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監督及びキャストによる登壇付き上映

12月15日(金)より池袋シネマ・ロサにて公開がはじまります。
「心のありか」公開を記念して、監督及びキャストによる登壇付き上映を行います。

12月15日(金)19時上映回の上映終了後登壇者 上原三由樹監督 主演:及川奈央  
12月16日(土)11時上映回の上映終了後登壇者 上原三由樹監督 主演:及川奈央 

上原監督、及川奈央コメント

合せまして、公開初日に向け、上原監督、主演及川奈央よりコメントが届きました。

【及川奈央コメント】

約2年前に撮影したこの作品。上原監督の実体験をベースに、私自身もこの役同様40歳という節目を迎え、監督と細かくお話をさせて頂きながら等身大に近い自分で演じさせて頂きました。とはいえ、私には影の存在は見えませんが。ただ、何となく誰かに見守ってもらってるなぁと感じたり、そう信じていたい気持ちはあります。
身近な人の死についても、最近よく考えるようになりました。もう話すことは出来ないけど、あの日あの時どんな思いだったのか、残された側はその人の為に何が出来るのか。
家族、友人、仕事仲間、支えてくれている人、傍にいてくれる人が居るのは決して当たり前ではなく有り難い事。
この作品を見て大切な人のことを想っていただけたら幸せです。

【上原三由樹監督コメント】

女性って、どうしてこんなにも生きにくいんだろうと、常日頃思っています。とにかく日々大小様々な事件ばかり起こりませんか。それを一大事と思うのか、それが日常と思って流すのかで、人それぞれですが、心が毛羽立ちそうなときに、自分の中にそっと寄りかかれる存在があるといいなと思っていたことが、話のきっかけです。
この作品にご出演いただいた及川奈央さんは、役とちょうど同じ年齢でした。自然体でありながら、じっくりと脚本に向き合い、主人公を演じていただきました。たくさんの意見交換をしながら撮影できたこと、こんな素晴らしい役者の方々とご一緒できたことに感謝しています。年末の賑やかさの中で、小さな小さな“ともし火”ですが、灯りがついている映画がここにあることを知っていただけたら幸いです。

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監督Profile

上原三由樹 (うえはらみゆき)

静岡県伊東市出身 2008年伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞グランプリ受賞後、映画制作を開始。
劇場映画『ソウル・フラワー・トレイン』(2013) 『ねこにみかん』(2014) 『逢瀬』(2013)『砂山』(2013)『三十路女はロマンチックな夢をみるか』(2018)等の脚本を担当。

●脚本参加作品
『ソウル・フラワー・トレイン』(2013)監督 西尾孔志
『ねこにみかん』(2014)監督 戸田彬弘 
『逢瀬』(2013)監督 金子雅和 うえだ城下町映画祭で大賞を受賞
『砂山』(2013)監督 松蔭浩之 現代美術家 会田誠主演
『三十路女はロマンチックな夢をみるか』(2018)監督 山岸謙太郎 
『ギュッと』Little Glee Monster(MV) 監督 篠原哲雄
『TODOKU YO-NA』(2023公開予定)監督 川原康臣 
『水の中で深呼吸』(2024公開予定)監督 安井祥二

●監督作品
『ひょうたんから粉』
福井映画祭入賞(2010)清水映画祭監督賞受賞(2010)
『初キス』(2011)映画太郎参加作品
『口腔盗聴器』(2012)
韓国 プチョン国際ファンタスティック映画祭 招待(2013)  “must see”選出
福井映画祭審査員特別賞受賞(2012)、あいち国際女性映画祭入賞(2012)、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 招待(2013)
『雑音』(2013)
Skip City国際Dシネマ映画祭 入賞 (2013)
『父ごころ』(2020)
 ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2021 コンペ最終選出
『球(たま)と化け猫』 (2022)監督 上原三由樹 ゆうばりファンタスティック国際映画祭2022招待作品

●プロデュース作品
 ・ドキュメンタリー映画「Yokosuka1953」監督 木川剛志 下北沢映画祭2021 観客賞受賞 、門真映画祭2021地域創生賞受賞、東京ドキュメンタリー映画祭 2021 グランプリ受賞

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『心のありか』

公式X:
@eigakokoari

本作の公開は、池袋シネマ・ロサにて、2023年12月15日(金)~12月28日(木)2024年にかけて全国順次公開となります。
劇場:池袋シネマ・ロサ

【イントロダクション】
40代女性をヒロインにすえ友だち同士の絆とリアルな日常がみずみずしく描かれる。盟友ともいえる友人の死をきっかけにヒロインの喪失と再生が、日々を重ねる彼女の毎日を丁寧に紡いで静かに描かれ、観る者の心を包み込む思いやりに満ち溢れた佳作の待望の劇場公開。
何気ない気遣いで彼女を支えるパートナーは、ありのままの自分を認めてくれる大切な存在であると次第に気付くヒロインの繊細な心模様をまさにはまり役の及川奈央がナチュラルに演じる。
大切な人が自分のために淹れてくれる一杯のコーヒー、きんぴらを調理して人のためにタッパーに作り置き、日常に潜むさりげないやさしさの数々に、ささくれそうな心がいつしか癒される。そんな大切なことに改めて気付かされる珠玉の掌編が本作品である。

監督・脚本は2008年伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞グランプリ受賞後、映画制作に携わる上原三由樹。以下の作品で脚本を執筆。『ソウル・フラワー・トレイン』(2013) 『ねこにみかん』(2014) 『逢瀬』(2013)『三十路女はロマンチックな夢をみるか』(2018)、プロデューサー作品として『Yokosuka 1953』(2022)等、精力的に映画制作を行う。
ヒロイン坂井郁子に映像作品や舞台でも活躍する及川奈央。彼女を支える男性として田代雄大を演じる鳥谷宏之(「リップヴァンウィンクルの花嫁」)。郁子の親友妙子役にたんぽぽの川村エミコが女優としても存在感を発揮。 郁子に憧れる後輩、萌美を2024年大河ドラマ 「光る君へ」が期待される野村麻純が演じ、妙子の息子耕三役には躍進目覚ましい佐久本宝(「ふたりのウルトラマン」「怒り」)が瑞々しい演技を披露。
撮影は『三尺魂』『サイレン』の八重樫肇春、音楽は『あぜ道のダンディ』『なんのちゃんの第二次世界大戦』『ナポレオンと私』の今村左悶が務める。

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2023 / 日本 / 56分 /PG12
CAST
及川奈央 鳥谷宏之川村エミコ 野村麻純 佐久本宝 杉本凌士 浅野雅博 土田英生米田敬 三浦萌 渡会久美子 吉田芽吹 高森由里子
STAFF監督・脚本 上原三由樹 監督補 佐藤美智子撮影 八重樫肇春 照明 山口峰寛 録音 Koty 美術 田中千晴
ヘアメイク 堀奈津子 衣装制作 後藤梨沙子 北邑百葉 車両 米田敬 キャスティング 山根正之助監督 松岡寛 助監督・小道具 赤羽健太郎 撮影助手 坪沼大輔 山崎拓海 
照明助手 塩野谷明 編集 田巻源太 MA 吉方淳二 音楽 今村左悶アシスタントプロデューサー 三澤由紀子 プロデューサー 西田みゆき制作 株式会社withMYU
宣伝・配給 ACRAFT 恋のや 
配給:揚力 シネメディア
ⒸMiyuki Uehara

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