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下北沢出身監督が仕掛ける

700馬力のアメ車が下北沢を爆走!?
下北沢出身監督が仕掛ける、予測不能の貧困青春爆走コメディ!
映画『シモキタブレイザー』が2月16日(金)にヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国ロードショーとなります。
『シモキタブレイザー』

この度、主演を務めた佐藤嘉寿人と赤名竜乃介のオフィシャルインタビューが到着しましたので、ご紹介。

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佐藤嘉寿人と赤名竜乃介インタビュー

Q.脚本を読んだ感想を聞かせください

佐藤 初めて脚本を読んだ時はちょっと重たい話かなと思っていました。若者がお金がなくて自分の愛犬が病気になっちゃって、闇バイトに手を染めていくっていう社会派のシリアスな話なのかなと思ってたんですけど、衣装合わせで監督に「これはコメディだよ」って言われて、そこから脚本の読み方が一気にガラッと変わりました。

赤名 僕も第一印象は同じイメージでした。闇バイトってまあ正直僕にはあんまり親近感のあるものではなくて、最初は別世界の話のように感じていました。でもその時期に結構そういうニュースというか、それこそちょうど撮影のタイミングに銀座で闇バイトが宝石店強盗ってニュースもあって、その時から意外と身近に感じられるようになりました。その中で台本を読み返して、今作を観た人に今のリアルというか、お金がなくて困っている子たちが闇バイトに手を出しちゃう、そういうリアルさとか生々しさは届けられるのかなっていうのが第一印象でした。

Q.自身の演じたキャラクターに関して教えていただけますか?

佐藤 ちょうど僕自身が新たな道に進んだタイミングでもあって、僕にとって俳優として再スタート1本目の作品だったんですけど、台本読んでKENに入りこめたというか、その心境に自分もすごく近かったのでその思いをそのまま乗せて目の前で起きることに必死に生きていくKENの姿を意識して演じました。

赤名 逆に、僕とSMOKYってかなり違うと思うんですよ。似ている部分あまりないんです。ちょっと世の中を舐めているなと。でもその中で自分が持った芯っていうか、舐めてるなりにプライドがあるんだと台本を読んで気がつきました。
熱を入れた部分で言うと、撮影入るまでにレゲエに触れたことがなかったんで、まず「ボブ・マーリー」を聞いてみたりとか、そういう小さなことから触れていこうかなっていうのを撮影前にすごい意識しました。

Q.今作は闇バイトについて触れています

赤名 先ほども述べましたけど、世の中を舐めてるってところも理由としてあるのかなって。お金を稼ぐことって楽なことじゃないけど、しんどい思いはしたくないからとりあえず、多少リスクを負ってでも楽して稼ごうっていう考えの若者がいるのも事実かなって。それは良くないなって思いつつもその人にも色んな理由があるとは思いますけど。

佐藤 SNSが普及しているのですごく闇バイトっていうのが身近になってしまった部分ありますね。X(旧:Twitter)でもそういうのあるし、スマホ1つあればできる世の中になってしまったっていうのが1つ原因でもあると思います。だからってじゃあ自分が何ができるかとかそんな大層なことは政治家でもないし難しくて、でも考えることはできるかなって。本作を通じて一人でも多くの人がそれについて考えるようになればいいなと思います。

赤名 仮に親しい仲間が闇バイトに手を出してしまった時に、知識があればちょっとでも止められるんじゃないかなって思います。考えることはやめちゃダメなのかなっていうのはすごい感じますね。

Q.今作ではKENはタトゥーアーティストの設定ですが、タトゥーに嫌悪感を抱く方が世間にはいらっしゃるかと思います。

佐藤 個人的にはその考え方がもう古くなってきたんじゃないかなっては思います。
実際に撮影期間中ずっとそのタトゥーシールをしてる状態で生活してたんですけど、僕に対する接し方が全く違うことに気づきましたね。店員さんだったり、話す人がある意味すごく優しかった。やっぱり威圧感があるんでしょうね。周りからどんな人なんだろうっていう目でも見られていたのかなってすごく感じました。なんかいつもとは違う視線を撮影期間中すごく感じていたんです。それはすごく不思議な感覚でした。

赤名 個人的には別に小さいことだから気にしなくてもいいんじゃないかなっていうのは少しあります。でも僕はアメリカ留学を少ししていたんですが、日本で生活するのであれば多少生きづらくなるだろうなとは思いますね。

Q.これから今作を観ていただいた方々に対してメッセージをお願いします。

佐藤 人それぞれこの作品に込められているメッセージ的な部分の受け取り方って結構違うのかなと思うんですけど、すごくハッピーになる人もいれば、闇バイトでこういうこともあるんだとか、必死にこの若者がお金がない中で生きていく姿に感動する人がいたりと本当に受け取り方は様々だと思います。それを一つでも感じ取っていただけたら僕らもすごく嬉しいです。
この『シモキタブレイザー』という下北沢を題材にしてる作品で、もっともっと世界にシモキタを流行らせていけたらいいなというのと、是非『シモキタブレイザー2』もやりたいなと思います!

赤名 本当に今、佐藤君が言った通り現在を感じれる部分がある作品ですし、なんといってもコメディーなので2回目3回目と観る度に笑いのポイントが全然違って見れる部分もあると思います。ぜひ何度も劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。それが本当に『2』につながって、また続編を皆さんにお届けできたら僕達ももっともっと嬉しいですし、この作品の面白さが世に届けられたらいいなと思います。

『シモキタブレイザー』

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『シモキタブレイザー』

2月16日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国ロードショー

公式HP:
https://shimokita-blazer.com/

公式X:
@KozoAndo_film 

公式instagram:
@shimokita_blazer/

不景気続きの現実を吹っ飛ばす、爽快痛快クライムエンターテインメントが今、始まる!
本作は、2022年『灰色の壁大宮ノトーリアス』にて元暴走族による孤高の復讐劇を描いた安藤光造監督が、自身の生まれ故郷である下北沢を題材にしたノンスップドタバタクライムコメディ!

主人公のKENを演じるのは、元VOYZ BOYのメンバーで、映画『東京リベンジャーズ 血のハロウィン編』に出演した新進気鋭の新人、佐藤嘉寿人。KENのパートナーであるSMOKYを演じるのは、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー‼」シリーズなど、舞台や映画などで活動の幅を広げている赤名竜乃介。主演の佐藤と赤名はVOYZ BOYにて同じ時を過ごしていた時期もあり息の合った掛け合いをみせてくれる。さらに「ヲタクに恋は難しい」に出演、振り付けアシスタントを担当した青木謙がBUZZ役で出演するとともに本作の振り付けも手がける。ゲスト出演として安藤組常連の元HKT48の兒玉遥、舞台「おそ松さんon STAGE 〜SIX MEN’S SHOW TIME〜」にてヒロイン役を勤め上げるなど活躍の場を広げるグラビア出身の出口亜梨沙、歌手としてB’z稲葉浩志プロデュースでオリコンチャートインする経験ももつ「東京演劇道場」(野田秀樹主催)のメンバー浦彩恵子、実力派俳優のモロ師岡に加え、TikTokではフォロワー400万人越えでZ世代に絶大な人気を誇るりゅうと、元WBAスーパー・WBC世界ライトフライ級統一王者寺地拳四朗までもが殴り込みをかける。さらには、フォード・GT40、ランボルギーニアヴェンタドール、マクラーレン750など車ファンの目を釘付けにする往年の名車がスクリーンを駆け抜ける!

物語・・・
タトゥーアーティストKEN(佐藤嘉寿人)は、相棒であるSMOKY(赤名竜乃介)が栽培する大麻を街で販売し、やっとの思いで生活していた。ある日、愛犬ブービーの異変に気付き、急いで病院に駆け込む。獣医に診断してもらうが、悪性の腫瘍が見つかり高額の手術代を提示される。手術代を稼ぐために二人がなんとかたどり着いたのは、ネットで見つけた闇バイトだった。同じく集められたBUZZ(青木謙)とSNOW(倉冨なおと)とともに、向かった先は宝石店。やけくその宝石強盗のバイトの最中、KENはインテリアのレコードが気に入り、宝石とともに盗んでしまう。何の気なしに盗んだレコードだったが、それは時価数億円を軽く超える伝説のレコード「シモキタブレイザー」だった。
「シモキタブレイザー」をめぐり、宝石店の極悪オーナーゴンダ(佐藤タダヤス)、さらにはシモキタ署の刑事JINBEE(伊藤慶徳)、猫田(兒玉遥)らまでもが動き出す…。
シモキタブレイザー

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佐藤嘉寿人
赤名竜乃介 青木謙 倉冨なおと
伊藤慶徳 佐藤タダヤス 浦彩恵子 チャンス大城 りゅうと 寺地拳四朗 /モロ師岡
兒玉遥 出口亜梨沙 杉浦文紀 室田真宏 岡田地平 蟹江アサド 仁也 コネクリ先輩 謝花弘規 朝倉ここな
ルパン・J・葉山 宮瀬彩加 相馬理 青木崇史 渡辺健太

主題歌:「S・M・K・T」 安祖兄小屋次 / エンデイングテーマ「The thinkingtime」ELADYSUN

監督:安藤光造
脚本:賀々贒三・安祖兄小屋次 撮影:野村次郎 照明:溝渕健二 録音:飴田秀彦 助監督:躰中洋蔵
美術:佐々木記貴 衣装:林 万里衣 ヘアメイク:征矢杏子 編集:水野翔斗・安祖兄小屋次
アクション:伊藤啓太 カーアクション監督:安祖兄小屋次 音楽:小河原秀作・安祖兄小屋次 音響効果:臼井 勝
コプロデューサー:田辺眞一 キャスティング:川口真五
企画・製作:株式会社モンキースパイス  協力:長谷川トラストグループ 配給:アルバトロス・フィルム
2023年/日本映画/日本語/71分/16:9/PG12 

©︎ 2023 MONKEYSPICE.INC

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