直木賞受賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説をの矢崎仁司監督が成海璃子×池松壮亮×斎藤工で完全映画化する映画『無伴奏』が、3月26日の日本公開に先駆け、1月29日から2月8日までスウェーデンのヨーテボリ(イェーテボリ)で開催される第39回ヨーテボリ国際映画祭に正式出品されることが決定しています。

「無伴奏」クラシック喫茶無伴奏内成海璃子、池松壮亮、斎藤工

プログラマーのフレディ・オルソンが作品を鑑賞し、

「その美しく、非常に素晴らしいドラマにとても感銘を受けた」

とのことで、の招待が決まったそうです。

『無伴奏』はFive Continents部門での正式出品となる。フィルムマーケット期間中の上映に合わせてプロデューサーが出席予定です。

今年の日本からの正式出品作は他に、Five Continents部門は『ハッピーアワー』(監督:濱口竜介)、『さようなら』(監督:深田晃司)等、その他の部門には、『岸辺の旅』(監督:黒沢清)等が出品されます。

矢崎仁司監督からコメントも入っています!

矢崎監督:成海璃子、池松壮亮、斎藤工、遠藤新菜など、今の日本を代表する若い俳優たちの素晴らしい演技を世界の皆さまにお届けするチャンスを頂きありがとうございます。この映画は1969年から71年、日本中が革命の嵐に吹き荒れていた、闘争の時代の中に生きた青春を描いています。愛と死とエロスは国境を越えるパスポートだと信じています。ヨーテボリ国際映画祭で私の作品が上映されるのは『三月のライオン』以来で、だからこそ、この愛のかたちを描いた映画が招待されたことが凄くうれしいです。ありがとうございます。

無伴奏 ポストカードA&B

なお、2種類のポストカードセット(画像参照)付前売券は、新宿シネマカリテ、丸の内TOEI及び、下記メイジャーのサイトにて販売中。

https://www.major-j.com/cinema_information.php?id=M20151226013

『無伴奏』

2016年3月26日、新宿シネマカリテほか全国ロードショー

公式HP:mubanso.com 
公式twitter:mubansou_movie

「無伴奏」ティザービジュアル物語・・・・

1969年。日本中で学生たちが学生運動を起こす混沌とした時代に仙台の高校に通う多感な女子高校生の響子(成海璃子)。同級生のレイコやジュリーとともに、時代に流されて制服廃止闘争委員会を結成し、学園紛争を行っていた。そんな響子が気がかりな両親は仕事の都合で東京に引っ越すが、仙台の進学校に通う響子は、仙台の叔母のもとで過ごすことになる。

レイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然にも渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)と出会う。この喫茶店では、好きな音楽をリクエストできるのか、バッヘルベルのカノンをリクエストする渉。響子は、席が隣り合わせになったそんな渉に興味を抱く。
ある日、大学での集会で怪我をして自分の甘さを痛感し、学生運動から離れた響子は、逃げ込んだ「無伴奏」で、渉たちと再会する。響子は、渉に逢うたびに強く惹かれていった。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく。

だが、いつしか見えない糸が絡み始め、どうすることもできない衝撃に包まれていく・・・。

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成海璃子  池松壮亮   斎藤工
遠藤新菜  松本若菜  酒井波湖  仁村紗和  斉藤とも子  藤田朋子  光石研

監督:矢崎仁司   
原作:小池真理子『無伴奏』(新潮文庫刊、集英社文庫刊) 
製作:重村博文/川村英己/西田宣善  プロデューサー:登山里紗/山口幸彦/楠智晴  脚本:武田知愛/朝西真砂  ラインプロデューサー:野村邦彦  
撮影:石井勲  照明:大坂章夫   
録音:吉田憲義   
美術:井上心平   音楽:田中拓人   
編集:目見田健
衣裳:宮本茉莉/江頭三絵   
ヘアメイク:宮本真奈美   
音響効果:佐藤祥子   
助監督:塩入秀吾   
制作担当:三浦義信

主題歌:「どこかへ」Drop’s(STANDING THERE, ROCKS / KING RECORDS)
配給:アークエンタテインメント   
製作:「無伴奏」製作委員会(キングレコード/アークエンタテインメント/オムロ)
2015年/日本/カラー/16:9/5.1ch/132分/R15+   
©2015 「無伴奏」製作委員会
  

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