完成報告会見イベント東映配給にて、日本中で愛される時代劇「忠臣蔵」をベースに“身代わり”という斬新なアイディアが加わり生み出された、時代劇ヒットメーカー・土橋章宏著の小説「身代わり忠臣蔵」を、主演にムロツヨシを迎えて映画化!映画『身代わり忠臣蔵』が、2024年2月9日に公開となります。 そして・・・ 赤穂浪士が吉良邸に討ち入りを果たした日であり、【忠臣蔵の日】として制定されている12月14日に |
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ムロツヨシ、永山瑛太ら登壇マスコミだけが集まった会場を見渡し、ムロは「一般のお客様がいて実力を発揮できるタイプなので…今お芝居よりも緊張して挑んでおります(笑)どんな状況でも100点を目指して頑張ります!全力で空回りをお届けしたいと思います!」と会場を沸かせた。 永山は「今日はよろしくお願いします」と挨拶すると、永山が前日12月13日にお誕生日だったため、ムロから「お誕生日おめでとうございます!」とお祝いされ、温かい拍手が送られた。 まずは本作の企画の成り立ちについて、原作者の土橋は「忠臣蔵は日本の代表的なコンテンツですが、現代の価値観で撮ったらどうなるのかと思った。若い世代では忠臣蔵自体を知らない方も多いので、誰が観てもわかる作品にしたかった。そして、赤穂側の視点の作品は多いが、今回は吉良側の視点でやろうと思った。いろんな見方ができるので、討ち入りは本当に避けることはできなかったのか、といろんな観点から探りたかった」と明かし、 原作を読んだときの印象を「斬新なアイディアで、新しい忠臣蔵が生まれるのではと期待した」と監督。 一方、永山は「多くの先輩方が重厚な作品を撮られてきた中で、今の時代に必要な作品なんじゃないかと思った。今のムロさんが確実に忠臣蔵に爪痕を残すなと思って。いい意味でも悪い意味でも…」とコメントすると、ムロから「絶対悪い方隠した方がいいって」と即ツッコミ。「チャレンジしていく、型を破っていく時代劇は面白い。現場でもムロさんのパワーが全開で、誰も止められないと思った。天才という言葉だけでは片付けられない、ムロさんの人間性が作品に映っていた」とムロを絶賛し、「映画では20年ぶりの共演だったので感慨深い部分もあったし、ムロツヨシという俳優がこの時代に必要なんだと思った」と共演への熱い想いが明かされた。 そして、劇中衣裳について触れ、中でも特殊殊メイクをしているムロは朝早い準備の苦労を語り、「次回はもう特殊メイクはしないと。次は剃ると言っていたんですが、大河でも特殊メイクすることになり、まさかの同じ特殊メイクチームの方がいらっしゃって…長い付き合いでした」と意外な縁を感じるエピソードも明かされた。 また、共演シーンで印象に残っていることを尋ねられると、永山は「ムロツヨシ、いいなって、心から何かが溢れそうなシーンがあった。2人で一緒にご飯食べに行っても、正面で向かい合うことがないので、そういう(向かい合って演じる)シーンが生まれたのは良かった」と話し、続いてムロも、「自分の正体や想いを明かすシーンも、お芝居という会話を成立させていくのが心地よくて印象に残ってます。20年前はどうやって生き延びるか相談し合っていたので、そういう想いものせられたシーンでした」とお互い感慨深く、共演シーンを振り返った。 最後、監督は「たくさんの方々に支えられた作品ですが、吉良・大石の2人のリーダーシップを描いた作品としても観ていただきたい。いかに吉良と赤穂の遺恨を収めるのか、ぜひ楽しんでください」、土橋は「こんな忠臣蔵は今まで見たことがないなと思います。みんなで作り上げた作品で、気楽にたくさんの方に観ていただきたい」とコメント。永山は「忠臣蔵のファンの方にとっては異色な作品かもしれないけど、こういった忠臣蔵もあったかもしれないと楽しめるかと思います。小学生でも観れると思うので幅広い世代の方々に大きなスクリーンで楽しんでいただきたい」、ムロは「今の時代に生きる人間として、メッセージを込めつつ笑いもあって、いろんな世代に観ていただきたい。笑ってよい時間を過ごしていただける自信がありますので、映画館で楽しんでいただきたいです」と締めくくり、イベントは幕を閉じました。 |
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『身代わり忠臣蔵』2024年2月9日全国ロードショー 映画公式HP: 映画公式Twitter: 映画公式Instagram: 大石内蔵助(おおいしくらのすけ)率いる忠義の赤穂浪士達が、亡き殿・浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の仇である吉良上野介(きらこうずけのすけ)への討入を成し遂げ、見事な最後を迎える胸熱の国民的時代劇「忠臣蔵」が、新たな登場人物と共に、令和の時代に蘇る!『超高速!参勤交代』(14)や『引っ越し大名!』(19)を生み出した、本作の原作者であり時代劇ヒットメーカー土橋章宏を脚本に迎え、『総理の夫』(21)、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦』(21)の河合勇人監督とタッグを組み、時代劇映画を脈々と生み出し続けてきた、時代劇のプロフェッショナル達が集う東映京都撮影所が製作した。 主人公・吉良孝証(きらたかあき)とその兄・吉良上野介を演じるのは、実力派俳優ムロツヨシ。今まで、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(17)や『新解釈・日本史』(14)、大河ドラマ『どうする家康』(23)など数々の時代劇作品に出演しているが、2役に挑むのは今作が初。性格が真逆の兄弟を巧みに演じ分け、時に皆が怖がる存在として威圧的に、もう一方では明るく熱く演じる。また、プライベートでもムロツヨシと親交が深く、映画としては20年ぶりの共演となる、永山瑛太が相手役・大石内蔵助として参戦!大河ドラマ『西郷どん』(18)や『幕末相棒伝』(22)など様々な時代劇作品に出演してきたが、今作では「忠臣蔵」の要でありムロと敵対する役どころを演じる。強力な布陣と共に、日本の伝統的な「忠臣蔵」のイメージを今新たに東映が塗り替える! 物語・・・ |
出演:ムロツヨシ 永山瑛太 川口春奈 林遣都 北村一輝 柄本明
寛一郎 森崎ウィン 本多力 星田英利 野波麻帆 尾上右近 橋本マナミ
板垣瑞生 廣瀬智紀 濱津隆之 加藤小夏 野村康太 入江甚儀
原作:土橋章宏「身代わり忠臣蔵」(幻冬舎文庫)
監督:河合勇人 脚本:土橋章宏
企画・プロデュース:橋本恵一
プロデューサー:森田美桜、福島一貴
製作:「身代わり忠臣蔵」製作委員会
製作プロダクション:東映京都撮影所
プロダクション協力:AOI Pro.
配給:東映
(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会