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なら国際映画祭2024は9月20日から

 
「なら国際映画祭」は奈良の平城遷都1300年目となる2010年に、映画作家の河瀨直美をエグゼクティブディレクターに迎えて始まり、2年に1回開催される映画祭です。インターナショナルコンペティションをはじめ、NARA-wave学生映画コンペティションを軸に、「ユース映画制作ワークショップ」作品、また、なら国際映画祭オフィシャルパートナーであるベルリン国際映画祭ジェネレーション部門推薦作品、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア推薦短編作品など、魅力的な映画が集結し、実施いたします。
第8回目の開催となる「なら国際映画祭2024」は、9月20日(金)から9月23日(月・祝)までの4日間開催されます。
 
今回で第8回目となるインターナショナルコンペティションでは、世界各国から選ばれた珠玉の6作品が上映されます。世界中の若手作家から募った数々の作品群の中から、厳正な審査をくぐり抜けた名作ばかり。上映後には、監督本人が登壇する舞台挨拶も実施予定。 優れた作品には、審査員が選出する最高賞「ゴールデンSHIKA賞」や、観客が選ぶ「観客賞」などの栄誉が贈られ、クロージングセレモニーで発表されます。さらに、受賞者は次回の「NARAtive」の企画案を出す権利が与えられます。
 また、学生が手掛けた映画・映像作品を対象にしたコンペティション「NARA-wave(ナラウェイブ)」。今回は世界中の学生たちから数多くの応募があり、10作品が上映されることになりました。参加作品が「カンヌ国際映画祭」の学生部門にも参加するなど、「NARA-wave」にノミネートされる作品は、海外の映画祭からも評価されています。最高賞は「ゴールデンKOJIKA賞」。インターナショナルコンペティション同様に、受賞者は「NARAtive」の企画案を出す権利が与えられ、採用されれば次回「NARAtive」の映画監督に選ばれることになります。
 

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インターナショナルコンペティション

 
『サートゥ/ うさぎ年』
(英題: Satu -Year of the Rabbit)【UK、ラオス】
監督:ジョシュア・トリッグ / Joshua J F Trigg
17歳のボーは、ラオスの首都で虐待する父親から逃れ、フォトジャーナリズムのキャリアを追い 求める。無一文の彼女は、田舎の寺院に身を寄せ、そこで若い仏教徒の孤児サートゥと出会う。友達になった二人だが、サートゥは母親を探したいという願いを語る。ボーが物語を伝えたいという思いと、サートゥの好奇心に駆られ、二人はラオスの豊かな熱帯の風景を巡りながら、答えと自己発見を求めて旅を続ける。
 
『失った時間』
(英題: Borrowed Time)【中国】
監督:ツァイ・ジエ / Choy Ji
夏の終わりに台風が迫る中、ティンの結婚式が近づいてくる。母親に促されて、ティンは広州から香港へ向かい、20 年間行方不明の父親を探し始める。旅の途中で、ティンは過去の曖昧な記憶が蘇る。予期せぬ出会いがティンに家族の真実を明らかにさせる。ティンは昔の友人ユウセンと 再会し、一緒にユウセンの家で夜を過ごす。二人はまるで夢の中にいるかのように感じながら、失われた時間を探し求める。
 
『鳥かごは鳥を探す』
(英題: The Cage is Looking for a Bird)【フランス、ロシア】
監督:マリカ・ムサエヴァ / Malika Musaeva
チェチェンの小さな村で、ヤハは親しい友人であるマディナと日々を過ごしている。二人の少女は卒業後、家を離れて現実の世界へと踏み出し、自分たちで選ぶ人生を送りたいと夢見ている。
チェチェンの女性たちが自身の自由と自分の人生を生きる権利を守ろうとする物語を描く監督デビュー作。
 
『パーマネント・ピクチャー』
(英題: The Permanent Picture)【スペイン、フランス】
監督:ラウラ・フェレス / Laura Ferrés
スペイン南部の田舎で、10代の母親であるアントニアが真夜中に姿を消す。50 年後、遠く 離れた北の地で、内向的なキャスティングディレクター、カルメンは新しい街に来た人々が持つ記憶を聞き出そうと出会いを求める。そんな彼女の探求の中で、カルメンはアントニアに出会うが、アントニアの衝動的な行動がカルメンの孤独に割り込んでくる。時間がすべての傷を癒すと言ったのは誰なのか?
 
『催眠』
(英題: The Hypnosis) 【スウェーデン、ノルウェー、フランス】
監督:アーネスト・デ・ギア / Ernst De Geer
アンドレとヴェラは若い起業家カップル。彼らは、女性向けの健康アプリを権威あるコンペティションでピッチする機会を得る。その前に、ヴェラは禁煙のために催眠療法を試みる。そこから彼女の態度が変わり始め、アンドレも予想外の行動を取るようになる。
 
『ハートレス』
(英題: Heartless) 【ブラジル】
監督:ナラ・ノルマンデ、ティアオ / Nara Normande, Tião
1996年夏、ブラジル北東部の海岸。タマラは、勉強のためにブラジリアへ出発する前に、 住んでいる漁村で最後の数週間を楽しんでいる。ある日、彼女は胸に傷跡があることから 「ハートレス」と呼ばれるティーンエイジャーの話を耳にする。夏が過ぎるにつれ、タマラはこの謎めいた少女にますます強く惹かれていく。
 

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NARA-wave 学生映画コンペティション

 
『白内障』
(英題:Cataract) 【ポーランド】
監督:ルーカス・イヴァニクツ / Łukasz Iwanicz(所属校:Warsaw Film School)
 
『よく見れば星』
(英題: Signs) 【日本】
監督:森三春 / Miharu Mori(所属校:東京藝術大学大学院)
 
『葉っぱのささやき』
(英題: Whispering in the Leaves) 【カナダ】
監督:ラブリーン・フンジャン / Luvleen Hunjan(所属校:Toronto Metropolitan University)
 
『砂時計』
(英題: KISS) 【日本】
監督:チン・ジョキン / CHEN SHUXIN(所属校:東放学園映画専門学校)
 
『奇祭』
(英題: Kisai) 【日本】
監督:榊原滉 / Kou Sakakibara(所属校:早稲田大学)
 
『ヘイルストームに咲く花』
(英題: Flowers In A Hailstorm) 【インド】
監督:マハラシ・トゥヒン・カシップ / Maharshi Tuhin Kashyap(所属校:Satyajit Ray Film And Television Institute, Kolkata)
 
『忘れたものだけが新しい』
(英題: Only the Forgotten is New) 【ドイツ】
監督:モナ・シーア / Mona Schier(所属校:Breda University of Applied Sciences)
 
『枯葉は川をくだる』
(英題: Fallen Leaves Drifting Down) 【日本】
監督:チョウ・タクウ / 趙澤宇(ZEYU ZHAO)(所属校:ビジュアルアーツ専門学校)
 
『詩人』
(英題: POET) 【英国/中国】
監督:クン・サン / Kun Sun(所属校:London Film School)
 
『分離の予感』
(英題: Sense of Seperation) 【日本】
監督:カ・エイケツ / HE YINGJIE(所属校:武蔵野美術大学)
 

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「なら国際映画祭2024」開催概要

◆開催日:9月20日(金)〜9月23日(月・祝)
 9月20日(金)レッドカーペット& オープニングセレモニー
 9月23日(月・祝)クロージングセレモニー
◆場所:奈良市ならまちセンター市民ホール/多目的ホール
 奈良公園バスターミナルレクチャーホール
◆内 容:インターナショナル コンペティション/NARA-wave(学生映画コンペティション)ユースシネマプロジェクト/NARAtive/NARAtiveJr/特別招待作品
『なら国際映画祭2024』

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