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監督:荒井晴彦x主演:綾野剛

監督:荒井晴彦が、主演に綾野剛、共演に柄本佑、さとうほなみを迎えた映画『花腐し』は、11月10日に公開となります。
『花腐し』
荒井晴彦監督『花腐し』
荒井晴彦監督『花腐し』

著名人10名から絶賛コメント

この度、阪本順治監督や、城定秀夫監督、根岸吉太郎ら映画監督や、女優の片山友希、北香那、田中麗奈、俳優の中島歩、瀧内公美、女優・作家・歌手の中江有里、作家の鈴木涼美ら総勢10名の著名人から絶賛コメントが到着しましたのでご紹介!(五十音順)

★片山友希(女優)
いつもボソボソ喋る彼のお茶目な一面を見た時彼女は彼のこういう所が好きだったんだと思った。
「性と死」遠くにあるようでそれは隣り合わせだと確信した。最後のシーンを観て私は号泣しました。

★北香那(女優)
人生の色を失った男たちと、かつての彼女の生命力がモノクロとカラーの世界観と重なりその対比にすっかり心を奪われました。
泣けて笑えて、感情の豪雨に抗えない!
最高傑作を観ました。

★阪本順治(映画監督)
デカダンなのに、こんなにも刺激的で、驚くばかりだった。美しい余韻が、いまも心に響く。これは、模倣の反復をくりかえすいまの表現者に対する、荒井晴彦監督からの手厳しい警告だ。その作法は、もう天才の域です。

★城定秀夫(映画監督)
かつて自分はこの場所にいた。多くの人が去り、ダメになり、亡くなったが、それでも皆、映画を撮ろうとしていた。この腐臭まみれの青春たちは、確かに、そこにあったのだ。

★鈴木涼美(作家)
高度成長期に建てられたアパートも、ピンク映画も、かつて愛した恋人との関係も、もうすぐ消えることは明らかで、ただゆっくり腐りゆくのを見ているしかない。それでも完全に朽ち果てる直前、強烈な光を放つのだとしたら、本作がまさにその煌めきだと思った。

★瀧内公美(俳優)
卯の花を腐らせる長雨。
その雨の、澱んだ水溜りに吸い寄せられた木屑のように、彼女の人生は儚いと思った。
そして雨は今でも続いている。
五月雨のやむ日がいつか来ることを同じ木屑のわたしは願う。

★田中麗奈(女優)
思い出にされる女は良い女ですか、、、、?
とちょっと強めに言ってみる。
文学的哀愁のある、魅力的な映画でした、、。
でもなんだか女としては
悔しいんですけどね。

★中江有里(女優、作家、歌手)
フィクションに魅せられた男たちと、他人になりたがる女の、遅れてきた青春物語。
夢の果ては残酷で美しい。

★中島歩(俳優)
映画に関わる俳優の僕には赤面してしまうような光景や言葉に気づいたら魅了されていました。それととてもきれいな雨のショットを覚えています。

★根岸吉太郎(映画監督)
荒井晴彦は性と個人史を映画という場を借りて追求してきた。日本の私小説がダメ男の系譜なら、この私映画はダブルのダメ男で虚構から現実を照射した。

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『花腐し』

11月10日(金)テアトル新宿ほか全国公開

公式HP:
hanakutashi.com 

X:Twitter:
@Hanakutashi1110

ふたりの男とひとりの女が織りなす湿度の高い男女の物語
荒井晴彦が、『火口のふたり』(19)に続く自身4作目の監督作品として選んだ本作は、芥川賞受賞の松浦寿輝による同名小説に“ピンク映画へのレクイエム”という荒井ならではのモチーフを大胆に取り込み、原作の“超訳”に挑んだ意欲作で日本映画史に残ること必至!切なくも純粋な愛の物語にどうぞご期待ください。

物語・・・

斜陽の一途にあるピンク映画業界。
栩谷は監督だが、もう5年も映画を撮れていない。梅雨のある日、栩谷は大家から、とあるアパートの住人への立ち退き交渉を頼まれる。その男・伊関は、かつてシナリオを書いていた。映画を夢見たふたりの男の人生は、ある女優との奇縁によって交錯していく。
『花腐し』

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出演:綾野 剛 柄本 佑 さとうほなみ 
吉岡睦雄、川瀬陽太、MINAMO、Nia、マキタスポーツ、山崎ハコ、赤座美代子/奥田瑛二
監督:荒井晴彦 
原作:松浦寿輝『花腐し』(講談社文庫) 
脚本:荒井晴彦 中野太

製作:東映ビデオ、バップ、アークエンタテインメント 
制作プロダクション:アークエンタテインメント 
配給:東映ビデオ 
2023年/日本/137分/5.1ch/ビスタ/モノクロ・カラー/デジタル R18+
©2023「花腐し」製作委員会 

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