内藤瑛亮監督『毒娘』『ミスミソウ』『許された子どもたち』の内藤瑛亮監督最新作『毒娘』(どくむすめ)が、2024年春より新宿バルト9他にて劇場公開されることが決定しました。 佐津川愛美が謎の少女<ちーちゃん>と対峙する母親、萩乃(はぎの)役として、主演を務めています。 そして「悪の華」「血の轍」の漫画家・押見修造が本作のキャラクターデザインを担当。さらに映画と連動した押見によるオリジナルストーリーが展開する漫画「ちーちゃん」が週刊ヤングマガジンにて2024年より連載開始することも決定しました。 その少女<ちーちゃん>。 オリジナル脚本によるホラームービーである本作を手掛けたのは、『ミスミソウ』や『許された子どもたち』など十代の子どもたちの生きづらさとその中でのサバイバルを、時に鮮烈に時に痛切さをもって描いてきた俊英・内藤瑛亮監督。エンタメ性と社会性を両立し、煽情的なだけでなく現代日本の抱えた病理に食い込みながら描くその手法は国内外で高く評価されてきた。本作では、2011 年にインターネットの匿名掲示板で話題となった、ある新婚家族の出来事をモチーフとして、十代の女の子と新しく家族となる継母の関係を軸に、謎の少女と家族の壮絶な争いを描いている。 |
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佐津川愛美が主演ジャンルを問わず多彩な役柄で観客を魅了してきた実力派俳優・佐津川愛美が主演を果たし、無邪気な悪意に満ちた少女ちーちゃんに立ち向かう主人公・萩乃を繊細かつ力強く演じきっている。 佐津川愛美コメント内藤監督の作品は個人的には苦手な系統のはずなのに、どうしても気になっていつも観てしまう、そんな存在でした。 |
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“毒娘”ちーちゃんのキャラクターそして“毒娘”ちーちゃんのキャラクターデザインを担当したのは、「悪の華」「血の轍」など思春期に芽生える少年少女の暗部を徹底的に描き出すことで知られるカリスマ漫画家・押見修造。内藤監督の世界観に共鳴し、その特異な感性で描かれたキャラクターが、どう具現化されているのかも本作の見所となっている。 押見修造コメント お話をいただいた時、すぐにやりたいと思いました。実写映画のキャラクターデザインという、初めての仕事に対する興味とともに、何より内藤監督と仕事ができることにワクワクしました。 |
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『毒娘』2024年 春 新宿バルト9ほか全国公開 内藤瑛亮監督コメント「扉を開けると、うつぶせの娘の上に馬乗りになった少女が笑っていました」 あらすじその家で幸せになることは<ちーちゃん>が許さない。 |
主演:佐津川愛美
監督:内藤瑛亮
ちーちゃんキャラクターデザイン:押見修造
脚本:内藤瑛亮 松久育紀 音楽:有田尚史
製作:キングレコード、クロックワークス
配給:クロックワークス