第2回東京インディペンデント映画祭授賞式「次世代の映画監督を育成する」をモットーに、 新たなムーブメントを呼び起こす「夢のある映画祭」 として、昨年誕生した東京インディペンデント映画祭。 この度、5月21日(火)に第二回東京インディペンデント映画祭授賞式が行われ、292作品の応募の中から、授賞式ではグランプリ、準グランプリを発表しました。 第2回東京インディペンデント映画祭 授賞式 |
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藤井道人、綾野剛が祝福まず、受賞作品発表に先立ち、受賞は逃したが、最終ノミネートに選出された3作品が発表され、プレゼンターとして藤井道人、綾野剛が祝福した。 準グランプリ グランプリ 最後に総評最後に、審査員による総評が行われた。 菅井ひなの(映画祭キュレーター)は「全292作品の中から選ばれた皆様、本当におめでとうございます。全て楽しく拝見させていただきました。監督をはじめ映画に関わった皆様の熱い想いを非常に強く感じましたし、どの作品も違ったアプローチで素晴らしかったので審査の際も非常に難航しました。この度は本当におめでとうございました。」 オフィシャルライターのSYOは「最初出来上がったものに対して自分がどう思うかの基準で作品を選んでいましたが、他の審査員の方たちと話し合った時に“この監督と一緒に仕事をしたいかどうか”とおっしゃている方が多かった。日本の映画業界がさまざまな意味で変わっていかないといけないといわれている中でそういう視点で選ばれた方々であるので、今日お越しいただいた皆様に、この映画祭が日本の映画に関わろうとしている人たちの想いだと思って“楽しくね?”と思ってくれると嬉しいと思います。」 阿部雅人(松竹・プロデューサー)は「視覚や聴覚、さらには何か匂い立つようなものであったりと、そういった五感を刺激されながら、枠組みに関係なく面白い作品を作ろうという思いが全ての作品から感じられました。」 小出真佐樹(ロボット・プロデューサー) は「6作品どの作品も上映時間に関わらず長編に勝るとも劣らない作品の情報量とそこから荒立ってくるようなみなさんの演出の力を感じ、どの作品がグランプリになってもおかしくないと感じました。」 特別審査員の綾野剛は「”共に考え、共に学び、共に走ることができるとも思っています。”この先もどう未来を切り拓いていけるかを一緒に考えていきたいと思っていますので、そういったところも含めこの映画祭が豊かになっていきますよう。に心より願いを込めて。今日はありがとうございました。」とコメント。 審査員長の藤井道人は「6作品本当に票が割れたんですよね。昨年に比べ今回は2時間きっちり、何度も観て審査員の中でみんなが作品の好きなポイントをたくさんディスカッションをしました。そして、準グランプリに選ばれた2作品は、審査員の中でもすごくポイントが高くて、いますぐに獲りに行けるレベルだなと、僕たちが何もしなくても成功するだろうというような作品でした。グランプリを受賞した秋葉さんに関しては、高校生の頃から知っていて、ノミネート作品の中に彼の作品があったときに、やだなと思ったんです。やっぱり同じ目線で見れないし、彼には厳しい目線で育てたい、育ってほしいと思っていたので。ただやっぱり映像を見たときに、「彼は持っているな」と思いました。6作品の中では映像のクオリティーは良くないし、無茶苦茶なことをやっているし。ただ、彼をフックアップできる映画祭でいないと僕たちはカッコ悪い大人になってしまうかもしれないという気持ちになりました。荒削りのものを閉じ込めたらプロになれるのではなくて、そこを伸ばすからみんなに見てもらえる映画監督になれるんじゃないかと信じたい。そういう意味で、僕たちはサポートするという立場にふさわしいのは『東京逃避行』なんじゃないかという思いで、決めさせていただきました。僕らも審査するという立場の上でとても勉強になりました。」と総評し、授賞式は幕を閉じました。 |
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<グランプリ・準グランプリ>◆『東京逃避行』 秋葉恋監督(グランプリ) ◆『ゴミ屑と花』大黒友也監督(準グランプリ) ◆『スマホの中のエイリアン』川中玄貴監督(準グランプリ) 詳細は下記よりご確認ください。 本映画祭では、次世代監督の育成スカラシップとして、グランプリ、準グランプリ受賞三作品監督には、当映画祭審査委員長、藤井道人を擁するBABEL LABELのサポートを受け、株式会社AbemaTVから300万円の製作費支援のもと、自身の企画の短編映画を映像化する機会が与えられます。また、この三作品は、完成後「ABEMA」にて独占配信される予定です。さらに、東京オフラインセンターより副賞として、エントリーされた皆様全員に、東京オフラインセンターの機材レンタル・ 作業 ・ オフライン編集室の貸し出しなど、5万円分の利用クーポン券が送られます!(*利用条件あり)作品募集期間は2022年8月3日(水)〜11月30日(水)。 |