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YIDFF 2025記者会見

 
認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭は、本日7月8日[火]に山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室で記者会見を行い、今秋10月9日[木]-16日[木]に開催する山形国際ドキュメンタリー映画祭2025(YIDFF 2025)の開催ポスターデザインならびに、インターナショナル・コンペティションのラインアップを発表しました。
YIDFF山形国際ドキュメンタリー映画祭2025_記者会見
 

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開催ポスターデザイン決定!!

「ドキュメンタリー映画」の本質を、 “積み石”で表現。
人々の目を引くようなインパクトのあるビジュアルを心がけて制作。

 
山形国際ドキュメンタリー映画祭の開催ポスターは、例年、東北芸術工科大学との連携のもとで作成されており、山形国際ドキュメンタリー映画祭2025の開催ポスターも、東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科の3年生66名の方々が制作に取り組んだ。そのうちの7作品について審査を行った結果、戸島楓子さんの作品を開催ポスターとして採用した。
山形国際ドキュメンタリー映画祭2025
戸島さんは、デザインコンセプトについて、「積み石はわずかな傾きや重なり方で形を変える、一瞬のかたち。ドキュメンタリー映画は、偶然と必然が交差する中で立ち上がる記録であり、常に崩れる可能性をはらみながらも、今しか残せない強い意志を映し出す。積み石の儚さや瞬間に宿る力がドキュメンタリー映画と重なったので、モチーフに選んだ。そこからインパクトのあるビジュアルにするために試行錯誤した。」と述べた。
YIDFF山形国際ドキュメンタリー映画祭2025_記者会見
また、加藤到理事長は、「このポスターは複数枚並べると石垣のように見える作りになっていて、1枚で見てもインパクトがあるが、横に繋いで掲示した時の展開がまた面白い」と補足した。
 

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インターナショナル・コンペ

 
インターナショナル・コンペティション ラインアップ発表!!
出身国、地域、年齢、キャリアなど、幅広い層の監督たちの作品が入選。
バラエティ豊かなラインアップ。

 
​インターナショナル・コンペティションは、1989年の映画祭開始以来、継続してきた本映画祭のメイン・プログラム。今回は、129の国と地域から1,318作品の応募があり、選考委員による厳正な選考の上、15作品が選出された。
YIDFF山形国際ドキュメンタリー映画祭2025_記者会見
まず今回の注目ポイントは、監督の出身国や地域が非常に多様であること。特にカリブ諸島(フランス海外県)グアドループ出身のマロリー・エロワ・ペイズリー監督による『彷徨う者たち』は、初長編監督作品であり、制作国としても本コンペティション入選は初めてとなる。またコンゴ民主共和国出身のネルソン・マケンゴ監督による初長編監督作『終わりなき夜』や、ベラルーシ出身のアナスタシア・ミロシュニチェンコ監督による『ずっと一緒に』など、今回は、監督の出身国・地域が、カリブ諸島、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、南北アメリカ、アジアに広がっている。東アジアからは、日本、台湾、香港出身監督の作品が入選したが、そのうち、日本人監督の作品が、2017年以来8年ぶりに2本入選。劇映画で注目を集める清原惟監督が、個人的記憶の普遍的な継承を試みた実験的作品『A Window of Memories』と、再開発により変貌する大阪市西成区の路上で人々の話を記録した『Ich war, ich bin, ich werde sein!』[読み:イッヒ・ヴァール、イッヒ・ビン、イッヒ・ヴェーデ・ザイン](板倉善之監督)だ。
また若手からベテランまで幅広い年齢層と異なるキャリアを持つ監督の作品が入選したことも今回の注目ポイントの一つ。若い世代による初長編作品は、前述のペイズリー監督、マケンゴ監督の2作品を含む合計4作品が入選。一方ベテラン監督たちによる最新作も4作品が入選。前回の本コンペティション入選作品『東部戦線』を共同監督したウクライナ出身のヴィタリー・マンスキー監督作で戦時下の故郷リヴィウの日常を描いた『標的までの時間』、ダマスカス生まれでヨーロッパに拠点を置く映像作家・美術家のアンマール・アルベイクが、ドイツの〈難民キャンプ〉の記憶を紐解く『トレパネーション』、チリの巨匠イグナシオ・アグエロ監督(『100人の子供たちが列車を待っている』(1988))による『亡き両親への手紙』、『駆け込み小屋』(2018)の蘇育賢(スー・ユーシェン)監督による『公園』だ。
 

加藤初代コメント

インターナショナル・コンペティション コーディネーター
今年も映画祭には監督が大勢参加なさることと思います。これまで以上に多様な作品・作家の声に出会える機会となると思いますので、多くの方にご来場いただければありがたいです。※映画祭には「インターナショナル・コンペティション」と「アジア千波万波」の2つのコンペティション部門がある。現在予備選考中のアジア千波万波部門上映作品は8月上旬頃発表予定。
 

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YIDFF 2025 インターナショナル・コンペティション

 
日泰食堂 監督:フランキー・シン/台湾、香港、フランス/2024/83分(*初)
ダイレクト・アクション 監督:ギヨーム・カイヨー、ベン・ラッセル/ドイツ、フランス/2024/212分
彷徨う者たち 監督:マロリー・エロワ・ペイズリー/フランス、グアドループ/2024/93分(*初)
Ich war, ich bin, ich werde sein! 監督:板倉善之/日本/2025/100分
亡き両親への手紙 監督:イグナシオ・アグエロ/チリ/2025/106分
愛しき人々 監督:タナ・ヒルベルト/チリ、ドイツ/2023/74分(*初)
公園 監督:蘇育賢(スー・ユーシェン)/台湾/2024/101分
終わりなき夜 監督:ネルソン・マケンゴ/コンゴ民主共和国、ベルギー、ドイツ、ブルキナファソ、カタール/2024/96分(*初)
季節 監督:モーレン・ファゼンデイロ/ポルトガル、フランス、オーストリア、スペイン/2025/83分
標的までの時間 監督:ヴィタリー・マンスキー/ラトビア、チェコ、ウクライナ/2025/179分
トレパネーション 監督:アンマール・アルベイク/シリア、フランス、ドイツ/2025/222分
ずっと一緒に 監督:アナスタシア・ミロシュニチェンコ/フランス、ベルギー、オランダ/2025/96分
A Window of Memories 監督:清原惟/日本/2023/67分
ガザにてハサンと 監督:カマール・アルジャアファリー/パレスティナ、ドイツ、フランス、カタール/2025/106分
 
 
※(*初)は、初長編監督作品。
※インターナショナル・コンペティションの入選作品は全15作品。残りの1作品については後日発表。
※各作品の詳細はYIDFFウェブサイトをご参照ください。
https://www.yidff.jp/2025/program/25p1.html

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画像提供:山形国際ドキュメンタリー映画

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