9月12日(土)に全国312スクリーンで公開され、全国で話題沸騰中の映画『天空の蜂』。

この度、9月20日が“空の日”ということで、大ヒットを御礼し、再び主演の江口洋介さんと堤幸彦監督が登壇し、大ヒット御礼舞台挨拶がおこなわれました。

スペシャルゲストとして、江口の息子役を演じた田口翔大くんが登場!江口さんと監督へ手紙を書いてきてくれました!

0920『天空の蜂』

映画『天空の蜂』大ヒット御礼イベント
日 時:9月20日(日)
場 所:新宿ピカデリー
登壇者:江口洋介、田口翔大、堤幸彦監督

江口洋介さん(以下、江口さん):シルバーウィークの中、『天空の蜂』を選んでいただいて、ありがとうございます。皆さん、観終わってまだ気持ちの整理がつかないとは思いますが、三島は獄中で亡くなっているので(笑)今日は監督といろいろなお話をしたいと思います。最後まで楽しんでください。

堤幸彦監督(以下、監督):並みいる強敵の中、本作を選んでいただいて誠にありがとうございます。細かいところがあるかとは思いますが、パンフレットに詳しいことは書いてあるので、ぜひお手に取ってください(笑)とにかく、チーム一丸となって何年もかけて作った作品です。気に入っていただけたら嬉しいです。

MC:何度見ても、手に汗握るアクションシーンにハラハラしますが、改めて公開を迎えての今のお気持ちをお聞かせください。

江口さん:こういった作品は、日本ではなかなか企画を通すのが難しいんですが、最高のチームのもと、多くの人の勇気のおかげでこのように形にすることができました。こうゆう時代なので、皆さんの心に残る作品になっていることを願っています。皆さんの顔を見ると、伝わっている表情をしているので(笑)、感無量です。参加できて本当に嬉しいです。

MC:監督は20 年前に書かれた「予言の書」とも呼ばれる本作を映画化するに当たり、どのような点をこだわったのでしょうか。

監督:全てにおいて、こだわりの連続でした。原発や国の体制、防衛産業など、それぞれ働く人々の表情、心持を映すことができました。ある作品では“貧乳”などと言っていた私で大丈夫かと思うこともありましたが(笑)最高のキャスト・スタッフと共に、完成することができました。ヘリのドアがないと大変辛いのですが…

江口さん:ないと辛いですね…(笑)。

監督:江口さんは身をもって体験していただきまして、私は怖くて乗れませんでしたが(笑)いろんな批評をいただき、良いご意見もいただいて、珍しく家族からも褒められました。SNSでも、手紙でも、狼煙でもよいので、広めていただけたらと思います。

MC:本日はシルバーウィークのお休み真っ只中ということで、さらにスペシャルなゲストにお越しいただいております。江口さん演じる湯原の息子であり、ビッグ B に取り残される高彦を演じました、田口翔大くんです。大きな拍手でお迎えください。

田口翔大さん(以下、田口くん):こんにちはー!

0920『天空の蜂』江口さん、田口くん握手

監督:背伸びた!?もう飛び降りろって言えないくらいの大きさだね。

MC:田口君は人生初の舞台挨拶ということですが、いかがですか?緊張してますか?

田口くん:とても緊張して心臓がバクバクしています。

江口さん:素直な感想だね(笑)今何年生?

田口くん:小学校5年生です。

MC:自分が出演している映画を観て、どうだった?

田口くん:すごい。自分が小さいのにスクリーンが大きいから…

監督:友達とかクラスメイトから何か言われたりした?

田口くん:面白かったって。そんな感じです。

監督:隣の教室の友達とかに自慢しないの?

田口くん:そうゆう自慢とかは僕苦手なので…

MC:江口さん、監督、田口君のお芝居はいかがでしたか?

江口さん:目がまっすぐなんですよ。だから、芝居もまっすぐで素晴らしいです。

監督:そう、演技も本当に素直で、30歳くらいじゃないかなって…(笑)小さなベテランですよ。大昔に『小さな恋のメロディ』って作品があったんですが、そのマーク・レスターに似てますよ。

江口さん:確かに似てますね!

MC:さて、実は今日は田口君から、お父さん役を演じられた江口さんと、堤監督に手紙を書いてきていただいているんですよね?

田口くん:
江口さん、堤監督へ
僕は初めての映画で緊張して、衣装あわせの時も江口さんが「よろしくね」って声を掛けてくださったり、監督が「これがあのビッグBの模型だよ」って見せてくださったのですが、「はい」くらいしか言えませんでした。

0920『天空の蜂』田口くんお手紙だけど、江口さんは一緒にセリフの練習をしてくださったり、いつも僕のことを助けてくださったり、とても心強かったです。

監督は撮影の前にいつも気持や動きをわかりやすくアドバイスしてくださったり、不安に思っていたところもすごく演技がやりやすくなってビックリしました。最初、オーディションに合格した時に僕でいいのかなって思っていたのですが、本当に『天空の蜂』という作品に参加できて嬉しいです。

江口さん、堤監督と一緒にお仕事できるように頑張ります。ありがとうございました。 田口翔大

MC:江口さん、監督、いかがですか?

江口さん:感無量です。子役の域を超えていますよね。高彦がいなかったら、湯原の行動は生まれなかった。劇中で、一番勇気ある行動を取ったのは高彦だと思います。よく頑張ったな。

田口くん:ありがとうございます。

監督:もう充分です。モールス信号も一緒に頑張って覚えたりして…本当に頑張ってくれました。

江口さん:そう言えば、撮影の時に照明がすごく眩しい時があったんです。大変だったよね?

田口くん:はい、目が開かなかったです。

監督:ヘリのセットもすごい高い位置にあって、僕が登らなかったほど、怖いんですけど、彼は頑張って演じてくれましたね。これからいい役者になってね。

江口さん:ありがとうね。これから頑張ってね。

MC:まだまだお話をお伺いしたいところではございますが、そろそろお時間となってしまいました。最後に江口さんから、本日お越しの皆様にメッセージをいただけますでしょうか。

江口さん:今、大変なことになっている世の中ですが、この作品は親子でも、友達同士でも楽しめる作品ですし、勇気をもって劇場を出ることができる映画です。ぜひ2時間18分、劇場で楽しんでいただいて、広めていただけたら嬉しいです。今日はありがとうございました。

天空の蜂

公式サイト:www.tenkunohachi.jp
@tenku_bee #天空の蜂

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江口洋介 本木雅弘 仲間由紀恵 
綾野剛 國村隼 柄本明
『天空の蜂』ポスター
光石研 佐藤二朗 やべきょうすけ 手塚とおる 落合モトキ 松島花 向井理 竹中直人 石橋蓮司 他

監督:堤幸彦
原作:東野圭吾「天空の蜂」(講談社文庫)  
脚本:楠野一郎  
音楽:リチャード・プリン
主題歌:秦 基博「Q & A」(オーガスタレコード/アリオラジャパン)
制作:オフィスクレッシェンド
企画/配給:松竹
(C)2015「天空の蜂」製作委員会 

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