方なのかなって思っていたのですが、実際会ったら、思っていたよりも変わっている方でした。(笑)その変わっているところをもっと知ってもらうため、たくさんの人に観ていただけるよう作った作品です。(笑) MC:萬斎さんは、現代劇には初挑戦ということでしたが、一風変わった仙石というキャラクターを演じてみていかがでしたか。 萬斎さん:プロのお笑い芸人の方とご一緒できるなんて一生の思い出です。普段、いい姿勢でいることが多いので、真逆の役が新鮮でした。そうゆうところも含めて面白いので、楽しんでいただけると思います。 MC:木村さん演じる雪絵との恋愛とも取れるような切ないやりとりもあったかと思いますが、いかがでしたか? 萬斎さん:幸せでした…狂言の世界は男性ばかりなので、本当に今回ありがとうという気持ちでいっぱいです。 |
|
MC:宮迫さん、安田さん、杉咲さん、木村さんは萬斎さんと共演されていかがでしたでしょうか?
宮迫さん:変わった方です(笑)初対面で”漫才(まんざい)やるんだ、僕は萬斎(まんさい)”なんておっしゃったので、意外でした。2人の言い合いのシーンでは、思わず声が張ってしまうそうで注意されていたんですが、そんな注意されることあるんだってなんか面白かったです。 MC:安田さんは? 安田さん:クランクインの時は怖い人の印象が強かったのですが、その後の撮影でフランクに声を掛けてくださって、優しいって思いました。 宮迫さん:ギャップがあるんですよね! 安田さん:やっぱり狂言の方だから少し…ね! 萬斎さん:よくそう思われます。って両サイド(宮迫、安田)から関西弁で突っ込まれてタジタジです。(笑) MC:杉咲さんは? 杉咲さん:…あの、萬斎さんがハンバーガー食べてて、食べるんだって思いました。 萬斎さん:一応、現代人なので…(笑) MC:木村さんは? 木村さん:寡黙な印象だったのですが、虫眼鏡を持った少年のような方でした。関心を持つ姿がキラキラしていて、可愛らしい方だなって… MC:…だそうですが、萬斎さん! 萬斎さん:撮影現場でも、そう言われてキュンとしました。 |
|
MC:高畑さん、ちすんさん、金子監督は、萬斎さんと宮迫さんは劇中で、マイティーズというお笑いコンビを組んでいる設定でしたが、2人のコンビ感がいかがでしたでしょうか?
高畑さん:水と油のような2人がよく合わさったなって思いました。お笑いコントも…今、いかがですか? 宮迫さん:さすがに、急には無理です…!! 高畑さん:とにかく絶妙の組み合わせです! MC:ちすんさん、いかがでしたか? ちすん:タイプが全然違うお二人なのですが、出来上がった作品を観て、いい意味でおかしなコンビでした! MC:監督はいかがでした? 監督:何年もコンビを組んでいるって感じます。それぞれお互いの実力を引き出し合っていて、いいコンビです。 |
|
MC:仙石は残留思念を読みとる特殊能力を持っていましたが、安田さん、杉咲さん、木村さん、宮迫さん、萬斎さんはどんな特殊能力が欲しいですか?
安田さん:だいたい皆さん同じだと思うのですが、エラ呼吸できるようになりたいです。ダイビングが趣味なので。できたらいいなぁって思ってます。 杉咲さん:宮迫さんを現場でよく驚かしていたので…もっと驚かせるように透明になりたいです。 宮迫さん:これ以上驚かされたら、死んじゃう(笑) 木村さん:ガメラが好きなんですけれども、特に『ガメラ3 邪神覚醒』が大好きで。その時代に戻って、撮影現場に入りたいです。未だに赤貝をみると邪神(イリス)って思っちゃいます…。 宮迫さん:僕はもう能力持っているんです。家の玄関の扉を開けたら、その日の嫁の機嫌がわかります。(笑)気を感じるんでしょうね…9割の確率で当たります。なので、他の能力はいらないです。(笑) MC:萬斎さんは? 萬斎さん:伝統に携わっているので、先祖代々伝わる作品は大もとの方はどんな想いで作られたのか知りたいですね。その時代によって、いろんな解釈が加わっていると思うので。 |
|
MC:最後にメッセージを。
萬斎さん:今日は本当にありがとうございました。古沢さん、監督がおっしゃっていたように、素晴らしいキャストが揃いました。笑えるところもあり、サスペンスもロマンスもあり、自分の才能とどう向き合うのかを描いています。深みのある作品なので、何度観ても楽しめる作品です!ぜひ二度三度と言わず、四度、五度でも楽しんでいただけたらと思います。 映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』 4月29日(金)全国ロードショー 公式サイト:scanner-movie.jp |
野村萬斎 宮迫博之
安田章大 杉咲 花 木村文乃 ちすん 梶原 善
福本愛菜 岩田さゆり 北島美香 峯村リエ 嶋田久作
風間杜夫 高畑淳子
脚本:古沢良太
音楽:池 頼広
監督:金子修介
配給:東映
(C)2016「スキャナー」製作委員会